天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

2014年を振り返って

1年の振り返りエントリを書くにあたって、この1年に書いたブログの記事に加え、TaskChuteのログやTaskumaのログを読み返しました。昨年までと比べるとなんとも膨大で、とても1日では終わらず、ぎりぎりになってしまいました。来年は、もう少しこれ自体何とかしたいです(汗)。

さて、2014年を始めるにあたっては、タスク管理システムを再構築したい、ということを宣言しています。

2013年の振り返りがあまり上手くできなかったこともあり、ささやかな?年間目標になっていたようですね。

で、私にしては膨大な記録を振り返っての2014年としては、

  1. タスク管理システムを構築した

  2. 「書くこと」について考え、実行した

  3. 仕事の範囲が法務にも広がった

ということになろうかと思います。以下、順に行きます。

1. タスク管理システムを構築した

自己流で開始したタスク管理システムの再構築ですが、その流れの中で、いくつかセミナーやイベントに参加しました。そして、スピードハック研究会(第13期)を受講したのが大きな転機となりました。

やはり、自分で書籍やネット上の情報を見ながら手探りで進めていくのに比べ、オンラインであっても講座として運営されているものをガイドとして進めていくのは大きな違いがありました。質問に答えてもらえるということ、自分があまり納得していないとしても、まず課題という形で手を動かす、実際にやってみることが要請されるので、そこからフィードバックを得て次に進むことができるということが大きかったと思います。

スピードハック研究会に参加したのが3月~5月の3ヶ月間で、その後1ヶ月継続しています。ざっくり言えば、2014年の前半はタスク管理システムを構築させること(=変化を起こすこと)を実行し、後半は、それを運用することに注力してきたと言えると思います。

タスク管理についてのまとめっぽいものは、以下のようなエントリに書きました。その後、変化していることもあれば、あまり変わっていないな、というところもあります。まだまだ完成にはほど遠く(完成したとしてもメンテナンスが必要なのは言うまでもありませんが)、やってみたいことも改善したいこともたくさんあります。

チェックリストの効用 - 知財渉外にて

できたこととできていないこと - 知財渉外にて

分解して読む - 知財渉外にて

記録の力 - 天職の舞台裏

ブースターとしての家事 - 天職の舞台裏

予定の参照情報はカレンダーに集約 - 天職の舞台裏

大きく変わったのは、なにしろ記録をするようになったことが一番で、次に、Evernoteの使い方がそれなりに回り出して、情報が集約され、迷いが少なくなってきたこと、さらには、予定についての参照情報をカレンダーにすべて集約させるようにしたこと、ではないかと思います。

記録の力

記録というのは、単純に見返すのが楽しいのだけど、溜まってくるとさらに楽しいし、自分の考えていたことを思い出すことができて刺激になります(というかそれまで忘れていてショックだったりするわけですが)。自分のブログを読み返すのは前から面白かったのだけれど、単純な一言コメントでも十分面白かったりするし、写真は記憶が刺激されてそれだけで意味があるということがやってみてようやく理解できました。

そういう点では、7月にiPhoneベースのTaskumaがリリースされたことがとても大きかったと思います。今年の1月始めにiPad miniを買い替えたのに加えて月末にはiPhoneまで導入した甲斐があったというものです(笑)。

Taskuma --TaskChute for iPhone

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Evernoteの運用

Evernoteについては、自由度が高すぎるせいか、使い方がまだ自分のなかで定まらないところがあってぐらぐらしていますが、それでも自分なりのルールを導入して試行錯誤することにより、ずいぶん使えてきている実感があります。今年になってから、情報を整理して取り出すこと、自分の頭の中にあることを整理して吐き出し、その置き場として集約させることは、意識してやってきました。まだまだ不十分だと思っていますので、Evernoteについては、来年も継続してチューンナップしていきたいと思っています。

参照情報の集約

具体的に効果が一番実感できているのは、予定にまつわる参照情報のカレンダー集約です。このおかげであとから探さなくてよくなり、それによって手戻りが発生したり、焦ったりして認知資源を消費しなくてよくなったのは、とても大きいです。安心して出かけられ、いつでも拠り所としてもどってくることができるのはとても重要なのだなと改めて思いました。

物理的なモノについては今後の課題

上記の「できたこととできていないこと」のエントリにも書きましたが、実体のあるモノについての状況は、5月末の時点から変わっていません。これは、来年の課題になります。重たいなぁ、と思うところが既に難なんですが。

2.「書くこと」について考え、実行した

タスク管理システムを構築していく中で、自分が書きたいことについても考えることが増えました。そして、年の後半、9月になってから、ブログの移転をしたいと思い立ったことが、さらに、「書くこと」について真剣に考える機会となり、このブログやメインブログに結実したと思います。

書きたい記事のコンセプトや届けたい人についてがかなりはっきりしたことで、メインブログを始めることができました。ブログのコンセプトについては、ここ1~2年悶々としてきたところがあるので、明快に結論が出せてよかったと思っています。

一方で、それによって、自分の中で妥協できないラインが上がってしまい、投入できる自分の認知資源との見合いで更新の頻度が下がっている現状があります。1エントリ5000文字を超えるあの分量は、一度に書くには週末に数時間を投入しないと難しく、12月は、書きたいネタがあるにもかかわらず、時間と自分の調子の両面で1本しか書くことができませんでした。

書くことについては、その手法(アウトライナーやEvernoteを使う方法など)と、構成の両面で考えることや参考にさせてもらったブログ・Tweetが多くあり、大変刺激に・勉強になった1年でした。これらに触発されて、6月からWRM、12月から結城メルマガの購読を始めました。どちらも大変ためになっていますし、楽しみにしています。

しっかり考えたエントリを書きたい、という強い思いがある一方、時間的・認知資源的に仕事にかなりの部分を捧げてしまっている現実がありますので、このバランスを取るというか、自分が書きたいことにどうやってリソースを確保していくのか、その環境をどうやって作っていくのかをもう少し考えていきたいと思っています。

3. 仕事の範囲が法務にも広がった

おそらく、最も激しい変化としては、これなのだろうと思います。6月に法務の新入社員を引き受け、7月に正式にレポートラインに入れ、後半の半年を駆けてきました。

仕事上で2014年はどういう年だったっけ?と思い返したときに、反射的に浮かんだのは、

今年も激動の年だった

でした。でも、すぐに、そういえば、この会社に入ってから激動でない年なんてなかったよな~、とほろ苦く思い返したのでした(苦笑)。

いずれにしても、隣接領域だといっても、横で見てぶーたれているのと、実際自分がその統括職になって責任を負うのとでは大きく違いました。

畑違いだからといって逃げたりしたくなかった、自分のフィールドの一部に加えたかった、という(身の程知らずの)希望(野望)を持っていたから、ということもあったと思います。いやはや、ひさしぶりにきつかったです。色々。おそらくは、現在のメンタル不調の大方は、ここに起因するんでしょう。仕方ありませんが、なんとか充実してきているので、このまま来年調子を上げていきたいところです。

心身の調子など

最近色々書き散らしているように、メンタルについては息切れして年の終わりを迎えているわけですが、記録を見返してみると、半分とまではいかないけど、3分の1くらいは「体調が今ひとつ」なコメントで占められていて、我ながら情けないなぁ、と思ったことでした。もう少し、強靱な心身を確保したい。

ダイエットは、測ることはとりあえず8月末から続けています。おかげで上昇基調には歯止めがかかりましたが、なかなか減少にもっていくことができずに年の瀬です。食べなければ体調もいいし、体重にも優しいんだけどな~。

肌断食

ブログには書いてきませんでしたが、9月に、いつも愛読しているコーチのブログで「肌断食」の本の紹介を読み、そのまま一連の肌断食に関する本を読んで実行に移しました。そこまでの強い思いがあったわけではなく、半信半疑なところもあったのであまり大きく書かずに来たのですが、冬に入っても特に支障はなく、調子はいいくらいなので、おそらく大丈夫なのでしょう。なんといっても、出張時の荷物が激減したのが嬉しいです。

ヴィーガンからラクト・オヴォベジタリアン程度で

食事については、相変わらずのベジタリアンです。肉食はてきめんに調子が崩れますので、最大限回避、魚系はそこまでではないけど、好んで食べることはない、卵・乳製品はあまり支障ない程度、という感じですね。もう、外食は、特別に配慮してもらう、というよりも、適当に食べられるものをつまむだけでよし、という感じです。なにしろ量が通常人の半量も食べられないので、その方が快適です。

 

なんだか半端ない分量になってしまいましたが、もう2014年は終わりのようです。

それでは、みなさま、今年も大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い致します。