オフィスに出ているときは会議や打合せが多いのですが、時に午前、午後丸々何も予定がない日があります。
割り込みのリピートタスク
といっても、自席にいれば、アポなしの相談や報告は頻繁に持ち込まれます。その場の打合せでは済まない、資料を事前に確認してからフィードバックする系統のものもあります。
こうした人からの割込みも、幾つかに種別できるので、曜日毎のリピートタスクにして、TaskChute2に散りばめてあります。
このほかに、ワークフローや書類で持ち込まれる承認事項の処理が毎日発生します。これは、ほぼデイリーのリピートタスクにしています。
これらを引き算して残った時間が自分で集中して取り組める時間になります。
スロットの進め方
TaskChute2上は、そのための「スロット」というタスクで取り分けてありますが、途中割込みが入るのが避けられないこともあって、精々45分から60分の長さになっています。
しかし、これが、始めてみると、まず準備を整える、書類を出して、(記録があれば)ノートを確認して、これからやることを思い出し、必要なファイルにアクセスして開く。ノートの記録忘れがあったりするのでそれを補充する。ここまでで15分くらいかかっていたりします。
そして、ようやく集中モードに入って、少し進捗した実感が出る頃には、1時間半や2時間が経過していたりします。それでも、成果が出たと実感するところまで行けていないことが大半です。そもそも、そういう状態の時には時間を全く意識していないので、時計も見ていない。疲れたな、と思って我に帰ると3時間経っていて、実はデイリータスクのためのセクションに大きく割り込んでいたということもよくあります(それまで人からの割込みがなかったということではあるのですが)。
時間を意識できないところは、傍にiPad miniを置いてタイマーをかけておくことでほぼ解消できる(文字が大きいので、音が出ない設定にしていてもそれなりに目立ちます)のですが、そうすると、こんどは集中度が最高潮のところで止める羽目になり、なんとも気分がよくありません。
いまこのスロットですべき仕事はどれ?
もう一つの問題は、こうして集中しなければ進まない仕事がいくつもあることで、今日このスロットでどれを進めたらいいのか、あるいは、60分のスロットを4分割して少しずつ進めたらいいのか判断がつかない。
仕事の性質にもよるのだと思うので、一概に決められないと思いつつ、いつも、今これをやっていて良いのだろうか?という不安に悩まされるというのはあまり気持ちがよくありません。
こうして取り組むべき仕事としてリストに乗っていても、後回しにされているうちに棚ざらしになってしまい、未完に終わってしまうものも多くあります。そんな仕事はしなくていいと言ってしまえばそれまでですが、後から急を要する仕事に変わって再来することもあるので、そう決めるわけにもいきません。
なんとも悩ましいのでした。