天職の舞台裏

天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

遅延により乗り継ぎ不能に

今回の米国出張は、往復デルタ航空で、往路は成田-ミネアポリス-目的地、復路はデトロイト経由です。往路は何の問題もなく、快適なフライトでした。遅れもなく、米国の入国審査もスムーズで(ミネアポリスが入国地だったのがよかったのかも)、荷物もちゃんと着いてきたし。だがしかし、ミッションコンプリートして、復路についたところ、トラブルに見舞われました。

復路は朝7時20分のフライトだったので、ホテルのシャトルが5時10分。時差ぼけと緊張からか夜中に目覚めてそのまま眠れず、3時半から起きて支度し、6時から大混雑の保安検査を経て搭乗しました。が、いつまでたっても動き出さない。機長から繰り返しアナウンスが入り、なにやら電源系のトラブルのようで、交換作業をしているみたい(余談ですが、機内アナウンスは早口でなれない用語が頻出するので聞き取りが難しく、米国国内線は辛かった)。乗り継ぎ地のデトロイト空港での乗継時間は1時間20分。離陸したのは既に約1時間遅れ。到着もそのまま遅れて、着陸したのは既に搭乗開始時刻をとうに過ぎており、出発時刻の10分前。

ほとんどの乗客が乗継を予定しているらしく、みんな急いでゲートを移動しています。しかし、デトロイトのエドワード・H・マクナマラ・ターミナルのAコンコースはトラムが走るほどの長大な直線(1.6Km)。ゲート9についてゲート30まで走りましたが途中で出発時刻を過ぎてしまい、ゲートに着いたものの既にもう誰もおらず、茫然として、空港内のモニターを見てもDepartureの案内にすら乗っていない。

デルタ航空のヘルプデスクに行って、

 到着便が遅れて、乗継便のゲートに行ったけど誰もいないんだけど。

と搭乗券を見せて訴えると、調べてくれて、

 ああ、定刻出発だったからもう出てしまった。あなたは明日のフライトに変更されてます。

とあっさり言われて、

 Tomorrow??

と叫びましたがどうにもなりません。その場でホテルの手配をしてくれて、ホテルと朝食のバウチャーを発券され、明日の搭乗券を渡されました。もうチェックインされている状態だから、明日は時間までに来ればいい。それまではショッピングしても食事しても自由にどうぞ。と。受託荷物はそのまま明日の便に回されたので、手元に返ってくることはなく、再度預けなおす必要はないとのことで、ということは、手荷物だけで一泊しろということですね。。。がっくり。

本日中に出る他の便があるのならそちらに振り替えられるのでしょうが、もともと地元まで直行する便のため、1日1便しかないのですよ。そして、これが行きの便で仕事のスケジュールが満載で待っているというならともかく、帰国便です。しかも土曜着だったのが日曜着に伸びるだけ。幸か不幸か仕事に影響はありません(とほほ)。しかたなく、空港内をゆっくりうろうろしてお店を冷やかし、お昼食べ、いい加減疲れたのでホテルに入って昼寝しました(朝早かったし、時差はあるし)。

こういう場合の対応って何に基づいて、どうなってるんだっけ?と今更調べてみることにしました。あちこちのQ&Aサイトに遅れて乗り継げなかった場合どうなりますか?というのが載っていました。航空券上乗継扱いになっていると振替の対象になる、「Connection」と書かれているかどうかがポイントだとか。

検索して出てきた結果のQ&Aに交じって、こんな記事がありました。 tabinotips.com

この方のように、往路でそのあとの仕事のスケジュールにドミノ倒しで影響するとなると振替マストで大変ですよね。しかし、会社の手配で安いフライトを使っているだけだと交渉の余地がなさそう。。

いずれにいても、取り扱いは約款に定められている、ということなのでデルタ航空の運送約款の該当部分を見てみました。せっかくなので、末尾に原文を載せておきますが、今回に関係する要点を先に書いておくと、

1. フライトスケジュールは努力目標であって保証されない。乗り継ぎも保証されるものではない。

1. スケジュールの変更や遅れによって乗継ができなくなった場合には、乗客の希望があれば未使用部分の払い戻しをするし、希望がなければ、次の便に振替を行う。

1. デルタ側に起因する事情で遅れがでるなどして旅程が4時間以上中断される場合には、ホテルなどの提供を行う。

ということのようです。なるほど。見てみたわけですが、JRの遅れのように待ってくれたりはしないんですね。次の便に振替が基本、と。で、乗客のリクエストがあると他社便に振替も可能な場合があったりする。ここは裁量の範囲になっているので、その乗客のステータスとか、便の込み具合とかいろいろな事情が考慮されそうです。

私にとっては晴天の霹靂のような出来事だったのですが、出張慣れしている夫に聞くと、よくある話だそうで。特に国内線の小さい飛行機だと機体トラブルで飛ばないとか遅れるとか日常茶飯事で、カナダ時代はよくそういう目に遭ったそうです。日本に帰ってきてからは国際線が中心なのであまりないらしいですけど。

以下、デルタの約款です。強調部分は今回に関係するところです。

RULE 240: FLIGHT DELAYS/CANCELLATIONS

A. Flight Schedules are Not Guaranteed

Delta will exercise reasonable efforts to carry passengers and their baggage according to Delta’s published schedules and the schedule reflected on the passenger’s ticket, but published schedules, flight times, aircraft type, seat assignments, and similar details reflected in the ticket or Delta’s published schedules are not guaranteed and form no part of this contract. Delta may substitute alternate carriers or aircraft, delay or cancel flights, change seat assignments, and alter or omit stopping places shown on the ticket at any time. Schedules are subject to change without notice. Except as stated in this rule, Delta will have no liability for making connections, failing to operate any flight according to schedule, changing the schedule for any flight, changing seat assignments or aircraft types, or revising the routings by which Delta carries the passenger from the ticketed origin to destination.

B. Delta’s Liability in the Event of Schedule Changes, Delays and Flight Cancellations

In the event of flight cancellation, diversion, delays of greater than 90 minutes, or delays that will cause a passenger to miss connections, Delta will (at passenger’s request) cancel the remaining ticket and refund the unused portion of the ticket and unused ancillary fees in the original form of payment in accordance with Rule 260 of these conditions of carriage. If the passenger does not request a refund and cancellation of the ticket, Delta will transport the passenger to the destination on Delta’s next flight on which seats are available in the class of service originally purchased. At Delta’s sole discretion and if acceptable to the passenger, Delta may arrange for the passenger to travel on another carrier or via ground transportation. If acceptable to the passenger, Delta will provide transportation in a lower class of service, in which case the passenger may be entitled to a partial refund. If space on the next available flight is available only in a higher class of service than purchased, Delta will transport the passenger on the flight, although Delta reserves the right to upgrade other passengers on the flight according to its upgrade priority policy to make space in the class of service originally purchased.

C. Delta’s Liability For Additional Amenities in the Event of Schedule Changes, Delays and Flight Cancellations

Except as provided above, Delta shall have no liability if the flight cancellation, diversion or delay was due to force majeure.

However, when for reasons other than force majeure, a passenger’s travel is interrupted for greater than 4 hours after the scheduled departure time as a result of flight cancellation or delay on the date of travel Delta will provide the passenger with the following additional amenities during the delay:

(a) Hotels

If overnight accommodations are available at Delta contracted facilities, Delta will provide the passenger with a voucher for one night‘s lodging when the delay is during the period of 10:00 pm to 6:00 am. Delta will provide free public ground transportation to the hotel if the hotel does not offer such service. If accommodations are not available, Delta will provide the passenger with a voucher that may be applied to future travel on Delta equal in value to the contracted hotel rate, up to $100 USD.