天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

雪国あるある

息子1号が、北海道って、雪のときに傘さすのかな?とか訊いてきたので、モントリオールじゃささなかったけどな、とか思いつつ調べていたところ、こんなまとめサイトにヒットしました。

matome.naver.jp

雪国あるあるがとても面白いです。 ところで、モントリオールの緯度は45.52。北海道の北のほうと大体同じです。

pucchi.net

ということなので、あるあるネタも共通するところもあり↓、モントリオールの冬を懐かしく思い出していました。

・雪が降ったから傘をさす、という常識はない。パウダースノーは払えば落ちる。

・氷点下?マイナス5,6度?まだそんなに寒くない。マイナス10度からが本番。

この「雪国あるある」を見ていると、除雪関係の大変さが見て取れるのですが、モントリオールは除雪では定評がある?地域のようで、車道も歩道もしっかり除雪車が入りますし、雪もその場に積むのではなくてちゃんと雪捨て場?まで移動してくれます。なので、

大雪の日は除雪車によって道沿いに雪のバリケードが出来て、信号など渡るのに一苦労。

ということはありません。

kaihanp.doorblog.jp

私はモントリオール市内ではなく郊外に住んでいたので、タウンハウスだったのですが、一戸建てやタウンハウスでは、自宅前のドライブウェイについても、除雪業者とシーズン契約して除雪してもらうのが通常でした。夜のうちに雪が降ったときは朝7時までに除雪業者が除雪車を出動させて出勤前にドライブウェイをクリアにしてくれるので、ガレージから車を出すのに障害がない、という契約になっていました。

屋根の雪下ろしをしなくてはいけない、ということも特になかった(この理由は不明です。屋根に雪がこんもり積もっているというのはあまり見た覚えがないです。湿った雪ではないせいなのか、室内に暖房が効いているせいなのか??)ので、自宅周りでの除雪作業は、玄関ポーチのあたり(段差があるので除雪車が効かない)だけでした。気温が妙に上がると雪が融けてしまい、その後冷え込んで凍るため、ふつうのシャベルでは対応できなくて、氷を割るための斧を買ってきてかち割ったこともありました。その後懲りて、溶融剤(単純に塩(Salt)と呼んでました)を常備して撒くようになりました。

厳冬期(-10度を切る頃)はゴミ出しに行くにもがっちり防寒して(コートに帽子にマフラー)でないと凍えそうになるので、いちいち面倒でした。赤子もスノースーツ(要はスキーウェアです)を着せて出かけてましたので、出かけるまでの支度に時間がかかるかかる。気温が緩んできて氷点下も一桁になると、「ああ春が来る~」と喜んだものでした。

帰国してもう15年が経とうとしており、もうこうした日々も遠い思い出になってしまいましたが、思い出したときに、そして、覚えているうちに書いておきます。