天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

充電切れの恐怖と忘れもの

新年も既に4回目の出張です。今年も相変わらずのペースになりそうな予感が。

さて、出張の供に何を持つのかという話はその時々で何度かこちらにも書いていますが、現状は、日帰りの場合には通勤時とあまり変わりません。書類が多ければ大きめのビジネスリュックにして、普段は持ち歩かない充電グッズを加える程度です。

現在、法務と知財の組織の次長という位置にいるため、それなりの量の決裁書類が回ってきます。最近は、電子決裁やワークフローでの承認がかなり多くなり、書類での稟議書は少数派になりました。紙が一番残っているのは請求書の検収処理ですね。

紙の押印処理の場合、内容が何らかの手段で確認ができれば、代理で押印してもらうことができます。一方、電子で回ってくる場合は、代理が効かず、本人がボタンを押さないと進みません。ということで、1日開けると承認待ちのワークフローが溜まってしまうため、基本的には出張中にも会社のデスクトップに接続して承認処理を行っています。

以前は、個人用のスマホやタブレットに直接会社のメールを読み込むことが許可されていたのですが、セキュリティ強化の一環で廃止されてしまい、メールの確認もいちいちデスクトップに接続する必要があるようになりました。それなりに時間はかかるし、接続料は個人持ちだし、今ひとつ納得いかないところがあるのですが、現実は待ってくれないので仕方ありません。

現在の接続方法は、常時持ち歩いているiPad miniのアプリvm-ware Horizonを使っています。一応同じものがiPhoneでもありますが、画面が小さすぎて何が何やらです。miniでもかなり不自由で、このためだけに次はminiを止めようかと思うくらいで。

VMware Horizon Client

VMware Horizon Client

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と、ここまで前置きです。こんな状況なので、出張の際にはiPad miniからデスクトップに接続できるのがかなりクリティカルです。途中で電池切れでは意味がないので、電源の手当てもされている必要があります。このため、当然ながら、出張の持ち物リストには、iPad miniも充電セット(モバイルバッテリーやケーブル、アダプタ)も入っています。その上で、できるだけ充電は満タンな状態で始めたい。

毎日の充電は、帰宅後の「明日の用意」タスクで鞄の入れ替えとともにするようにしていますが、どうもこれが徹底されない。同じ荷物を持って出かけることも多いため、遅くなったりするとつい面倒でそのまま放置してしまい、結果充電も忘れて朝を迎えることが時々あります。

出張の朝にこれに気がつくと、充電が減った状態で出かけなくてはいけないため、出かけるまでになんとか改善したいという気持ちに繋がり、朝から充電を始めます。すると、荷物リストを見ながら鞄の用意をしたとしても、その時点ではまだ充電中のため、荷物に入れられません。リストにあって入れていない荷物を後でもう一度確認する申し送りの方法が確立されていないため、ここで入れられなかったものは高確率で置き去りになります(汗)。結果、数十パーセントの充電を改善しようと思ったばっかりに、デバイス自体が手元にないという事態を招来してしまい、本末転倒感満載です。。デバイスがないのに充電グッズを持っている残念感といったら。。。

先週の出張時にまさに上記をやらかしまして、承認待ちをしているだろう部下にSMSで平謝り。これは2度と起こらないように防止策を講じなくては、と危機感を覚えました。こういうのって、1つの対策だけでは抜けが起こりがちなので、対策としては3つ。

  1. 就寝タスクのチェックリストに充電を追加
  2. 朝、充電していないことに気がついても、充電しようとしない
  3. 出発準備タスクのチェックリストにiPad mini とiPhoneを追加

2つめが心がけ系なのがちょっと気に入りませんが、これで防止できるはず。しばらくこれで行ってみます。