天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

夜のタスクが必ずはみ出す件について

シゴタノ!の佐々木さんの以下の記事の中で、○分あれば★ができる、ということがいろいろ書かれています。

cyblog.jp

最近は、ブログの記事を一度に書けるほどのスロットが日常的には決して取れないことが(ようやく)分かったので、10分刻みで1日3回の「ブログ執筆」タスクを入れています。ものによっては1回の10分で書きあがって公開してしまうこともありますし、そうでなくても4~5割は書けることが分かってきました。ので、まとめて書こうとしていた時より更新の難度は下がりました。

とはいえ、こんなふうに「途中で時間がきたら止められる」ものって、私の場合非常に限られていて、気がつくと見積時間を超過しています。最近は、Apple Watchへたすくまが終了時間を知らせてくれるようになったので、その時に「はっ」となることが増えましたが(それまでは、iPhone上の通知なんて全然気がついていなかった)、それでもその通知で止めることがとても難しい。

朝はさすがにこれを繰り返すと遅刻してしまうので控えていますが、夜や休日はそういう縛りがないせいか、どうしても、毎日予定していたタスクがやりきれずにはみ出してしまいます。朝にしたって、見積時間で止めているわけではなくて、間に合わなくなってタスクのいくつかをスキップしているだけのような。

上記の佐々木さんの記事では、「集中して「ロケットスタート」できる時間はせいぜい3分くらい」で、「それ以上は、どういう事をやっても「ありきたりのスピード」に戻ってしま」うと書かれているのですが、それって、集中していると評価する自分の状態がどういうものなのかにも依っちゃうよな~、とか思うのでした。

以前の記事にも書いたように、私自身は、集中する・没入するのに苦労がないタイプで、逆にそこから自分を引き剥がす方が難しい。仕事中・インプット中・執筆中はこの傾向が激しくて、外的強制力(会議の予定があるとか)がないとほぼ失敗します。

で、ここでタイトルに戻るのですが、夜のタスクって、整然と並んでいる割に、全部やり終えて予定の就寝時刻に就寝できるって全然ないんですよね。帰宅したときから時間オーバーというのは横に置いておくとしても(その場合になにを省略すべきなのかという別の課題はありますが)、帰宅後タスクを始めたときには余裕であったはずなのに、いつの間にかはみ出している。

都合、毎日やらないと溜まる系のリピートタスク(写真を整理するとかマネーフォワードを入力するとか)がスキップされることになり、それが続くので、毎日やっていれば5分でおわるものが溜まるために1時間経っても終わらないことになり、着手するハードルは上がるし、着手したらこんどは没入してしまうために戻ってこられない問題に直面します。

しかし、夜のタスクって、大半家事と生活なんですよ。洗濯2回と料理、夕食に入浴。歯みがきしてストレッチ。時間がなくて読書は諦める、とか。何が時間オーバーになるかといえば、洗濯と料理。なんでいつも時間が伸びるんだろう?と思ってここ数日観察していたのですが、どうやらこの2つをしている時間って、集中して家事をしているわけではなくて、ぼんやり手を動かしながら内省に浸ってるんですね。頭はほぼほぼ考えていることに持って行かれているので、手を動かすスピードは上がらないし、あと何分でやらなくちゃ、とか、早く仕上げるにはこう段取りして、とか全く考えていません。自分に至福のながら内省タイムなのでした。

原因が判明したので、こんどは、改善できるかと思って時間を意識しながらやってみているのですが、認知資源を割かないとできないので、普段より体感3割増しで疲れますね。内省しなくなるわけではありませんが・・・。どうしたものかな。