天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

ScanSnap Cloud設定完了

ScanSnapを2台持っています。元々書類をEvernoteにガンガン入れるために据え置きで使っているiX500と、実家の書類のスキャンのために購入したモバイルのiX100。

backstage.senri4000.com

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前者を乗り換えプログラムで購入したときには、既にScanSnap Cloudが存在しており、それも狙っていたようですが、WiFiが辛くて断念したみたいです(上記の記事によれば)。その後、2階にWiFiアクセスポイント追加しましたが、すっかりScanSnap Cloudのことは忘れ去っていたみたいです。いやはや。まあそもそもノートPCとはいえ殆ど据え置きで使って来たので、USBケーブルで繋いでいて特段問題にもならず、そのままになっていたのでしょう。

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ともあれ、今回Macに変えて、できるだけケーブル類から自由になりたい思いがあり、Twitter経由でCloudについて教えてもらったことで、トライする気持ちが高まりました。

本体がCloud対応するにはファームウェアのアップデートが必要だったらしく、そこから始まりました。

まずは、自分の机上にて。手元のアクセスポイントからなぜgの電波が出ていないのか(切ったのか私?)不明なのですが、通常ここではaしか使わないし、g飛ばしてそちらに繋がっても面倒なので(3階建我が家のWiFi状況はなんとかしたいところもあるんだけど有線まで引き回したのにもう全然上手くいかないのでこれ以上労力はかけないと決意しております。5年後には引っ越すだろう幾ら何でも)、1階から出ている電波に繋いでみました。ちょっと遠いかなと思ったんだけど、割と問題なく。

文書の種類ごとにクラウドの保存先を選べるのですが、基本全部EvernoteでOKなので、ここは振り分け設定しておりません。名刺のスキャン設定(表裏2枚で1ファイルのpdfにしつつ一気に読み取りは行う)が使えないのが地味に不便だなぁとか思ってますが実はやりようがあるのかも(調べてない)。

Evernoteに取り込んだ後に、共有ノートブックに入れたりするニーズも結構あるので、いったんScanSnapがEvernoteに作ってきた「Document」というノートブックに入る設定をそのまま使うことにしました。InBoxには敢えて入れず、私が居ない時にも使う息子1号とこのきた「Document」ノートブックを共有に。

MacでScanSnap Managerが起動しているとそちらが優先になるようなので、終了しておきます。設定が済めば、単独でスキャンが実行できるように。

カバーを開くと、スキャンボタンが通常接続時は青のところ、Cloudがスタンバイできていれば紫に光ります。これを確認した上で、スキャン開始。Cloud側でOCRかける都合で、少しEvernoteに取り込まれるまでに時間がかかります。

地味に嬉しいのは、OCRしたついでに?タイトルっぽいものを見つけたらファイル名に採用してくれることですね。笑えるタイトルになったり、盛大に文字化けしてたりすることもありますが、全部自分であとからつけるよりずっと楽です。

据え置き側のScanSnap iX500はこんなところ。机の角に配置できるようになり、よりすっきりして満足しました。

次は、モバイルの方(iX100)の設定です。

こちらは、これまでScanSnap Connect ApplicationをiPad proにインストールして、このiPadをScanSnap iX100に直接接続して使用してきました。このアプリ上ではOCRができないため、スキャンした時にファイル名をつけ、ScanSnap SyncでPC側に持ってきて、ScanSnap Organizer上でOCRをかけ、さらにその後でEvernoteに取り込みを行なっていました。七面倒なところがありまして、実はEvernoteへの取り込みが行われていないファイルが大量にありますorz

ということで、まずは、iX500と同様に使えるように、ScanSnap Cloudアプリの環境設定からスキャナを追加。無事に使えるようになりました。

本命は、実家でiPhoneからテザリングしてインターネットにつなぎ、直接Evernoteに取り込みです。ネットワーク接続先の変更は、アプリ内のネットワーク変更ボタンでできるのですが、その際にはPCと有線接続(USB micro経由で)する必要があります。一度設定しておいたら、その接続環境下に行ったら自動でなるのかな?と思ってたのですが、WiFiアクセスポイントならそれでいけるようなのですが、テザリングだとScanSnapが自ら接続しにいけないようなので、面倒でも毎回PC側からネットワーク変更ボタンを押して接続してやる必要があるみたいです。

ということで、そのために短めのUSB type C-USB micro変換ケーブルを購入。実家でも無事にCloudスキャンができるようになりました。これまで2回やってどちらも問題なくできています。ただし、要注意なのは、この機種は自動紙送りがついていないので、常に手差し。時間をおかずに連続読み取りさせると1ファイル扱いになるのですが、どのくらいの時間までが連続とみなされるのかがよくわからず、何となくスキャンさせていたら全然関係のない書類たちが1ファイル化されてしまうというオチが。少し長めに待ち時間を置いた方が安全なようです。

ともあれ、実家関係の書類が直接Evernoteに取り込めるようになり、それなりのタイトルがつく(こともある)ようになって生産性向上感があります!めでたい。