天職の舞台裏

天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

Scrapbox情報整理術 活用セミナーに行ってきました

ごりゅごcast主催で名古屋で開催された標題のセミナーに行ってきました。開催案内などはこちらの記事を参照下さい。関連のPodcastもリンク貼られてます。

goryugo.com

ごりゅごcast(ごりゅごさん夫妻のpodcast)は聞きやすいし参考になる情報がよく取り上げられるのでチェックしてるのですが、Podcastを聴く習慣がさっぱり確立しないのでつい忘れて溜めてしまい、久しぶりにアプリを開くと「もう興味がありませんか?」とか聞かれるのでした(いやそんなことないですから!)。そのせいで、このセミナー開催案内もチェックが遅れて早割り対象から外れてしまった残念!という感じだったのですが、ともあれ参加してきました。

8月の出版記念セミナーも豪華キャストで面白かったですが、今回は倉下さん一人で2時間たっぷりということでまた別の楽しみが。

backstage.senri4000.com

rashita.net

私としては、上記の過去記事にも書いたように、これまで基本頭の中で処理してきた「考える」について、脳の保持能力の限界を補強するために、脳のネットワークと同じような形式になっているScrapboxを使ってみたいな、と思いつつも、どうも慣れないのでいまひとつ「気軽に」「楽に」使えていない現状があります。また、山口周氏が勧められている「情報のイケス」として使ってみたいという野望もあるのですが、まだ実行に至っていません。

toyokeizai.net

ということで、さらにパワーアップしている倉下さんの実際の使い方を楽しみに、また、懇親会で参加者の皆さんとお話しするのも楽しみに出かけたのでした。

当日セミナー中にもTwitterでハッシュタグつけて(#Scrapbox情報整理術)実況ツイートがされていましたので、興味のある方はチェックしてみて下さい。私自身は実況ツイートが苦手(その場でというのがあまり得意でなく、こうして後からまとめる方が好み)なので参加しておりません(汗)。

#Scrapbox情報整理術 - Twitter Search

さて、セミナーは、改めてScrapboxってなに?から始まる情報整理と知的生産とScrapboxについての理論編な前半と、倉下さんの使い方・カスタマイズ紹介の実践編な後半に分けて進められました。

前半の肝は、インターネット・デジタル以前(アナログ)の情報の取り扱い(整理)は、物理的な制約からどうしても階層化せざるを得なかった(そうしないと見つけられない)。その時代が長かったので、デジタルになって、検索すれば見つけられるようになっても、私たちは階層化=分類する癖から中々逃れられない。一方で、私たちの脳(思考)は構造化・階層化されているわけではなくて、ネットワークでゆるく繋がっている。デジタル・リンクベースは思考(アイデアを生み出し・育てる)のあり方ととても相性が良いのではないか?そして、それを素直にツールとして実現したのがScrapbox。だから、「楽」(楽チンに気楽に楽しく)に使える。ということかな、と理解しました。

セミナー後の懇親会で話していても思ったのですが、何か思いついたときに「忘れないようにメモしたい」という衝動・欲求があり、それを保存しておく場所として何が優れているのかの試行錯誤と、思いついたものはそのままでは使えないので、それを育てるために取り出したり見返したりしたいのだけれど、保存しておいたツールがそうしたことに向いているのかという問題の2つがあって、それがこれまでどうにもうまく行っていなかった(大量の思いついたアイデアがメモとなって死蔵されてしまう)、というずっと引っかかっている問題意識があり、その解決ツールとしてのScrapboxに期待がかかる、という構図なのだと思います。

が、私、そういう問題意識がこれまで全然なかった(アイデア思いついた時に書き留めたいと思わない)ので、それをまず外に出すことから始めなくてはならず、そこに人とは違うハードルがあるんだよねぇ、と改めて思ったことでした。思いついたことって、おそらく言語の形になるので、その言語化されたものを忘れないように書き留めたい、と思うのだと思いますが、思いついた形が言葉にフィックスしていなければ、割と頭の中で保持できます(数日が限界ですが)。今の自分の興味関心がその辺りにある、というていになるので、しばらく行きつ戻りつして考え続けることができます(と懇親会の二次会で説明したら、そういう人は滅多にいないと評されたのですが)。私の課題はこれを表に出して、数日よりも長い期間熟成させたり育てたりしたい、ということなんだな、と改めて思いました。

さて、そんなScrapboxなので、向いているのは保存箱ではなくて使う情報の置き場。検索が優れているので、ノートのタイトルに検索しそうなメタ情報を色々入れておくのがオススメ。また、タイトルの変更が気軽にできる(リンクが貼り直される)ので、とりあえずつけておいて後からどんどん変えていくというスタンスが良いでしょうとのこと。

また、ブラケットで囲んでリンクするキーワードは、そのノートの中で意味があるもの、自分が気になるものであればよく、何でもかんでも貼らない方が良い(ノイズになる)。育てていくうちに変えてもOKで、その方がむしろ良い。

ユーザースクリプトなどのカスタマイズはディープ・マニアックなものが多かったのですが、すぐに使おうと思ったのはAmazonから書影画像・引用付きで取り込むブックマークレットで、これは流石に機械的にできたほうがいいよな、と思ったことでした。読書記録はブクログで十分なので、Scrapboxに網羅的に取り込むつもりはないのですが、「情報のイケス」にするためには書誌情報の取り込みは確実に必要ですからね。

プロジェクトの単位をどうおくべきかで迷っていて質問もしてみたのですが、それもあまりこだわらなくて良くて、エクスポートやインポートを使っていけば良さそうということがわかりました。ので、早速いくつも作ってみて放置されていたのを1つに全部まとめてみました。とりあえずここに寄せていくことにします。

こぢんまりした懇親会&二次会では、多方面に話しが及んで大変面白かったのですが、卓を囲んでいた4人が全員Apple Watchでたすくまをやっていることが判明して大笑い。こういう機会ってリアルな自分の周囲では絶対ないので貴重ですよね!という話になったのでした(そりゃそうだ)。