天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

新装開店にあたり

ブログの引っ越し

2014年10月、思うところあって、2008年からお世話になっていたブログサービスを乗り換えることにしました。

実は、思うところがあったのは1年も前からで、そのときにドメインを取得しています。当時は、独自ドメインに自前でサーバを立てて、WordPressで運用したい、と思ったりしたのでした。一挙にそこまで行き着くパワーがなかったので、ひとまず、ブログサービスの有料オプションを申込み、独自ドメインにリダイレクトをするような運用をしてきました。

1年経過後の今年、そういう運用をされている方に相談もして、改めて考えてみると、私自身は、ブログのエントリを「書く」ことは好きだけれども、デザインをいじるとか、そのコンテンツの構成を整えるとかをそこまで真剣にやりたいわけではない、という結論になりました。

自前でWordPressを運用するということは、ある程度はそうしたことに力を割かなくてはなりません。そして、現役会社員をしていて時間がカツカツの私としては、デザイン・構成系に時間を割くよりは、その分書く方に時間とパワーを回したい。

であれば、書くことに集中するために、ブログサービスを使って行く方がよいのではないか、という結論になりました。そして、「書きやすい」環境が提供されていることを重視して比較検討した結果、はてなブログにお世話になることにしました。

ブログでなにをしたいのか

ブログの運営をどうするのか、という話とは別に、ブログに何を書いていきたいのか、どんなブログにしたいのか、ということは、この1年考え続けてきて、なかなか結論が出ていませんでした。

「どんなブログにしたいのか」については、こんな風に考えていくといい、とアドバイスされました。

(1)自分が好きなブログを3つ挙げてみる。

(2)それぞれについて、どうしてそのブログが好きなのか、理由を複数挙げてみる(できるだけ具体的に)

(3)それを全部満足するように、自分のブログをやってみる=それが、自分がやりたいブログのはず。

それに加えて、どんな人に読んでもらいたいのか、何を届けたいのかを詰めて考えていって、辿り着いたのが、「特許の攻撃防御、そして交渉」(以下、メインブログ)です。こちらでは、私が一番伝えたいテーマについて、届けたい人に向けて、伝わるように、書いていきたいと思っています。

特許の攻撃防御、そして交渉

書き出す場としてのブログ

そう決めたときに、「では、『書きたい欲求』はどうしたらいいのだろう?」と思いました。上記のように、『伝えること』『提供すること』を重視して書こうとすると、あまりテーマからずれたことは、伝えたいことの輪郭がぼけてしまうので、書きたくありませんし、読み手にとってもわかりやすさが落ちてしまうでしょう。

とはいえ、ここまで10年近くブログを書き続けてきたのは、私にとって、書き出す、吐き出す場としてブログが重要だったから、と言えます。自分が考えたことを記録する、それも、非公開の日記ではなく、公開の場所に晒せる程度に整えて書く、というのは、考えの整理になり、後から振り返ったときに自分にとっても価値があります。思いの丈をただぶつけるのではなく、少し手を入れて書き、公開する、という手順を踏むことが、自分にとって有益だったから、「書きたい」という欲求につながり、書き続けてこられたのでしょう。

反面、『書きたい欲求』に任せて書いてきたために、以前のブログでは、伝えたいこともその中に埋もれてしまい、分かりにくくなっていました。そこで、その部分だけ取り出すことにしたのが、メインブログ、というわけです。

一方で、書きたい欲求の実現場所として、こちらのブログを用意することにしました。メインに対してサブのブログ、舞台に対して舞台裏、ということで、『天職の舞台裏』と命名しました。こちらは、以前のブログと同じように、書き出す場としての効用が第一になる予定です。『天職』というのは、メインブログのテーマが私にとっては『天職』である、というところから来ています。

旧ブログについて

なお、以前のブログは、完全に引っ越しするために、そのままインポートして、もう1つブログを置いています(知財渉外にて)。独自ドメインにしていたものの、個別エントリのURLが継承できなかったので、残念ながら以前の記事へのリンクは切れてしまっています。自分の記事の中でもその状態なので、それだけはなんとかしようと思っていますが、1100記事ほどありますので、時間がかかると思います。

知財渉外にて