職業人としての自分のコア
以前、「自分にとって大切なこと」の第一の柱が『プロフェッショナルであること』であり、そのコアの部分がさらに以下の3つで構成されているというエントリを書きました。
この3つの円の上にある『知財渉外』は、何を専門分野とするかという話であり、多少この頃から考えが変化しつつありますが、これを支えている2つの円は、私の職業人としてのアイデンティティの部分であり、変わっていません。
マインドセットをチューニングする
上記のエントリでも書いたように、現在の私は企業内の(法務)知財職であるため、意識して弁理士としての自分を思い出すように活動しています。
具体的には、弁理士を対象とした研修に出席する、弁理士会の委員会などの活動に積極的に参加する、弁理士を対象とした各種の交流イベントに参加する、といったことになります。研修はいまや資格を維持するための義務となっていますが、委員会活動も、10年以上なにかしら参加しています。
これらは、弁理士の大半を占める、「クライアントを持つ代理人としての弁理士」を対象としていますので、そのような弁理士のマインドセットを否応なく意識させられます。
現在の自分の業務範囲の知識やスキルで事足りるとせず、知的財産の専門家たり得るために何をすべきなのか、ということも考える機会となります。
ともすると押し寄せてくる仕事に埋没してしまう毎日ですが、このような機会を持つと、自分が喜んでいることを感じます。やっぱり、「弁理士」という仕事が好きなのだろうと思います。
先日来、委員会と、弁理士会研修所主催の研修に参加して、つらつらと上記のようなことを改めて思ったのでした。こうした機会があると、「弁理士成分が注入された!」と思います(^o^)。