天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

メディアマーカー再開の効用

先週、メディアマーカーを再稼動させたというエントリを書きました。

まだ1週間ですが、心持ちに変化が起きていますので書いておこうと思います。

いま読んでいる本が明確になった

本を一気に読める幸せなとき、というのはあまり多くないので、読み終わらない途中でいったん中断することはよくあります。そして、中断している間に他の本を読まざるを得なくなったり、つい読んでしまったり、あるいは、まったく本を読む時間が取れなくなったり、ネットに走っていたら本を読むことを忘れてしまったりして、読みかけの本があることを忘れてしまう、ということがこれまでちょくちょくありました。

今回メディアマーカーに整理登録してみて、読みかけなのか読了していたのか未読なのか不明な本(特にKindle)が多くあったのです。

メディアマーカーは、これを[未読][読中][読了]の3つで管理できるので、今自分が読んでいる本が明確になり、よそ見しなくなる効果がありました。中断しているものも再開すればおもしろさがよみがえり、読んでしまおうという思いもよみがえります。読了に向けての力がより強くかかるようになったということでしょう。

暇を見つけて本を読むようになった

整理した本は、電子書籍が多いので、タブレットでいつも持ち歩いています。これまで、待ち時間にはメールをチェックし、TwitterやRSSフィードをチェックしていたところを読みかけの本を読むようになりました。

おかげで、読了本はどんどん増えています。我ながらびっくり。けっこう毎日本が読めるものですね。

なぜその本を買ったのかが思い出せない

本を買う、ということは、「読みたい」と思った理由がなにかしらあるはずなのですが、積ん読状態で長く放置すると、その思いが風化してしまい、理由が思い出せなくなります。そのために、読み出すのにエネルギーがより必要になる、読むのにハードルができてしまう、という、自ら買い求めた本にもかかわらず、ヘンテコな状態になるのです。

今後は、できるだけヘンテコな状態にならないように、未読の本がなくなるまで新しい本は買わないようにしたいと思いますが、相変わらずKindleのセールでは面白そうな本が提供されますし、外出ついでに書店を巡る楽しみも捨てられません。

ということで、今後は新しい本を買ったら、どうしてそれを読みたいと思ったのかをコメントに書き付けておこうと思います。それをトリガーに、読みたい思いを再現させてから読書に入っていこうかと。