天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

本番その2

先週からさらに気温が上がって初夏の陽気です。室内イベントの来場者は、天気があまり良くても悪くても減るという宿命にありまして、変な心配の仕方をしてしまいます。

サン=サーンス: 歌劇「サムソンとデリラ」 - バッカナール

サン=サーンス: 歌劇「サムソンとデリラ」 - バッカナール

  • スロヴァキア放送ブラティスラヴァ交響楽団/スティーヴン・ガンゼンハウザー(指揮)
  • クラシック
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

今日の本番は14時開演、前回は16時でしたから、すべての開始時間が2時間前倒しです。朝来るのが忙しいですが、ちゃんとお昼の時間に休憩時間になり、終演後も時間の余裕があるので、スケジュールとしてはよいかも。

最後の練習

本番当日は、ステージリハーサルでホールでの響き方をみて調整をするのが中心ですが、今回は昨日のうちにそれを済ませているので、本当に最終確認の意味合いが強いです。

歌の伴奏というのは、慣れないこともあって、テンポの揺れやカデンツァについていくのが何度か練習していないと難しく、かといってソリスト抜きでも無理なので、結局最終練習まで持ち越したりします。最終練習で、ようやく自分のパートと曲の関係が腹に落ちたのでした(演奏を聴くだけではどうもよく分からないので)。 https://itunes.apple.com/jp/album/la-boheme-quando-men-vo-musettas/id151877277?i=151877451&uo=4&at=11lNGr

https://itunes.apple.com/jp/album/ren-zhirenu-lei-donizetti/id263343157?i=263343235&uo=4&at=11lNGr

カルメン - 諸君の乾杯を喜んで受けよう[闘牛士の歌](第2幕)

カルメン - 諸君の乾杯を喜んで受けよう[闘牛士の歌](第2幕)

  • アラン・タイトス, スロヴァキアフィルハーモニー合唱団, スロヴァキア放送交響楽団 & アレクサンダー・ラハバリ
  • クラシック
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

メイン曲のカルミナ・ブラーナは、全体で1時間ほどの曲ですが、25曲で構成されています。ほぼ全曲アタッカ(切れ目なく演奏)されるので、それほど細切れ感はないのですが、めまぐるしく曲想が変わります。そして、今回は、タチェット(曲の全部がお休み)が5曲、加えて、3プルトまでのソリが2曲あって私が弾いているのは4プルトなので、25曲中7曲はお休みです。忙しい曲もありますが、音符が数個しかないものもあります。総じて、オケ全体が伴奏なので、合唱やソリストと合わせてみないと曲の全体が見えなくて、こうした合わせる機会はそれほど多くはないので、あまり練習自体に楽しみが多くはないタイプの曲でした。そういう意味では、2度本番があったため、それぞれのゲネプロ・当日練習で全体の通し練習の回数を稼いだので楽しかったと言えるかも。

オルフ:世俗賛歌「カルミナ ブラーナ」

オルフ:世俗賛歌「カルミナ ブラーナ」

  • チェコ フィルハーモニー コーラスアンドオーケストラ
  • クラシック
  • ¥1833

本番

合唱団の本拠地での公演ということで、満席に近いお客様でした。気候のせいか、舞台上はかなり暑くて手が汗ばむほど。

今回も、個人的にはあれこれやらかしたのですが、全体としてはとても良い演奏会だったと思います。特に、合唱は今日を目指してきたことがよくわかる、一番の出来映えでした。

終演後、着替えて楽屋を片付けてすぐに退却しました。お疲れさまでした。4月の怒濤のシーズンが終わりましたので、この後オケ活動は数ヶ月のシーズンオフです。しばらく休養します。。。 https://itunes.apple.com/jp/album/cavalleria-rusticana-intermezzo/id28982029?i=28982038&uo=4&at=11lNGr

https://itunes.apple.com/jp/album/gan-beino-ge-youyo-saa-yinmiakasou/id263343157?i=263343203&uo=4&at=11lNGr