宿泊で東京出張に来ています。
出張族には共通認識になっていると思いますが、最近の東京・大阪のホテルの取りにくさといったら酷いものです。まず予約の空き自体が少なくなっていて、直前だと空いていないことが多い。そして、このように逼迫しているので、ホテル側も強気で、平均的に価格が高騰しています。以前は6千円台で泊まれたホテルがスタンダード価格1万2千円オンリーになっていて宿泊プランの設定がなかったりします。
原因は、一説によれば、中国の方々の来日旅行が増えているから、ということですが、真偽の程はよく分かりません。確かに、そこかしこに見られるので、ホテルの室数が変わっていない以上影響はあるのでしょう。こうしたツアーの予約は前もって入るので、直前にしか決まらないビジネス出張が太刀打ちできるわけがないんだよね、とぼやいている方もありました。同感です。
ということで、今回も散々あちこちの宿泊サイトを探し回った挙げ句、やっぱり会社の旅費規程の上限には収まらなくて、事情説明して特別承認をもらう羽目になり、承認が下りるのを待っていたら今度は新幹線の予約を取るのが遅くなって帰りの新幹線が予定していた時刻近辺では取れませんでした。よくよく考えると、この週末は3連休で、連休前の金曜日の夜の東京発というのは激混みするのでした。経験的に明らかなのにまたやらかした、というのが顛末です。
宿泊にしても新幹線にしても、スケジュールが固まりきる前に、可能性が出てきた段階で仮で予約を入れるのが望ましいことは分かっています。ホテルのキャンセルは前日までできますし、新幹線はキャンセルは有料ですが変更は発券前なら無料で何度でもできます(エクスプレス予約の場合)。これで何度も失敗しているのに、どうも事前準備の習慣が徹底しません。予定の流入時にそこまで手配をかけると30分程度の時間がかかり、その時間がその場で確保できることは稀なので、先送りするのですが、だったらいつそれを手配するのかの申し送りがうまく行っていないようです。毎日「予定の調整」や「予定組み」のタスクは用意しているのですが、このタスク名を「出張手配」に変えて予定に入ってきている出張で交通機関や宿泊の手配がまだのものはそこでやるようにした方がいいのかも(というか、以前はそうしていたのにどこで消えたのだろう。。)。申し送りも、手帳にポストイットを貼る習慣が消えつつありますので、再度徹底しないと。
そんなこんなで今回の出張の宿泊は少し古めのホテルになったのですが、部屋に入ったらLANケーブルの口はあるけどケーブルの用意がなかった。WiFiの案内もありません。少し前まで、出張時にPCを持ち歩くときはLANケーブルを電源周りセットに入れて持ち歩いていたのですが、最近ホテル側にケーブルが用意されていることが増え、荷物の軽量化のためにチェックリストから落としていました。失敗。ちゃんとホテルの設備は確認しておく必要がありますね。
ということで、ホテルにいながらiPhoneでテザリングをしているというなんとも残念な仕儀になりました。色々反省点の多い出張です。