天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

『最強』旅行2016 本番 1日目

さて、前夜祭を経て、旅行本番は、土曜の10時に仙台駅に集合でした。前泊しているので朝10時は余裕があります。それまでに行けるところということで、幹事(隊長)と「おはな」の店長さんに勧められて榴岡公園へ行ってみました。

仙台は東京より数度低いので着るもの注意と言われていましたが、どうしてどうして朝から既に相当陽射しがキツくてガンガン気温が上昇中。1Km強は朝の散歩にちょうどいいくらいの距離ではあるものの、既に汗が。

公園自体は野外音楽堂や芝生広場などもある割と昭和な雰囲気のところでした。地元の公園によく似た雰囲気です。たまたま障がい者マラソンの会場になっていて、ガイドの方に手を引かれつつ走っている方を多く見かけました。

そして、園内に歴史民俗資料館があるのですが、こちらがなんと9時から開館していたので、ざっと見学してきました。この資料館は、建物が旧日本陸軍の兵舎建築を利用しており、「仙台市を中心に、明治時代以降の農家や町場の生活など庶民生活資料を主な対象とする資料館」とのことです。歴史展示は大好きです。駆け足ながら、一通り見学。

と、見ている間に時間が足らなくなり、帰りは電車で仙台駅に戻りました。

青葉城址

集合の後、まずは何をおいても青葉城址(仙台城跡)へ。ジャンボタクシーと小型タクシー2台で向かいます。るーぷる仙台の停留所になっている鳥居前で降りると、ボランティアガイドの方が15分で案内をして頂けるとのこと。

ここの前の道(仙台城址線)東日本大震災のときに石垣が崩れ、昨年2月まで通行止めだったという話を写真を見せてもらいながら聞き(こちらに記事がありました)、ここの石垣は日本一美しいのだという自慢?を聞き、記念撮影もしてもらい、その後内部へ。

通称千畳敷の間(実際は千畳もなかったらしいですが)の跡地、有名な伊達政宗騎馬像鳶の像が震災で落ちて修理中の跡など見つつ、その他の説明も受けて、政宗に扮した方と「はい、チーズ」の代わりに「ずんだもち」で記念撮影。

眼下の広瀬川なども見つつ、資料館を最後に見て、地下鉄東西線の国際センター駅へ。

昨年12月に開通したばかりという東西線は、コンパクトな車両のタイプでした。採算が取れないだろうということでなかなか着工されなかったらしいですが、青葉山や東北大キャンパスに地下鉄で行けるようになり、大変便利になったようです。

塩釜

酒飲みメンバーが多いため、毎度蔵元とかお酒関係のところが訪問先に入ります。今回も、初日に浦霞蔵元、2日目にニッカの宮城峡醸造所が入っています。

東西線で仙台駅方面に戻った後は、仙台駅でなくあおば通駅から仙石線に乗って本塩釜駅へ。浦霞の蔵ガイドの予約が午後2時だった関係で、まずは昼食。港町にきたのですから、ここはお寿司で。鮨しらはたで、おすしと一緒に昼からビールと冷酒。え、これから蔵元に行って試飲もするんですけどだいじょうぶですか?と思いつつ、いつものメンバーなので(来るときの新幹線でも飲んでたらしい)、快調に飛ばしてました。

ほろ酔い加減でそのまま浦霞醸造元 株式会社佐浦へ。

蔵ガイドは、「蔵の建物や歴史について外観からご案内」で「製造工程の見学、及び説明はございません。」とのことで、一体どんなの?と思っていたのですが、蔵の内部には入らないものの、敷地の中に点在しているいくつかの蔵の建物前までご案内いただき、その中でどんなことをしているのか、といった説明を、建物によっては扉をあけて中を見せていただきながら解説いただきました。また、震災時はかなり被害が出たとのことで、その当時の写真も見せていただきながらご説明いただきました。もろみに被害が出て、それを利用して焼酎をつくり、梅酒にしたお話も聞きました。

その後、お猪口(300円)を購入してきき酒へ。3種の日本酒と、梅酒を頂きました。その日の夜のために購入したり、クール便で配送手配したり(宮城県内限定販売品も多いのです)、と皆忙しく。

きき酒にしては気前よく?入れていただいたため、私などは結構酔いが来ていましたが、そのまま塩竈神社へ。

このメンバーでの最初の旅行はまだ研究活動現役?の頃の合宿で、2月の寒い中伊勢神宮に行ったときなのですが、その際ご朱印帳を持参されて神社仏閣に参拝したときには必ず頂いてくるという方があり、それに惹かれてそのとき御朱印帳を購入されて同じように始められた方がありました。旅行に行くと、(酒どころと同様に?)コースにはたいてい神社仏閣が入ってくるので、御朱印を目にする機会も多く、今回この塩竈神社でお二人新たに御朱印帳を購入されていました。なにかしら記念になって、お守りのように返納?に気を遣わなくてもよいのでよいのかも。

こちらは奥州(陸奥国)一宮という由緒格式ある神社です。各地の一宮巡りをされている方も多いようで、社務所では「全国一の宮めぐり」ガイドブックと御朱印帳のセット販売もされていました。

それにしても、既に午前中から歩き倒したあげく飲んでますので高台にある神社はなかなか厳しいです。この階段は登りは厳しいだろうという隊長の配慮で降りただけなのですが(のぼりは脇からなだらかな方を経由しました)。

秋保温泉

塩釜を後に、仙台駅に戻り、本日の宿泊地、秋保温泉に向かいます。宿に送迎バスを頼んだら人数の関係でお断りされてしまったらしく、タケヤ交通の仙台西部ライナーです。30分ほどで秋保温泉に到着。先日のG7会場だったという佐勘前でバスを降り、宿泊は、岩沼屋やれやれ、疲れた、温泉だ~、と思っていたら、隊長が宿の人になにやら近隣の景勝地への行き方を聞いてます。え?まだこの先があるの?と正直思っていたところ、

明るいうちに着けましたので、せっかくですから少し散策しましょう。

お、おう。確かに、気持ちの良さそうな季節で、気持ちの良さそうな川辺があるようです。(買い出しもしたいしね)それにしてもみんな元気だこと。10分ほど歩くと橋に行き当たり、降りられるようになります、との説明でした。やってきたのは、磊々峡です。

うん、確かに気持ちよかった。しかし、あるけどもあるけども終点に行き着かない。これ以上行くと夕食前にお風呂には入れなくなりそう~、というところで引き返し、買い出しを済ませて宿へ。お風呂、広くてお湯も綺麗でとても気持ちが良かったです(そして翌日男女交代した別の浴場のほうがさらにゴージャスだったことが判明)。個室でお膳の旅館の夕食。

夕食の後も当然のように部屋飲みしましたが(今年はビールと日本酒が主体、私自身は結局烏龍茶でおしまい)、札束トランプを持って来た!とのことで、これでばば抜きをやって来年の幹事を決めようということに。

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9人でばば抜きって、なかなか札が揃わなくて相当時間がかかりました。ジョーカーはきっとあの辺にいるに違いない!とか言いつつ、盛り上がること。幸い1番に上がりまして幹事は免れました(今年は別の大きな団体旅行の幹事なのでしばらく幹事は勘弁して欲しい)。

来年はどこにしよう?(当然みんな行く気でいるところが凄い)となり、台湾とか香港とかも出つつ、あまり行けない山陰方面で、萩・津和野・秋吉台と相成りました。今からとても楽しみです。

という感じで、夜が更けてゆきました。