先日書いた家計管理の話の続きで、なんとか継続して記録を頑張っています。
前回記事で、「反射的に金で解決する前に、立ち止まって考えよう。」が合言葉、と書きました。気づかないうちに使ってしまっていることが多いので(だから万の単位で使途不明金が出たりするのです)、無意識のところを意識的な行動に変える必要があります。それにしても、何かしら行動しようとすると相当の割合でお金がかかるものですね。しみじみ思います。
ということで、細かい行動の前に、財布を開ける前に、これは適切か?とちまちま見直している昨今です。例えば、食に費やしている支出がかなり大きいのですが、それに関していえば、
- 遅くなったので惣菜を買おうではなくて、帰って作れるものはなにか考える。
- その日になってから思いつきで夕食を決めない。気分が乗らないからと適当に外食にしない。家にあるものを使う前に適当に買物しない。あるものを組み合わせて前もって献立を考える。
- 夜の予定の後も食べて帰るのではなくて、家に帰ってから夕食にする。
こうしたことって、以前、子どもたちが保育園や小学校に通っていて時間の融通がほとんどきかなかった頃は否応なくやっていたのですが、適当にその日暮らしで回るようになるとどんどん易きに流れてしまっていたのだな、と意識してみて驚いたのでした。
しかし、行動を変えるために意識するというのは、これまでの基準を変えるということで、認知リソースの消費量が激増しました。新たな基準に沿った行動が平常になってくれば消費は減るのですが、それまでの間は自分を躾けていく必要があるのでけっこう疲れます。
なんだか最近疲れるな~と感じていたのですが、どうやら原因はこのあたりにありそうです。意識的に行動するのが疲れる上に、なにしろ「金で解決」する方が圧倒的に楽なんですよね。自分で手を動かさなくていい、考えなくていい、時間もかからない(苦笑)。