天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

ブックタワーを買いました

ここのところ山口周氏の著作にハマっていて読み尽くす勢いで読んでいるのですが、「外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術」の中に、「読みかけの本は積ん読タワーに盛る」という節がありました。

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読み終わった本と読みかけの本が本棚にごっちゃに置かれていると、今まさに読むべき本を選び出すための効率が低下する、そのため、読みかけの本は「積ん読タワー」に収納する、ということです。なるほど!と思ってネットで検索してみると、推奨されている方の記事がちらほら。

大半の読書が電子版に移行していても、リアル書店を巡っていて欲しくなった本(電子版が存在していないもの)を買って帰ってきたものの、すぐに読み始められなくてそのまま書棚に置いて忘れてしまう、といったことがまだそれなりの数あります。

山口氏の本の処理プロセスは、ざっくりこんな感じだそうです。

  1. 面白そうだと思って買ってきた本を一度積ん読タワーに置く
  2. 外出時など読書機会があるときには、このタワーからその時の気分や読書モードにフィットしそうな本を選んで読む
  3. 読みおわった(区切りがついた)本のうち、あとで参照する可能性が高い本は本棚に移動する
  4. そうでない本は廃棄用の段ボールに入れる

そして、タワーに積まれたまま、関心がそれて出番が回ってこない本については、年末にまとめて見直しをかけ、「半年の間に一度も手に取らなかった」かつ「いま読みたいと思わない」ものは潔く廃棄処分するのだそうです。これが「今後読む気になりそうか」ではなく「いま、読みたいか」で厳しく問うのがポイントだとか。

見直して、あたらいい本が入ってくる隙間を作るのがポイント、ということのようです。

確かに、買ったはいいけど(その時は読む気満々だったのだけど)、ちっとも読めないままに本棚に居座るほんというのも結構あって、見るたびに気分が沈む感じがするわけですね(苦笑)。これまでも、数年寝かした挙句にこれは読まないわ、と見切りをつけて処分した本も結構ありますが、まだ沈殿している本もあります。問題は、確かに、読了本と未読のまま放置されているこうした本が本棚の中で同居していることで、なんだか座りが悪い感じになっているんですよね。ふむふむ。

なお、参照する可能性が高い本は本棚へ、というプロセスですが、参照したいという箇所が2〜3箇所であればその部分を転記して本自体は処分されるそうです。そうすると、読み終わった本のうち、実際に本棚に入るのは1割程度、転記してデジタル化するものがまた1割程度で、8割はそのまま廃棄されるのだそうです。なるほど〜。

ということで、自分でもこれはやってみたいな、と思いましたので、早速積ん読タワー(商品名は「ブックタワー」)を導入しました。ハイタイプにしたら、自分の背ほどの高さがあり、本は重いですから相当の重量に耐えられる頑丈な作りになっていてでかくて重かった・・・。

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今のところ、本棚を見返して未読か読みかけのものを引っ張り出してきてこの程度だと思うのですが(かなり処分した&7割方は電子書籍で読んでるので)、まだ埋もれているのかもしれません。毎週のまとめ記事のインプットのコーナーにこの写真を入れてもいいかも(電子本はどうするのだ、という気はするけど。電子の本棚も積ん読コーナーを作るか?しかしプラットフォームを3つ使っているのでかなり面倒そう。あ〜ブクログ?)。

この年末は処分するには早いので、来年末には処分も実行することにしましょう。とりあえず、見た目が美しいので気分良くなりました。るん♪