天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

台風19号

9月の15号に引き続き、関東方面を直撃して大きな被害をもたらした19号。

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週末だったこともあり、早くから警戒するように多くの情報が発信されていたこともあり、予定されていたイベントの多くがキャンセル・延期になり、計画運休も相当大規模になされたようです。このため、多くの人が自宅で備えて引きこもったのではないかと思います。

出勤の心配をしなくて良いため、週末の方が断然対応しやすいな、と思ったことでした。自分の勤務先についてもそうですし、世の中的にも休業にするかどうかでまだまだ安全サイドに振ることが難しい会社は多く、「頑張って」出勤してしまう人も多いし、それを要求する(または自明とする)会社も多いので。

私自身の予定についても、金曜夜の飲み会・土曜に振り替えた地元オケの定期演奏会のいずれもがキャンセルになり(前者はリスケ予定、後者は払い戻し予定。なんと電話連絡が当日朝にかかってきてびっくり。私はツイートで知っていたのですが)、夫に至っては、3連休全部泊まりやら日帰りやらイベントづくしだったところ全部キャンセルになって暇を囲っていました(土曜日はともかく日曜日まで中止にしなくていいのに、とボヤくので、ギリギリまで頑張って実害が出るリスクを取るよりガッカリする方がいいんだよ、と説得しておりました)。

当地については、暴風域には長時間入っており、警報も長い時間出されていましたし、それに伴って地上区間を持つ鉄道の運休は計画運休も含め多くなされていましたが、結果的にそこまで大雨に見舞われなかったため、被害はほとんど出なかった地域だったと思います。これって本当に「結果的に」に過ぎず、台風の進路予想では大きな被害があるかもしれない区域にはしっかり入っていたので、タカをくくって「大丈夫だろう」と出かけるのはやめておきたいな、と思ったことでした。

さて、今回の台風に向けての自宅の備えですが、普段の台風ではそこまでやらないけど、猛烈とか大型とか何度も警戒情報が入るので、外に出しているものたち(牛乳配達の箱・脚立・竹箒・雪かきシャベル・自転車の空気入れ)の取り入れを息子たちに頼みました。すると、彼らも情報は収集している(というか、ネット世代は普通にしていると情報が入ってくる)ため、私が帰宅する頃には家中の雨戸が閉められていました。

この雨戸って、自宅の作りが古いため、すでに建て付けが悪くなっており、毎日の使用には耐えられず、普段は全く使用しておりません。それこそ今回のように大型台風が直撃すると言われる時に思い出したように使ったことがこの15年で数回という感じです。おかげで錆び付いていて、鍵は閉まらないし、かと思えば何かの拍子に閉まってしまったらしく開けるのに難儀したりしました。防災・防犯を考えると、シャッター式で出し入れしやすい雨戸がいいのでしょう。電動だと普段は楽そうだけど、停電時には手動でもできないとかえって不便そうだな・・・。

で、雨戸を閉めていると当然ながら真っ暗なので、時間がわからず、朝になっても目が覚めないし、出かける用事もありませんから家族中でなんだかゆっくり起きだしていました。ちなみに自室は明り取りの窓が天井にあり、ここは雨戸とかありませんので、普段からなんとなく薄暗い感じの部屋の印象は雨戸を閉めてもあまり変わらないのだな、とか思ったのでした。まあ暗いだけでなく気圧が急降下しているので体調もあまり良くない感じの人が多くてみんなでゴロゴロ寝たり起きたりのんびり過ごした感じです。

雨に対する備えが多少心もとなかったのですが、大雨にはならなかったので問題は顕在化せずに終わりました。ベランダを通る樋が外れやすかったり強度に多少不安があったりしており、すると穴が開きっぱなしになるので、そこに風で何かしら飛ばされて詰まると水があふれるだろうな、とか思ったことでした。雨戸を閉めてしまうとここをチェックするのは難しくなるので、本来は補強工事が必要なのだと思います。

あと、停電・断水・ガスの停止に対する備えはあまりできていませんでした。一応、懐中電灯のチェックとロウソクの確認はしたけれど、それ以上のものはなく。水は、ペットボトルの在庫管理をもう少し徹底したほうがいいかもしれないな、とか。土砂災害や川の氾濫被害に遭う地域ではないので、地震はともかく台風ではあまり考えにくい、ということはありますが、地震も含めて防災用品の運用は見直した方が良さそうです。