天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

成年・独立への助走

クレジットカードの家族カードを息子2号用に作成しました。息子1号に作ったのは昨年の8月でした。

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今年の7月に息子2号は19歳、来年で成年を迎えます。民法改正で2022年4月1日からは成年年齢が18歳になりますから、以降は18歳で成年。海外でも18歳というところも多いので、19歳であればほぼ成年だと考えて良い年頃でしょう。

成年と未成年での違いは色々ありますが、飲酒・喫煙は今回の民法改正でも20歳に留め置かれたように別の要素が入るようなので脇に置いておくと、一番大きいのは親の同意のない契約の取消がなくなる=一人で有効な契約ができるようになる、だろうと思います。

とはいえ、一足飛びに一人でしっかり判断して契約ができるようになるというのも無理がありますので、それまでにそれなりに練習を積んでおくのが良いだろうと思います。一方で、学生の間は収入が基本的にありませんので(息子2号の場合アルバイトもしていない現状ですから、全くゼロです)、親のスポンサードの範囲内で振舞ってもらう必要もあります。

ということで、大学生の間は、親の監督のもと、少しずつ自分でコントロールする範囲を広げていく助走期間と位置付けて、色々導入をしてきています。息子1号で試してみて息子2号に広げている感がありますので、どうしても2号の方が年齡比だと早くなる傾向にあります。

運転免許証を取得したのが今年の7月、1ヶ月ほどで一人で運転するようになりました。9月には、カーシェアの家族登録も済ませたところ、早速一人で試し乗りをしていました。これもやってみないと分からないことが色々あったようで、戸惑いつつも完了した、という感じだったようです。

車で移動ができるようになると、自分で買い物に行くことが増えます。食料品・日用雑貨はこれまでも一人で買いに行ったり普通にしていたのですが、衣料品についても一緒に行こうじゃなくて自分で行って買ってきたので精算して、ということが増えました(所詮ファストファッションなので小遣いで立て替えられる程度の金額ではあります)。

こうなると、現金で精算する頻度が増えまして、自分としてはできるだけキャッシュレスで自動記録にしている甲斐がない。息子1号との間では、クレジットカードを使ったり、小遣いも振り込みにしたり、現金精算も出納帳上で差し引き精算システムを確立しているので、そろそろ同じようにしてもらってもよいかな、という。

ということで、冒頭に戻り、クレジットカード(家族カード)作成ということになったのでした。収入がない学生のうちにクレジットカードを作ることの是非は色々考え方があると思いますが、私的には、自分の収入があるようになってからクレジットカードも作って、おっかなびっくり使うのもアリだとは思うけれど、クレジットカードがどういうもので、どうやって使うのか、の部分を先に取り出して経験しておくのも助走という意味ではよいのではないかと思っています。また、もちろん、家庭内キャッシュレスを優先したい、という事情もあります。

息子1号との間では、使用前にはメッセージで一報すること、使用後にはすぐにレシートを提出することを義務付けており、親持ちだから軽々大金を支出することはないように一応の監督下にあります。金額的にも、衣料品程度であれば一人で決めてOKですが、もう少し大物の買い物(家具・家電など)だと、ネットでの調査・下見から相談に乗り、必要に応じて現物も一緒に見に行って決定するようにしています。今のところ息子1号との運用実績もあり、それなりの信用を積み上げてきていますので、同じように運用してまあ大丈夫かな、と思っています。

とはいえ、相談の頻度とか相談してから進めよう、という志向は息子1号と2号でだいぶ差がありまして、彼らの海外生活中にそれが如実に出ました(笑)。息子1号はかなり頻繁に色々聞いてくるのに対し、息子2号の音沙汰なしぶりといったらもう。ということで、多少上乗せして気をつけておかないとな、という気はしております。

収入と支出をコントロールする術を身につける、という意味では、衣類その他も小遣いからの支出に入れてしまい、その分を見越した小遣い額を与えるという方法もあるかと思いますが(そのようなやり方を推奨している本を読んだこともあります。アメリカの著者ではありましたが)、金額が日常支出と比べて大きくなること、頻度が低いことから凸凹が激しくなるため、全部小遣いの範疇で、とするのは難度が高すぎるだろうと思ってそこまではやってません。使いすぎて服が買えない、とか普通にありそうですしね。

一人暮らしの下宿生と比べると、そばにいる分独り立ちにはなかなかならないなぁと思いつつ、可能な範囲で色々試しておきたいと思います。自分の時を振り返ると、仕送りの中で色々やりくりするものだから、使いすぎて月末ひもじかったり銭湯に行けなかったり色々ありました(汗)。親に相談するにも電話も持ってないし電話料金は高いしで細々と相談するという発想もなく、自分で決めて実行してローンの支払いに就職してから悩まされたとかありましたわ・・・。今は連絡が簡単な分、そこまでのことには実際にはならないのかな、とも思いますけれど。

そうそう、息子たちにしてみると、現金面倒なので小遣い側もキャッシュレスにしたい、という要望もあるようです。彼らは三井住友銀行に口座を持っているため、デビットカード兼用のキャッシュカードを作っているのですが、 そして、若者にはキャッシュカードよりデビットカードの方がリスク低くて使い勝手も良いと思うのですが、今のところApple Payに登録できないのが難点ですね。

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時間の問題ではないかとは思いつつ、現在まだで、バイトするようになって収入がもうちょっと増えたら学生用のクレジットカードなども視野に入れてはどうか、と助言したりしております。息子1号は、メルペイカード?を自分の小遣いキャッシュレス用に用意して、口座から引き落としするようにしている模様です。

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