天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

衣替えに代えて

今年は残暑が長かったので、ようやく最近になって秋の服装が定着してきました。急に寒くなったので、衣替えが間に合っていない、という声も聞こえてきたりします。

4年前に片付け祭りを実行したときに、衣替えというものは廃止しまして、すべての衣類は見えるところ(引き出しとクローゼット)に収納しています。なので、季節が移ったり暑さ寒さが戻ったりしても、手元に着る服がなくて困るということがなくなりました。衣替えって、地味に負荷になっていたんだなぁと昔を思い出して思います。

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さて、とはいえ、衣類は消耗品ですから、季節が終わると傷みが出ているものもあるし、結局このシーズンは一度も袖を通さなかったな、というものも出てきたりします。そろそろ収納しようと思って洗濯したらまた暑くなって再度着てしまったものは、もう一度洗濯しなくては。などという季節の終わりの衣類のメンテナンスがあります。

最近は、スーツやジャケット、ワンピースなども家で洗える素材が増えており、季節が終了のタイミングでクリーニングに山ほど持ち込むということがなくなりました。全くないわけではないのでクリーニング店の利用がなくなったわけではないのですが、激減しています。この傾向を考えると、クリーニング店の経営も大変だろうなとか思ったりします。

物によってはアイロンかけが大変だったりするので、いっそクリーニングの方がよいかも、ということもありますが、基本私はアイロンは好きなので苦になっていません。このあたりはかなり人に依りそうです。

また、スーツの着用の機会が随分減りました。先日日経ARIAを読んでいたら、オフィスワークでの服装がカジュアル化しており、昔のように職場ではかっちりスーツということがなくなった(男性は相変わらずなのかもしれませんが、それでもクールビズ・ウォームビズは定着しましたよね)、なので仕事着と普段着を分けずにミックスするのが良いとの記事がありました。

確かに傾向としてその通りで、私の現在の普段の仕事着は、パンツ・カットソー・ジャケットか、ワンピース・ジャケットのどちらか。人に会う時も、フォーマルな会議であっても、この範囲で賄えてしまいます。どうしてもスーツを着なくては、ということがない。

ということで、ほとんどのスーツは着なくなり、着ないうちに時間が経ってしまったので、ほぼ処分してしまいました。大体の場合、ジャケットを羽織れば多少テイストにカジュアルが混ざっていても印象がカチッとなるので構わないかな、と思います。

なので、ジャケット以外は普段着としても使っていて、ジャケットの代わりにカーディガンやパーカーで柔らかめにしておく、足元をスニーカーにする、などのちょっとした差でおしまいです。このため、普段着として使っていたジーンズやシャツ類も数が必要なくなり、減りました。夏の間はさすがに帰宅すると汗をかいているので着替えますが、あとの3シーズンはジャケットを脱いで割烹着を着れば汚れも気にせずそのまま過ごせます。

そんなこんなで、着回しが効く範囲がとても増えたのと、パーティーなどの「よそゆき」を着る機会があまりないのとで、すっかりコンパクトな衣装在庫になっているのでした。適宜経年劣化に気を配って入れ替え、ときどき遊んでみる、という感じになっているここ2年ほどです。