天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

2019年を振り返って

ここ数年の恒例に従って、2019年もカテゴリごとに年次レビューを行いました。12月の5日からたすくま上で「年次レビュー」のタスクが毎日現れるようになり、すっかり忘れていたのでびっくりしたり。ただ、毎年のことながら、すぐに書けるものと中々考えがまとまらないものとあり、先送りすることも多くあったり、結局最後まで書けなかったり色々でした。タスクのリピートだけではなく、カレンダーにも時間をしっかり登録した方が良さそうだな、と思ったことでした。

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さて、2019年は、レビューのシステムを2018年から少しだけ変更しました。表計算ソフト(Numbers)での週間日記、週のまとめ記事、月のまとめ記事の大枠は変えていませんが、週のまとめの項目は日記からの積み上げにしつつ、月のまとめはそのさらに積み上げとするのをやめて、その月の特徴的なことを数項目取り上げて書く形に変えてみました。振り返りの方法としては良かったかな、と思います。

月のまとめの方式に従って2019年を振り返ってみようかと思ったのですが、中々うまく収束しなくて、おかげでこの記事を書くのが随分遅ればせになってしまいました(一応、お休み中ではあるのですが、年も明けて随分経ってから書いていたりします。)。

ざっくりまとめると、2019年は、前半が「動」後半が「静」だったかな、という印象です。元々、株主総会が6月半ばにあり、ここ3年ほどその統括をしている関係で、仕事面では山が前半に集中する傾向にあるところへ持ってきて、3月〜6月で英語のプログラムを入れてしまったので、より動くものが前半に集中する格好になりました。

1. 仕事面

昨年に引き続き、あまり年次レビューとして特筆すべきことがないというか、秘密保持義務違反にならないように書けることがないというかで、仕事についての独立したカテゴリーレビューはしませんでした。

株主総会の統括という毎年繰り返される大きな仕事については、やりたかったことの一つの区切りをつけたところで、ここから先さらに展開させるには、コーポレートガバナンスやらグループ内部統制やらに本格的に取り組む必要があり、どちらも現在の職掌を超えるだけに、どう準備してどう食い込んでいくかというのはあまり計画できる類のものでもなく、うっすら働きかけてみたり、降ってきたものに取り組んでみたりで終了しました。

安定かつ安心できる業務遂行だが、さらに上位へのチャレンジを期待する

と上司に評されたのが今年のハイライトで、もう少し積極的に嘴を挟んでいいってことかな・・・とか思いつつ、一人でできることはあまりなく、なんだか多忙そうにしている人々を巻き込んでやれることって、相当の大義名分がないと難しいんだよねぇ、と思うのでした。

私自身がどう手を動かして食い込んでいくか、という話はタイミングが揃わないと難しいのですが、一方で配下の組織運営については、ほとんどお任せして上がってくる報告を聞いて適宜助言する・意思決定するで足りるようになっている知財と、念願の課長職を得て組織運営も回り出したので私自身が動かなくてもよくなってきた法務と、ということで、法務側の組織運営体制をデータ整備やら何やらで支えつつも、まあそれこそ「安心安定の業務遂行だよね」という1年間であったと思います。

ということで、ある意味手離れしてきた今、さらに職掌を広げていく機会に恵まれるのもありだなぁとか思うのでした。

2. 自分という器の面

心身については、初めて独立してレビューを書いてみました。

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体調面について、好調に年を締めることができて幸いでした。ちょっと気にかかってるのは、12月特に、首から腰にかけての凝りが酷くなっていて、朝起きると首が酷く痛むことですね。何かのバランスを崩しているのだと思いますが、リメディアルセラピーに行ってもあまり軽快しない。骨格・筋肉系統に課題があるな、と思う年末でした。

タスク管理や自分ルールについては、あまり変化がなく、それについて考えることも多くなかった(=エントリもほとんどなかった)ため、カテゴリーレビューはしませんでした。たすくまをガイドに日々を送り、コメントを入れつつ記録をとって1日を過ごす。翌日それをみながら記憶を蘇らせ、その後定点観測として日記をつける。やりたいことは実行するタイミングをざっと決めてカレンダーに登録し、当日のたすくまに取り込んで実行する(できなければタイミングを調整する)。定点観測では自分のやりたい分野を挙げているので、日記を書くときにはそれを思い出してやりたいことを思い出したり予定したりする。これらを繰り返して1週間が終わればレビュー記事を書く。4〜5週続けば1ヶ月が終わるので、自分にとってその月がどうだったかを思い出してまとめ記事を書く。この繰り返しで1年間が終わり、年末を迎えています。

同じように繰り返しているつもりでも、注意力に多寡は出るもので、調整が必要になることはママあり、グッドバイブスの観点を得て、改めて「本気でタスクシュート」をやろうと決意した年末でした(放置せずにタスクリストのチューンをするとか、チェックリストのメンテナンスをするとか)。スルーせずに取り組むように心がけたいな、と。

3. メンテナンス

デジタルメンテナンス

年頭所感に書いたように、このブログのhttps対応は待ったなしとなっておりましたので、数ヶ月かけてなんとか完成し、その勢いでブログのデザインテーマも変更しました。気に入っていますので、当分これで行くかな、と思っています。

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時折、以前のブログを引用したりすることがあり、残り2つのブログについてもhttps対応しておいたほうがいいのだろうなと思いつつ、そこまでは手が伸びませんでした。他とのリソースの兼ね合いを考えると、どうもこのまま放置になりそうです。

また、https対応と並行して、Mojaveへアップグレードは完了。いくつかアプリの非対応が発生して焦ったりしましたが、アプリの入れ替えなどで対応して以降は問題なく使えています。

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アプリ対応ということでは、ScanSnapのアプリが大幅にアップデートしてしまい、これまで作っていた、スキャンして直接Evernoteに取り込む流れがうまくいかなくなってしまいました。いい面悪い面あるのですが、ちょっと手をかけてやらないとスタックします。また、出先でiX100が充電切れを起こした拍子にScanSnap Cloudがうまく行かなくなり、Evernoteとの連携が切れていたことに気づかずにScanしていたつもりが保存されていなかったなどの支障が出ています。Cloudで言えば、家のScanSnapがどうもWiFiに接続できないことが多くて、結局有線繋いで使っていたりしております。これはWiFi環境の問題もあるのですが、ScanSnap側のWiFiチップの能力問題もありそうで、致し方ない面も。この辺り認識して、適当でなく注意を払っておこうと思います。

保管庫としてのEvernoteは活躍中なのですが、使い切れていない感はあって、整理したいと思いながらやっぱり1年手付かずでした。使うノートブック・ノートが非常に限定的になっているのですが、保管庫として特に紙の書類を放り込んであるので検索は役に立っています。結局デジタルのクリッピングは、再度Googleで検索したほうが早いし優秀だったりするので。。。

結局は、ちゃんとスキャンして、スキャンしたものを放置せずにEvernoteへ流しておくことさえきちんとやっておけば良いのかな、という結論になりそうです。

形あるもののメンテナンス

ようやく物理的なモノとしての書類と写真をデジタル化にこぎつけ、積み上げていた段ボールを解体して、片付け祭りが概ね完了しました。

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デジタル化されたものは、書類についてはEvernoteの「片付け祭りInBox」に全部放り込んであり、とりあえずの検索はできるようになっています。もう少しなんとか整理したいとは思っていますが、とりあえずの役には立っているので、そう急がずともいいかな、という感じ。

写真の方は、自分でスキャンしたもの、業者依頼分がデータで帰ってきたものがとりあえずMacの中に入っており、さらに言えば、デジタル以降のデータも散在しています。どのように保管して行きたいかの方針は立てましたが、そのための作業が膨大で、手をつけるまで行きませんでした。これからこれから、です。

4. 思想を育てる

という表題で、日記の項目を立て、日々考えたこと、継続して考えていること・いきたいことを書いています。インプットとの関係も深く、疑問に思ったことを調べに行って、関連書籍に達し、そこからさらに疑問が出てインプットが拡大する、その間思想を育てるのはしばらく置いて行かれる、ということも多くあります。特に、今年は前半の実践「動」が終了し、後半の「静」の期間は、色々な刺激から考えることも多くあったと思います。自分としては塊が大きすぎたのか、その時々で書き残すことがうまくできなくて、年末のレビューに相当時間がかかってしまいました。来年はもう少しエントリにしておいて振り返りやすくしたいものです。

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また、インプットの年次レビューは、中身でなくてどのように自分がインプット行動をしたかに終始してしまっています。これは普段の週のまとめエントリでもそうなのですが、要するに、自覚もしているように、何かに触れて自分が感じたことをまとめるのが苦手なので、そこをスルーしてしまっているせいかなと思います。とりあえず今年については、考えるのレビューの方で概ねカバーしたかな、とは思うのですが、来年はもう少し所感をまとめるエントリも増やしたいな。

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