天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

マイナンバーカードでe-Tax

昨年の4月に思い立ってマイナンバーカードを作りました。きっかけになったのは、社内で住基カードを持っている方(自宅は遠方)がコンビニで住民票が発行できるので便利とかいう話を聞きつけたことだったような。

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マイナンバーの提出のたびに通知カードをコピーして運転免許証と一緒に出すのもなんだか手間だなぁと思っていたこと、カナダに住んでいた頃の社会保険番号の経験もあってあまりマイナンバー自体に抵抗がないことからとりあえず何に使えるのか作ってみた、といった感が強いです。なんでああもナンバーの秘匿にガチガチなのか実のところよくわからないんですけどもね。証券会社とかでは、顧客からのマイナンバーの提出が今になってもなかなか進んでいないようです。

で、作ってみたものの、よくよく調べてみたら、コンビニで住民票が出力できるかどうかって自治体によってまちまちなんですね。そして、私の住んでいる自治体は対応してなかった・・・。普及してないから対応してないのか?する気がないのか?アナログやめようよ~!!

ということで、作ってからしばらくは運転免許証と同様にいつも持ち歩いていたのですが出番がまったくないので、数か月たったところで普段使いでないカード類と同様の取扱いに格下げされました。マイナポータルにも行ってみたんだけど、いったい何ができるのか?そして、リーダライターがいるのか。。で、止まってました。

一方、毎年発生している医療費控除のための確定申告です。これがもう面倒で面倒で、領収証はひとまとめにして取ってあるものの、一覧に入力して処理するだけのことができずにスキップしてしまった年もあるくらい。健康保険の適用がない施術形を常用していると、医療費の年間額は軽く10万円を突破するので、申告しないと損なんですけどね。ここ数年は妹に事務処理部分をお願いしていて、印刷して源泉徴収票を添付して投函するだけになっていたのですが、それすら面倒だった。

で、マイナンバーカードです。これがあれば、e-Taxができますよね。

今年から、Android端末に加えてiPhoneでもスマート申告ができるようになったようです。が、試しにマイナポータルのアプリやらインストラクションに従って入れてやってみたんですけど、なんだか上手くいかない。し、そもそもあんまりスマホで色々手続きするのってあまり好きじゃないんですよね。ちまちましていて。。。

ということで、結局リーダライタ買いました。

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その昔、Sony製のを持ってたのですが(確か、Suicaの中身を見たくて買った気がする。今ではモバイルなので使わなくなって久しいですが)、これはWindowsしか対応していないことが判明し(そもそもケーブルがどこかに行ってしまっており、今や珍しいminiUSB端子のため呼びもなかった)、処分しました。。

取扱説明書に従って、サンワサプライのダウンロードサイトからドライバをダウンロードしてインストール。

www.sanwa.co.jp

あとは、e-Taxサイト確定申告コーナーの手順通りに。よく考えたら、昨年作ってもらったデータがあったのですが、一から作成してしまいました。e-Taxでマイナンバーカード方式を選択していきます。注意としては、私は普段ブラウザはChromeを使っているのですが、Macの場合、Safariでないと使えません。

リーダライタを接続し、マイナンバーカードをセットして、求められた時には暗証番号を入力することさえできれば、あとは画面の案内に従って入力するだけでOKでした。

医療費の数が多いと医療費集計フォームをダウンロードし、これに入力しておいて、読み込ませるのが便利なのですが、これがcsvじゃなくてエクセル形式でして、MacにしてからMSOfficeを自宅で全く使っていない私としては、この使用は諦めまして、画面で1件1件入力することに。といっても、結局あちこちの医療機関に行ってるわけでもなく、リメディアルセラピーと歯医者と皮膚科に内科で終了ですから、大したことはなかったです。一番数の多いリメディアルセラピーは年間まとめて領収証を発行してもらっているので、計算も簡単。

源泉徴収票の原本提出も不要になったということで、職場からPDF配布されているものから数値だけ入力しておけばOKです。もちろん後日の要求があれば提出する必要はあるんですが、当初から送らなくて良くなったのは大きいですね。

年に数件程度、寄付もしており、この控除も実はやったことがなかった(大汗)のですが、今回初めてちゃんとやる気になってやってみました。結構税額控除で戻ってくるんですねぇ。これはもう少し前向きにやります(寄付自体も、申告も)。

ということで、入力完了後、署名用のパスワードを入力し、ちゃんと申告書類の形に出来上がって、送信ボタンで完了しました。

リーダライタが届いたので、できるところまで準備をしておこう、とか思って始めたのですが、2時間くらいで全部できてしまったので、なんだか拍子抜けしてしまいました。これまで一体あんなにやるのが嫌だったのはなんだったのだろう・・・>自分

ということで、来年は、今年のデータを利用できますし、医療費と寄付の領収証をちゃんとまとめてとっておきさえすれば、週末の1回で全部処理が終わるということがわかりまして、非常に気楽になりました。