平年並みに梅雨入りしまして、大雨が降ったり嘘のように晴れた日が続いたりして6月らしい6月でした。乾燥には縁がなく、じっとり暑い日本の夏の始まりですね。
5月のまとめに宣言した通り、6月は週1回のオフィス出社とし、毎週金曜日はオフィスの日にしておりました。たまたま6月は株主総会で、そのリハーサル・準備日が3回金曜日だったため、ついでに毎週曜日固定の方がやりやすいよね?と思って全ての金曜日を出社にしてみた格好です。
緊急事態宣言が明けて経済活動・日常活動を戻しつつある中、東京では感染状況が戻りつつあるような6月末現在ですが、当地でも通勤・通学が復活していて朝の電車は混雑します。テレワークは継続だけど時差出勤は認めていない当社のため、朝の通勤ラッシュが嫌で、出社日は回を重ねるごとにどんどん早くなりました(汗)。
そして、週1回の楽しみ、ということで、毎回スターバックスでモーニングを。お昼時は賑わっているようですが、朝はいつも貸切に近い状態でした。
県境超えて移動も解禁になり、夏休みの計画を立てたりもしました。東京・関東方面に出かけなければまあいいのでは?とか思っている昨今です。大学院生の息子1号は、4月5月の大学休講のせいで夏休みが9月の後半の2週間しかなくなったそうですが(ああ、国立大!らしい。息子2号@私立大は普通に夏休みあるよ〜だそうで。)、お盆休み週間は一応あるらしいので、そこでなんとか今年も家族旅行を。
今月の良かったこと
- 直前期でリハ積み重ねて株主総会当日も無事に終了しました。
- ニューノーマルなのか?外食したり外飲みしたり。でもごく少人数。
- テレワーク率50%のあり方を考え始めました。
1. 株主総会、そして?
4年目の株主総会仕切りも無事終了しました。毎年ただ前例踏襲だけしていても仕方がないので、トレンド踏まえつつ新しい試みを入れているのですが、そんな思惑が吹っ飛ぶほどに色々な対応を迫られた今年でした。
そうした対応は一旦脇においておき、例年通りの準備の方に目を向けると、これまた「え、そうなの?分かってなかった!」ということが今年もあり、まだ全部が細部まで掌握できていない感を持ったのですが、もう一息という感じも一方であります。
とはいえ、このもう一息をしっかり達成しようと思うと、会計・財務方面に真剣に手を出していかないと鵜呑みにしている状態から脱出はできないだろうなぁという感じがあり(聞いているだけでは理解に限界がある)、挙句の簿記学習ではあるのですが、積み上げ式で取り組むのはちょっと時間がかかりそうです。行きつきたいところは2級どころか1級のカバー範囲であったりもして、いやそこまで真剣にやりきるのはちょっと違うよな、などと考えているところ。
一方で、この4年間は知財よりも法務に私自身のリソース配分を多めに寄せてきているのですが、ここへ来て、知財側の訴訟対応(久しぶり。米国です)が本格化し、ここ数年ほぼ全面お任せしていた部下の課長職が全面的に訴訟シフトにせざるを得ず、勢いその他の知財側マネジメントをこちらに引き取ることにしました。
開けてみると?割と彼が自分でなんとかしてきた部分も多いんだなということが分かって汗が出たりしておりますが、この際色々整理もしつつ、今後に向かって育成もしていくようにできたらいいな、とか思っています。
問題は、やっぱり訴訟対応などの渉外系の育成が進んでいないことにあり(だから課長自身がどっぷり突っ込むシフトを組まざるを得ない)、一応若手を入れてプロジェクト体制にしてみているのだけれど、どうなるかなぁ。なんとかなってほしいなぁ。しかしそもそも本件自体の先行きの不透明さが半端なく、どこへいくのか厳しいわ。。
そうそうお任せしっぱなしというわけにもいかないのな、とか、色々吸収してくれていた課長職すまん、とか思いつつ、の3週ほどでした。
2. 飲食って
行きたい時に外食が戻ってきたかな、と嬉しい6月ではあったのですが、東京での感染再拡大の報道を聞いていると、職場内クラスターが飲み会で発生しているようにも。
https://www.fnn.jp/articles/-/56113www.fnn.jp
こうなると、懇親会とか飲み会とかって文化がなくなるんじゃないかなぁなどと思ったりもします。株主総会終了しても「打ち上げ」は論外で、定時でとっとと帰宅しましたしね。
ということで、お店は開くようになってきて、ガイドラインもあれこれ出ていて、ディスタンス取る形で運用されているところが大半ですが、数人以上で出かけて飲んで騒ぐっていうのはないよなぁ、と。結局出かけているのはどっちにしても濃厚接触者である家族か、そうでない友人・知人なら二人で、対角線に座って、食べていない時のおしゃべりはマスクして、という感じでした。3人以上だと厳しいなぁ。
飲食文化がどう変わっていくのかちょっと興味あります。完全に新型コロナウイルス封じ込めない限りは行動が元に戻るたびに感染拡大になりそうな気がして。
居酒屋文化とともに大学生・社会人を過ごしてきた年代なのですが、よくよく考えると大勢で話をするならオンライン越しでもよく、特に美味しくもない宴会料理をワイワイ囲むまでもないかもしれない。同窓会のような、しばらくぶりに合う人との会合というのはこれまたオンラインに完全移行してしまうのかなぁ。年代的にSNSやっていない人、というのもそれなりの割合いたりするわけですが。
美味しいものを美味しいお酒とともに楽しむなら、大勢でなく二人・三人程度で、となっていくのかもしれませんね。
3. 新しい働き方
オンラインでの会議にも慣れました。オフィスで立ち話して情報を仕入れるとか、エレベーターで上司を捕まえて話をして前に進めるとかはできなくなりましたが、自分だけがリモートというわけではないのでそもそもそういう機会が減っており、支障ないように思います。まあ、オフィス出勤率が20%から50%になったことで全般に人が増えている印象はありますから、私の知らないところでそういうインフォーマルコミュニケーションが戻っているのかもしれませんが(汗)。
インフォーマルコミュニケーションの減少というのは、リモートワーク文脈ではよく指摘されていて、得られる情報が減ったとか、雑談のような仕事と関係が薄い話ができなくなって精神健康レベルが下がったとかあるようです。
私にとっては、会社に行かなくてよくなり、コミュニケーションはほぼテキストベースになり、自分のペースで人目を気にせず仕事ができるようになり、いいことばっかりだけどな?とか思っていたのですが、上記のような指摘を見て、
あ、そうか。私、そういうインフォーマルなコミュニケーションって、苦手だし嫌いなんだよ元々。
とか思い至ったのでした。結構我慢してきたよな〜>自分 ということで、そういう人にとっては一人で仕事して言いっ放しのチャットでメールほどではない気楽なコミュニケーションが取れて指示が出せて、適宜オープンなチャンネルでやり取りしてくれればそこを眺めていられて大体の動きがつかめてオッケーですわ。
一方で、経験があまりなくて、仕事の進め方の指導が必要な若手については、戸惑いも大きいようだし、ちょこちょこ隣の指導者に聞いて進めるということがリモートだとやりにくく、指導する側も大変です。出勤率緩和してからは、こうしたOJTを強化する方針を出していて、まあそれはありかな、と思います。仕事の内容が明確で裁量があり、プロセスや成果に他社依存性があまりない場合にリモートの生産性が上がるらしいのですが、同じ種類の仕事をしていても、出てくる成果物に大きな違いが出てくるのはなんでだろう。。。
若手の指導環境を整えること、指導側もなんとかすること、その上で、全体方針としてのテレワーク基本を支える施策を恒久的な形に整えること、それをちゃんと見えるようにしてみんなが不満を持たないようにしていくこと。そんなことを考えながら過ごしている昨今です。
出来るだけ理解しやすく、透明でオープンに。状況は変わりうるので柔軟に。
今月読んだ本
時節柄なのかなんなのか、楽しみの本ばかり、という結果に。