2020年は、COVID-19とともに記憶される年になるのでしょう。
本日現在まで、私自身は感染しておらず、身近な感染経験者も出ていない状態ですが、感染が本格化した3月以降、急激な環境変化もあって心身にストレスが相当かかったことは確かです。
そのせいなのかどうなのか、今年は、昨年に比べると決して快調だったとは言えず、特に夏頃は体調不良が続き、経験のないひどい目眩に悩まされたり、心拍数の急上昇に驚いたりしました。
不安と環境変化によるストレス
2月あたりからCOVID-19の報道が増えてきて、徐々にこれは今までに経験がないものだ、ということが分かってきて、収束・終息が見えないことが常態化していきました。特に春ごろは、こうすればいい、これはしてはいけない、というのも変化するし、報道を追いかけていると疲労してくるし、マスクや紙製品は無くなってなかなか復活しないし、で、エッセンシャルワーカーの方々には比べるべくもないのですが、地味にストレスが積み重なっていく状況であったと思います。
そんな中でもできるだけ快適な環境の確保に努めたり、良いところを探してみたり、色々してきまして、環境整備面は功を奏したものが多かったように思います(2020年に購入したものを参照)。
また、働き方が大きく変わったことが一番大きな環境変化だったわけですが、こちらはどちらかというと、自分的には歓迎する方向で(自由度が増し、通勤から解放され、人目を気にしなくて良くなり、生産性が上がった)、たとえすぐに感染が収束したとしても、以前の働き方には戻りたくないと強く思ってきました。
そのため、以前より快適、仕事はしやすい、運動不足にはなりやすいけどそれなりに工夫してちゃんとできてる、と考えていたのです。が、振り返ってみると、自分の心身の状況は自覚と調子が常に一致していたわけではなかったのだな、と思います。
そんな常時ストレス状況に猛暑が追い打ちをかけて、夏の体調不良につながったのだろうと思います。8月中どうも不調が続き、回復してもしっかり戻らずを繰り返していたら9月の頭に点滴のハメになってました。もう少し色々モニタリングして記録に気をつけていたほうがよかったかなぁ。
食のコントロール・ダイエット
正直なところ、ストレスに対して一番簡単に解消する手立ては食べること・飲むことで、そんなに感じてないとか思いつつ、今にして思えば、春から夏にかけてのステイホーム中の食べる量は増えてたなぁと思います。生活が変わって、面白い経験が減ったとか、身体的な刺激を受けることが減ったとか、人に会ってお喋りしつつ飲食を楽しむ機会が絶滅したとか、まあ色々積み重なって、ちょっとおやつをつまむ、といった補償的な行動が増えたのだろうと思います。
snaq.meなどは、当初4週に1箱で全然たらなくて2週に1箱に増やしたりしていましたから、結局毎日1パック食べてたんですよねぇ。また、緊急事態宣言下では飲食店が閉店していたこともあって、家飲みの機会も増えていました。夕食じゃなくて飲みながら色々食べていると食べる量も増えます。
で、この頃は、体重・体組成計を封印したままだったので(苦笑)、モニタリングなし・フィードバックなしのまま数ヶ月が過ぎ、9月に医者で体重計に乗らされて真っ青になったわけです。
それから大反省して、モニタリングは再開し(事実の把握はいつでも最重要。仕事ならできるんだけどねぇ。。)、食生活を一新し、睡眠の改善に努め、運動量も改めて気を配り、という4ヶ月でした。まあ、ステイホームで食が乱れた?期間が6ヶ月ほどあり、建て直しの期間がようやく4ヶ月なので、元に戻るまでは至っていません。歳とってから戻すのってほんと大変です。
9月のまとめ (2020-W36〜W39) - 天職の舞台裏 (1. 健康第一の暮らし)
10月のまとめ (2020-W40〜W44) - 天職の舞台裏 (3. 健康生活)
食生活は、質的にも量的にも4ヶ月かけてほぼ安定してきました。質面を変えた当初はその分を補償するかのように量が多めになってしまったりしていたのですが、そんなに食べなくて大丈夫、ということがやっと理解でき、空腹感というものが自分の理解と違っていた(お腹が空いているということと、食べようと思えば食べられるは違う!)ことに気付きまして、落ち着いてきたかな、と。
そうなったら、あまり空腹に感じることも減ってきたし、口寂しいと思うこともなくなってきました。次に食べられるのが遅くなるから今食べておかないと!とか思わなくなって、先回りして考えた結果食べる、なんていうこともなくなりました。何より、こうした生活を続けていたら、アルコール・カフェイン・スイーツに対する欲求がなくなって、ほぼ食べなくなっています(ここ2ヶ月くらい?)。
食生活が安定してきても、あまり体重・体脂肪方面に減少が見られなかったので気落ちしていたわけですが、すると運動量かな、さらに、基礎代謝とか非運動性熱産生かlあ、とか思って、運動量の増加やアクティブエネルギー消費の目標アップとかも考えたりしてみている現在です。(運動量については後述)
しっかりモニタリングして、引き続き地道に継続したいと思います。服のサイズを早く元に戻したい。。
リメディアルセラピーでのパーソナルトレーニング
2月からリメディアルセラピーで施術に加えてパーソナルトレーニングをセットでお願いするようになりました。
6月ごろまでは、従前同様3週間間隔で通っていたのですが、これだと最後の1週間で調子が崩れたりトレーニングの正しいやり方が崩れたりする傾向にあるな、ということで、7月から2週間ごとのペースに増やしました。
ということで、トレーニング始めてから20回になります。元々が体力・筋力が圧倒的に弱いため、このペースで地道に指導を受けて毎日課題を実行していても、まだ平均的な人並みには達していないと思われるのですが、まあ、当人比でいけば、少しずつ筋力がついたり体力がついたり良い方向に向かっている実感があります。上記したストレスもありますので、自己流だけじゃなくてちゃんと状態を見てもらえてその時々に合った指導をしてもらいつつ進められたのは本当に良かったです。ちょうど始めたのがCOVID-19の始めと重なったのは全くの偶然だったわけですが。
そしてこの年末、前回の施術の際、やっぱり手足が本当に硬いということで、インナーマッスルが使えていないからアウターでカバーしようとするので硬いんですよ、というところに戻り、やっぱり初回にやったバランスディスクの上でお尻・膝立ち・足で立つに戻ってきているのでした。1年やってもまだそこが!
う〜ん、いろいろやってみましたが、一番弱いところを潰しに行くのがやっぱり必要ですね、これって地味トレなんで面白くないってよく言われます。でも頑張って地道にやりましょう。そこからです!
とのこと。20回を経て、あれこれやってみた結果戻ってきているので、ちょっと重要性を理解したかも。力の加え方も分かってきた気がするし、このまま来年に向かって一段ステージ上げるべく頑張ります。2週間ごとのペースがちょうどいい感じなので、来年も同様に継続の予定です(多少の伸び縮みはあるにしても)。
ステイ・ホームの運動
今年もApple Watchのアクティビティリングとともに暮らしてきましたので、ムーブリングの達成状況(アクティブエネルギー)と平均歩数を週単位でグラフにしてみました。iPhoneの「フィットネス」で日・週・月・年などの単位で見られるのですが、1年分記録するのは結構手間がかかりました。来年は毎週記録するようにしたいな。
どちらも結構変動が激しいのですが、平均歩数が凹んでいるのは、外出自粛〜猛暑期間であまりウォーキングに出ないようにしてひたすら家でステッパーに励んでいた時期。前半のアクティブエネルギーが大きいところはスキーですね。もっとも凹んでいるのは例のめまい・点滴で1日倒れていたあおりです。W42(10月半ば)から歩数(朝ウォークを復活)もアクティブエネルギーもグッと増やして活動量を高め維持にしており、このまま継続したいと考えているところです。
ダイエットとの関係では、食だけでも睡眠だけでも効果はなく、運動量、それも積極的運動量と普段のちょこまかした運動量、おそらくは筋肉量から来る基礎代謝、とどれも一方向に向かってそれぞれガッツリやって連携していないとさっぱり効果が出ない、ということのようなので、サイズダウンのためにも続けるしかあるまい、といった心境になっております。
しかし、こうして振り返ってみると、心身面へのインパクトが大きかった1年だったな、としみじみ思いました。