当地は先月半ばに早々に梅雨入りしていたために、6月は全面梅雨!という認識でいたところ、関東がまだ梅雨入りしていないとかニュースで見てびっくりしたりしておりました(結局関東地方の梅雨入りは6月14日で、当地より1ヶ月近く遅かった・・)。
「梅雨」の語感から、なんだか6月はずっとしとしと雨が降り続くのかと思ってしょんぼり?していたのですが、過ぎてみるとさほど雨が多くもなく、降ったり止んだり、一時雨のような日が多く、その分あまり晴天が多くなくて日差しがキツい日も少なめだったように思います。
なかなか梅雨入りしなかった関東圏では猛暑日も記録されていたようですが、当地はそうしたこともなく、真夏日も数えるほどで、比較的過ごしやすい気候の1ヶ月でした。
何しろ総会本番月ということで、物理的に確認すること・リアルに行うことが多く、なんと7回オフィスに行きました。テレワーク開始してから最多じゃないかしら。びっくり。昨年同月比で見ても多いですもんね。
これにはオフィスのレイアウト変更(フリーアドレス化)も影響してそうです。オフィスにいても移動がしやすくて気分よく働ける感じがする。何度か行ってみて、ディスプレイが設置してある席じゃなくてフリー席にノートPCだけ置いて仕事をする方が身軽な感じがして気に入りました。有線ケーブルも使わない、なんならマウスも使わない。電源も使いたくないところだけどバッテリーの持ちが悪いので難しいのがちょっと気に入らない感じ(笑)。
今月の良かったこと
- 無事に株主総会本番終了
- 装具が外れて1ヶ月経過。順調ですが凸凹はあります。
- 俯瞰して整理したい欲求の行方について考えていました
1. 株主総会本番終了
6月にはどうしてもこれを挙げないわけにはいかないですね。もう5年目となりました。今年も無事に終了してよかったです。課題はもちろんありますが、その年の状況に応じた適切な対応を取ることができた、というのが肝心。
回を重ねるごとに、自分が手を動かすところは減らすように持って行っており、理想は指示もしなくてよくて提案が上がってきて確認・承認すれば勝手に最適に回ることではありますが、法上の要求と期限の厳しさと関わる部署・人数の多さとで、なかなかそこまで至らないな、という感想です。目指すことは続けますけれど。そして最後まで私が自らやらなくてはならないところも残りはすると思うのですが(リハーサルの仕切りとか)。
そして東証の市場再編がかしましく、開示周りにももう少し目配りするようにした方が良いよねぇ、と思う昨今なのでした。8月になったら関係者と相談して考えます(7月は進行期の第一四半期決算で既に忙しい。。)。
2. 装具が外れて1ヶ月
5月のまとめを読み返していて、そうか、月末に通院して装具を外すタイミングを指示されたんだった、と思い出しました。1ヶ月ですっかり装具なしの生活が普通になっており、装具はまだ保管してありますが、忘却のかなたですね。
リメディアル・セラピーに行って、その都度状況を報告してエクササイズの相談をしているのですが、その度の結論として、
- だんだん普通に使えるようになる(なってきている)ので使う。
- すると、しばらく使ってこなかった慣れない動きになるので、特に初めのうちはとても疲れるし、痛みも出る。
- 養生してからまた使うと、今度は前回より疲れも出ないし痛みも強くない。
この繰り返しですね、と。その通りです、はい。という1ヶ月間でした。
オフィスに何度も行ったおかげ?で、だんだん慣れて、細々動くと確かに疲れるけど、4月末のような疲労困憊にはならないようになりました。そもそも普通に立ち仕事とかもできるようになってきているので、そりゃそうすれば疲れて痛いよね、という繰り返しでした。
ステッパーやスタンディングデスクでの執務というのはまだ負傷以前のペースには戻せていません。一度ステッパーやってみたらひどく痛みが出てしまい、しばらく封印してしまったせいもあるのですが。ある程度の養生をすればよし(筋トレのインターバルみたいな?)というのと、まだこの動きは早かったからしばらくやらないでおいた方がいい、というのとの区別が難しい。っていうか、もう今は前者の段階なんだから、2日くらい休めればまた再開してOKなのかな。
痛みが出ると、慎重になるというか、嫌になるので、しばらくエクササイズを放置してしまったりしがちで、6月を通じてムーブリングは中々進みませんでした。一進一退なんだか3歩進んで2歩下がってるんだか、です。体幹がね〜、弱ってるので全部休止じゃなくて足は温存して体幹トレーニングだけやりましょうよ>自分
3. 全部見渡したい・整理したい欲求と自分の軸
何度か書き散らしていますが、4月から内部監査部門を(も)所管することになり、そこでさらに監査役会の事務局を引き受けることになりました。法務部長として親会社の取締役会の事務局に入っています。法務部へは相当範囲の子会社から依頼が来ます(全部ではない)。内部監査部門はグループ全社を所管しており、J-SOXの整備・運用担当部門でもあるため、さらに広い範囲をカバーします。
ということで、相当広い範囲の情報が見られる・入ってくるようになり、これまで欠けていたところが「なるほどそうだったのか」と分かるようになっったりする一方で、こちらで得られた情報が本来あちらにも入っているべきだろうところ行っていないことに気付いたりすることもあります。
全体が見えやすいポジションを手に入れたことで、流れを良くするのが自分のミッションの一部であろうと思う傍ら、それぞれの細部までをしっかり把握して構造化し、関係性を押さえるように整理して俯瞰できるようにしておくことに情熱を感じます。
この情熱がどこからくるのか、また、いつから持っているのか不明ですが(笑)、非常に強くありまして、見えないところがあるために何かの原因が追求できないとか、最適な形が不明であるとかであると、非常にストレスを感じるんですよね。自分で自在にズームイン・ズームアウトができる程度に掌握していることが何より大事。私のマネジメントスタイルの基本形なのだろうと思います。
これに加えて最近思うのが、整理する場合の軸をどこに置くのかという話で、物事って色々な視点観点から眺めることができるので、整理の方法は正解1つじゃないんですよね。ああいう整理もできる、こういう整理もできるという中で、どれを選択するのか、その選択をもって関係者にどう納得してもらうのか。逆に納得してもらうように整理する側面もあるけれど、納得してもらうのが目的ではなくて、自分が正しいと思う形で納得してもらう方法を追求したい。
この自分にとっての「正しさ」がなんなんだろうと考え続けているのですが(会社にとって最適、と考えてきたのですが、その最適にも自分なりの正しさが入ってくるな、と気付いたりもしていて)、倫理に行き着くのかもしれないな、と思う昨今です。キーワードとしては「健全さ」なのですが、この点はもう少し考えます。
今月読んだ本
読了本 26冊
総会後に軽い本を山のように読んで冊数が増えました(笑)。