天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

2021年のインプット

今年のインプットの特徴を上げると、まずは、8月に読んだNews Dietの実践で、ニュースを消費するのを止めたことですね。これについては、W32の週のまとめの「今週の考えたこと」に書いています。

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朝、Google Home miniでかけていたニュースを止め、新聞を読むのも止めました。それでも後からチェックするために日経電子版の購読料はこの年末まで払っていたのですが、どうも不要そうということが分かって、これも停止しようと思っているところです。

このNews Dietの肝は、ただ止めるだけじゃなくて、ニュースを見聞きしているだけでは浅すぎてしっかりした考えを持つのが無理なので、最初からしっかり分析した長文の書籍や論文、記事を読んでいくこと、です。ニュースに振り回される時間をしっかりした読み物に使うイメージでしょうか。そのような姿勢を持つことで、選ぶものが変わってくるのでよかったと思っています。

一方で、昨年のインプットの特徴として上げた、ソースの分散(テキストだけでなく音声や動画への拡大)は、途中から耳インプットが辛くなってしまい、尻すぼみ感がありました。こちらも、軽いタッチの聞き流すタイプのポッドキャストや動画配信だとニュースチックできついのかもしれないな、と振り返って思うところです。

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数を絞ってセミナー類は視聴しましたが、これも、当たりはずれがありまして、テキストよりもメリハリがあって講演が分かりやすい方や、モデレータが上手くてパネルディスカッションで引き出されている場合もあれば、棒読みのような場合もあって、これでは後に残らないな、と思ったりもしました。ここでも二極化なのかもしれません。

最後に、インプットとアウトプットの関係について、これまで読書メモが続かないとか、うまく感想が書けないとか、長いこと悩みを抱えてきたのですが、某所で言語化して書き出すということは、心の中の漠としたイメージを具体化する・概念化する・圧縮するということなので、その過程で落ちてしまうものがあるので、無理にしなくてよい、ということを聞いて、我が意を得たとばかりに安心しました(笑)。自分の持っている感覚としてもそのような感じで、実際、読んだ直後や読みながらメモに落とそうとしても、どうやっても無理なので、まあいいか、と。

あと、最初に書いたことにもつながりますが、しっかりした分析などを読んで自分なりに理解を深めようとすると、同じ分野の書籍や記事を複数読むことになります。また、気にかかっていることはアンテナにひっかかりやすくもなるので、インプット量も自然に増えます。その過程で、自分の中に蓄積されていき、理解が進むので、その時点で具体的な言葉になって外に出てこないかもしれませんが、続けていくとそのうちまとまってくることもありますし、他のアウトプットの基礎になってくることもあります。

これまでもこうした感じでずっときているので、今後も引き続きこれで行こうと思いました。ある意味開き直りの2021年インプット、ですね。アウトプット観点では、何かしら考えて書くことは続けたいものですが、これはまた別の話になります。

さて、具体的な2021年の読書は、月のまとめに、昨年から引き続き「今月読んだ本」のコーナーを作ってきました。週のまとめの「今週のインプット」を振り返りながらまとめを作っているものです。

ここで振り返りをしているのでブクログの方の記録の方が落ちがちというか信頼度が下がってしまっている気がします。検索性からなんとか同期をしておきたいとは思っているのですが、特に忘れていてあとから読了日を入れるのが面倒すぎてうまく同期できないので、読了については気にせずに読んだ本の検索だけに特化したほうがいいのかも>ブクログ

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はっきり前半が少なくて、後半が多いのは、3月まではまともに簿記をやっていたから、4月5月は仕事(株主総会準備)で全然それどころじゃなかったから。6月以降ははっちゃけたのと簿記に戻れなかったから、ってところですかね。。。毎月の読書から今月のテーマは何だったかを書くようにしておくと振り返りはしやすいかもしれないな、と思いました。