天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

e-Taxで確定申告2021

マイナンバーカードのおかげですっかりハードルが下がった確定申告(医療費控除と寄附金控除)。

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今年で3回目になります。

backstage.senri4000.com

国税庁の「所得税の確定申告」から、対象年の確定申告書等作成コーナーへ行って作成するのですが、ここに従前からの変更点もリンクされていて、それによると、今年は、新たに、マイナポータル連携で、医療費やふるさと納税が対象になり、データの取得ができるようになった模様。

国税庁ホームページでの所得税等の申告書作成・e-Taxがますます便利に!|国税庁

また、大きく便利になったのが、パソコンで作業をやりつつ、ICカードリーダライタを使うのではなく、スマホのマイナポータルアプリを使い、PC画面の方に表示された二次元バーコードを読み取ることで、実際のマイナンバーカードの読み込みはスマホで実行し、それをPC側に連携できるようになったことです。

ICカードリーダライタは、対応しているものを用意しなければならない上、このために毎年事前準備がひどく面倒でした。かといって、スマホでちまちま作業するのはかなわないし。これが一挙に解決!ですね。マイナンバーカードe-Taxのために購入したICカードリーダライタですが、この先また使うことはなさそうです。

しかし、この案内のページを見ていたら、スマホで申告する場合には、カメラで源泉徴収票を撮影したら自動入力してくれるんですね。。。PC申告でも採用してくださいそれ。カメラついてるPCだって増えてるんだし、スマホと連携させてもいいじゃない?源泉徴収票を見ながらポチポチ入力するのかなわん。。。会社がxmlでデータ提供してくてもいいんだけどPDFだし。

医療費控除

医療費については、今年(2021年)は、9月〜12月分の医療費通知情報がマイナポータル連携でデータ取得できました。来年からは1年分全部が取れるようになるということで、相当便利になります。

月ごと、医療機関ごとの金額が並び、実際に支払った金額や、保険金などで補填された場合はその金額を入力していく形です。実際に支払った金額は、円が切り上げ・切り捨てになっていることがあるようで、微妙にズレてたりします。1回分だと数円ですが、1ヶ月に何度も通ってると数十円くらい差が出たりします。

また、ここに通院費を追加できるといいのですが、そのための項目が用意されておらず、通院費を追加するためには、領収書等で別の医療費控除を入力だったかな?のところで別途入力する必要があります。これは仕様として残念だなと思いました。今年はどうせ1月〜8月分は領収書見ながらポチポチ入れる必要があるので、通院費はそっちにごっそり追加すればいいわけですが、年間全部が医療費通知のデータでカバーされるのなら、通院費はそのデータに追加できた方がわかりやすいし楽ですよねぇ。そのうち変更されることを期待したい。

2021年は、何しろ膝の負傷・入院手術・リハビリと使った医療費の額も半端なく、リハビリにせっせと通ったので領収証の数も半端ない量になりました。ここまで多いと領収書を貯めておいて一気に片付ける、というのもちょっと言い過ぎ?って感じになりまして、結局手元でスプレッドシートに入力して計算したりしておりました。

この感じだと、来年の申告時には、医療機関毎・月ごとにまとめておいた方が面倒がなさそうです。3月には膝の最後の診察があり、リハビリもそれで終了の予定なので、今後大量に医療費が出ていくことはなさそうですが(そう願いたい。切に)、整理しておくのも悪くないだろうと思い、Numbersに日付と医療機関と支払額、通院費を記録しておくことにしました。

保険診療でない、リメディアルセラピーの支払いが嵩むので、どうやっても毎年申告は必要です。できるだけ少ない手間でサクッと終わらせることができるようにしたいもの。

寄附金控除

ふるさと納税を思い出したように1件だけしていたので、こちらもマイナポータル連携を試してみました。あっさりデータが反映されて便利そうです。とはいえ、全ての寄付金の証明書もこの形になってほしいなぁ。紙を見ながら入力って無駄が多すぎ。

寄付先は、認定NPOとかが多いんですが、統一した形にしてデータ連携してほしいものです。

それにしても、ふるさと納税は、もう少し利用してもいいかな、と思うようになりました(ようやく仕組みを理解して、地元の自治体じゃない自治体に寄付しても悪くないだろう。と思えるようになった)ので、今年はあれこれ試してみようかと思います。

年1回のタスクへの取り組み方

当然ながら確定申告は毎年1回だけでして、それが数年前までは超絶面倒で面倒で仕方なく、サボりまくっていたのですが、一転して2019年以降は楽になりました。ところ、今年はなぜかこの「楽になった」という思いだけで突っ走った感があり、W06のまとめの「今週考えたこと」に書いたように、準備不足で本番突入して酷い目に遭いました。

手探りで進めていく中で、途中のデータをダウンロードしておくことを怠ってほぼ最後まで進めたところでうっかり閉じてしまいそれまでの入力が取り返せなくなる、という

大反省して、2度目は手順を書きつつ、ダウンロードを何度もしつつ進めましたが、途中で入れたつもりの数字が入っていなかったりして多少すったもんだし、結局2回目なのに2時間半くらいかかって完成、送信まで漕ぎ着けました。

手順もそうなんですが、見なきゃ始まらないので、まずは、確定申告という大きなタスクではなく、今年の確定申告の変更点の確認とか、昨年データの準備とか、領収書の準備とか、砕いたタスクを1月・2月に入れるようにしておこうかな、と反省したのでした。(ひとまず、数回準備っぽい形の予定を来年の1月に入れました。繰り返し予定で!)