天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

雨の休日

GWが始まりました。

案の定、休み前までにこれを、あれを、という要求が自他ともに多く、さらに昨日はGW前最終日だというのに定例会議もじゃんじゃんあり、ギリギリまで読合せをしていたりもして、作業時間がなかなか取れず、本格的な作業に入ったのが定時後という状況でして、動員した部下とともに21時過ぎまでオフィスでひたすら仕事していたのでした(決算作業中の経理部門の皆さんと一緒に)。

ともあれ、基本休日に仕事はしません(自分だけで完結するものならやってもいいのですが、他の人が動いていないときには大抵のことが実行しても効率が悪いんですよね)ので、まあゆっくりのんびり過ごそうかと思っているところ。

今年のGWは緊急事態宣言も蔓延防止等なんちゃら措置も出ていないとあって、久しぶりに民族大移動的な国内旅行が発生するとの報道がありましたが、わたし的には、GWって季節がいいのであまり遠方にお出かけしたい気持ちにならない。住居地の気候が厳しいんで、真夏になると避暑にどっか行きたいという気持ちに強くなりますが、そういうことがない、という感じ。

そしてまた、季節がいいので、寒い間サボりがちだった掃除や片付けをやりたい気持ちにもなりやすいシーズンです。あれもこれも棚上げしていたんだけど、やっつけよう、みたいな。

とはいえ、初日からみっちり雨です。雨の日って、あんまり掃除には向きませんね。窓開けにくいし、湿っぽくてうまく磨けないみたいな感じになるし。紙のスキャンほどではないですが(これは紙送りが全然ダメなので雨の日は基本的にやらない)。

ということで、一応床にフロアワイパーをかけたりルンバを走らせたりしつつ、溜まっていたアイロンをかけたりしております。BGMは、Rainy DayとClassicで検索して出てきた、ちょっと物悲しい系統の軽めの曲が集められているプレイリスト。

open.spotify.com

アイロンをかけていると、いろいろな考えが揺蕩って浮かんでは消えていきますね。つらつら思っていたのは、最近月1回ペースで行っているWEBディスカッションでわたしが得ているものはなんだろう、というお題について。

自分の中から答えを見つけるサポートをしてもらうコーチングとは異なって、ディスカッションなんですよね。わたしがギブしているものはなんだ?という気もするのですが(一方的な感じがして)、企業現場のリアルのようなことでもそれなりに意味があるようではあります。

まとめると、2つあって、

  1. 実験という概念の持ち込み
  2. 名付けや定義によって本質を抉る

かな、と思ったのでした。

目の前にある課題が、複雑に絡み合っている中の要素の一部だということは(特に組織の中では)よくあり、それを大きなままで解決しようとすると関係するところが多すぎる・大きすぎることがよくあって、そのあまりの影響のデカさに参ってしまうことがよくあります。(よくあるばっかり・・・)

そうすると、結局現状維持になってしまって、問題は積み残ったままになる。そういうときに、この辺りでこのくらいから実験してみるといいんじゃない?という示唆をもらえることが多くあります。

こういうのって、その現場に全く縁がなかったとしても、話を聞いてこういうポイントがあるからここで実験するのが良さそうだよ、ってアドバイスできるものなんだな、というのが驚きで、大変助かります。実験、というワードから、気持ちも楽になったりする効果もあったりして(失敗が許容できる感じがする)。

もう一つ、こんな状況なんですよ、という話をすると、それはこういうことですね、というなんともピッタリした名前をつけてもらえることがちょくちょくあります。名前をつけるって、本質を掴むことにつながるので、それによって、だったらこう動けばいい、という道筋まで見えてしまうことが多いのです。現場にいると近すぎてそういう視点が持てていなかったりするので、外からスルッと鋭い切り口をもらえることはありがたい。

あんまりしっかりしたフィードバックになっていない気もしますが、現時点で思うところはこんな感じです。