天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

部屋の好み

ただいま拠点1の引っ越し先になり得る物件の候補をいろいろ見ております。そうした中で、夫と話をしていたら、居室としたい部屋の好みが随分違うと言うことがわかって面白かったので書いておこうと思います。

コンパクトな2 LDKの間取りでは、南向きにリビングルームがあり、その隣に1つ部屋があって境の扉を開けるともっと広い形で使えるようになるといったものが多いかなぁと思います。もう一つの部屋は北側に作られています。夫婦2人だと、リビングの隣を寝室にしてダブルベッドを置き、北側の部屋は納戸のようにして使う、いわば部屋全体をウォーク・インクローゼットのようにして、あまりそこに普段居住しない使い方が多い印象です。

拠点2のアパートはまさにこの作りでして、ここに住むことを決めたとき、滞在期間は私の方が夫よりも長いので、日当たりが良くて少しだけ広い南向きのリビングに面した部屋を私の居室とし、北側の部屋を夫の居室にすると言うことで合意しました。夫としてはちょっと残念だけれどまぁ私に譲った格好だと当初思っていたようでした。

が、今回拠点1の物件を探していく中で夫が言い出したことには、拠点2の部屋に半年間でそこそこの日数滞在してみて、自分が居室に求めるのは、日当たりとかは二の次で、独立性が高いこと、オープンじゃなくて囲まれている状態であるのが好ましいということがわかったそうでした。なので、今回拠点1を探している中でも彼の居室は同じような配置のところを希望すると言っていて、非常に面白いなと思ったのでした。

私は逆に、オープンであること、空間が広く見えることが割と重要でして、自分が独立・閉鎖的な空間で安全であると言う感じがするというのはあまり重要ではなく、開かれている方が心理的に安心する感じなんですよね。なので拠点2に滞在しているときは、もうリビングと寝室の扉は開けっ放しですし、キッチンの向こうにはドアがあるんですけど、そのドアも全く閉めません。夫がいるときは、私が就寝する後に、彼がキッチンに出入りすることがあるのでリビングと寝室居室の間の扉は閉めますけれども、夫がいないくて1人で滞在しているときは、寝る時も全く開けたままでして、だから落ち着かないとか安全な感じがしないとかは特にございません。扉閉めるのが面倒だというのもあるんですけれども、狭い感じにやっぱりなるのでそこがあまり気持ちよくないのかなあって感じです。

リビングと居室の間の扉を開け放っていると居室側が6畳位リビング側がLDKで10.5畳なのでリビングダイニング部分だけだと8畳位でしょうか。その全体が1つの空間として認識できるので広くてオープンで気持ちが良い。快適に暮らすことができる、動線もいいし。

こんな感じ方の違いが夫婦であるなぁということがわかって、面白いと同時に希望がバッティングしないのでいい感じで暮らせるんじゃないかなぁと思ったことでした。