4月はどうにもお疲れでした。仕事に振り向けるリソースが足らない感が続きましたが、要は自分のリソースを超えて仕事をしようとして行き詰ったというところです。仕事の性質・種類からして自分がクリアでないと話にならないのですが、どうもきちんとそうならなかった。
ということで、リセット・リフレッシュ・リチャージのためのゴールデンウィークです。いや整備もしたいんですけどね、それだけでは自分という器の方がたまらん、ということで。
耽溺
心身ともに枯渇している感がありますので、まずは、好きなだけ好きなように本を読む。ここで重い本に手が伸びてこないのはそれ自体がチャージ不足というか宿屋で休め！みたいな状態でございまして、しばらくまだかかりそう（仕事が重すぎるとこのバランスが崩れる傾向にあります）。そして、そういう状態の自分を責めないのが大事で、好きなだけ好きなように耽溺しておけば、そのうち勝手に回復して知的好奇心を刺激する本が読みたい！になるんですよ。経験上。
ということで、そのつもりで出かけたわけでもないのですが、図書館で書架を眺めてうろうろしていたら、軽い本で未読のシリーズ（ちょっとだけ気に掛かっていた）を見つけまして、なぜか全６巻のうち後半３冊しかなかったんですが、構わず借りてきました。（シリーズの後半だけ読むとか、中抜けで読む、とか割と平気でやります。そのままにしておくもの（全部読まなくてもいいや、となるもの）もあれば、やっぱり最初からしっかり読みたい！となるものもありますが）
夜の８時過ぎに帰宅したんですが、結局借りた３冊読み切ってしまいまして、日付が変わり、次の日は寝坊。で、このシリーズは、ちゃんと全巻読みたくなりまして、翌日朝に電子で前半３巻分を買って一通り読み、また前半のストーリーが判明してから再度借りてきた後半３冊を読み返し、していたら1日が終わりました。
久しぶりに、脇目も振らずに本ばかり読んでいたな〜と。子どもの頃、もっともっとと本が止められずによく怒られたな、そういえば。長じてからは、たいてい翌日に響くのでやれなくなったのですが、うっかりやってしまって1時や2時になり、大後悔したことも何度もありますね。まあそういう時って、面白いストーリーを追いかけるタイプの小説だったり漫画だったりをうっかり大人買いしてしまった時で、電子書籍が普及して以降頻度が増えた（大人買いできるようになってしまった）気がします。
あ〜、やってしまった、感が強く残りましたが、メンタルだいぶ回復したような気もしていて、時にはこんな時間の過ごし方も贅沢でいいですね。
林道サイクリング
なにしろそんな過ごし方をしますと、一歩も動かずずっと引きこもり、という感じになりますので、ムーブリングもエクササイズリングもいつもの4分の１とかに止まっていました（途中で気にするのを放棄した）。ということで、そのままではよろしくないでしょう、ということで、翌日は近隣の公園に行ってみることにしました。ちょっと迷いましたが３Kmほど離れているので、歩くのではなく自転車で（電動アシスト）。
車では何度も通っているルート（高速の出入口に向かうルートなのでバスでもよく通る）なので、軽く考えてそのまま向かったところ、うーん、あまり自転車向きではないな、という感じでした。車の量が多い割にあまり車幅が広くなく、歩道はあるけど狭くて凸凹していて自転車で通ると結構怖い。次回は別のルートも考えてみよう、と。
公園では、GWのイベントとして、キッチンカーが出ていました。もともとその記事を地元情報誌で見かけて行ってみようかな、と思ったのですが、もっと勢揃いしているのかと思ったら数台でして、大行列になっており（気持ちのいい天気で、公園自体人出も多かったし）、とても手が出ませんでした。残念。美味しそうなものが色々出ていたんですけどね（ピザとかタコスとかドーナツとか）。
かなり広い公園で、ドッグランもあるし、ボール遊びができる広い芝生もあり、遊具もあり、で、休日子どもと遊びに来る定番の場所って感じでした。小高い丘のふもとを整備して公園にしているようで、そのまま遊歩道を進むと里山の山頂に行けるっぽかったですが、途中の溜池で満足して引き返してきました。傍にベンチがあったので、ここで一休みして読書など。屋外で過ごすのにちょうど良い気温で、なにしろ木立の中ですから眩しくもなく、とっても快適でした。
で、満足して（フードにはありつけなかったけど）、帰路をどうするか迷ったのですが、上述のような車道の状況だったので、別ルートを試してみることにして、Googleマップで表示されたルートを試してみることにしました。地図上では、上記の里山の周りを巡るルートに見えたのですが、その分岐まで達したところ、「冬季通行止め。林道」との表示がありまして。
冬季はさすがに過ぎているので路面の状況に問題はないわけですが、林道？？ちょっと不安になりましたが、まあ徒歩じゃない、自転車だし、アシストついてるし、と踏み込んでみました。
ところ、いや、林道手強い。山でしたよ〜。ひたすら登る登る登る。アシストついていて、ギアも１にして登ってましたが、ゼーハーしました。まだ登るのか〜とか思いつつ、ひたすら登りまして、記録によれば、360mほど登ったようです。まあそれでも大きく回っている道路だったので、それほど急ではなかったように思いますし、いったん登り切ってからは、快調に降ってきたので（ブレーキ踏まないとスピード出過ぎて怖いくらい。摩擦しすぎで大丈夫か？と思った）、楽でしたが。なんだかんだで14キロメートルになり、サイクリング新記録！とアプリに褒められました。
ちょっともう一度はいいや〜という気分になり、足をガクガクさせながら帰宅して、食べ損なったランチを食べてお風呂に入ったのでした。運動した〜。
達成感もあり、運動して気分良くなる効果もあり、これはこれでチャージされて満タンな感じがしたのでした。
