天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

自宅感はどこから来る?

週の初めの猛暑に参りまして、予定を半日繰り上げて拠点1から拠点2に移動してきました。(そうしたら、本日は梅雨に戻って雨模様低気温になっておりますが)

拠点2の街に入った時に、夫が、

帰ってきた〜、こっちに着いた時のほうが帰ってきた感じがあるな。

というのでちょっと驚きました。その感覚(本拠地に戻った、自宅に戻った)ってどこから来るのかしら、と思ったので書いてみます。

「拠点」と「自宅」

拠点2に住まいを借りたときに、「拠点2の開設」という記事を書きました。

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転居じゃないので、(生活)拠点の開設かな、という感覚でした。

私の感覚としては、住まいなんだけど、ここでの暮らしはワーケーションに近い。気持ちがよくて、いつまでも滞在していたいけど、そうも行かない事情があるので拠点1には戻っていく。そう、「戻っていく」なんですよね。自分の中で、拠点2が本拠で拠点1は「所用をこなすところ」である(そうしたい)という気持ちがあるので、移動については「移動」と言うようにしているのですが、気をつけていないと拠点2には「行く」だけど拠点1には「戻る」と言ってしまう(笑)。

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開設当初は、夫との滞在期間がずれていることが多くて、上記の記事に書いたような一人暮らし期間も長かった。その後、夫の事情が徐々に変化して(退職したし)、拠点2での囲碁普及活動が増えてきて、彼の感覚が変わったのかな、と思います。冒頭の発言の後に、「こっちの方が快適だからな〜」と続きました。

はい、快適さを求めて選びましたので、それは当然。そして、所用をこなす便利さとかかる費用のトレードオフの中で選んだ拠点1の現居は、快適さを犠牲にしている面が(拠点2に比べると)強いです。耐えられなくなったタイミングでまた引っ越すかもしれないな〜という感じもあるくらい(拠点2は気に入っているので住まいも変えないと思いますが)。交通至便なところはとても気に入っているので、拠点として優秀なのは間違いないから、拠点間の滞在期間の調整をしてうまく快適なところに収まるといいなぁ。

今思いつきましたが、どちらの拠点も私にとっては「自宅」感が薄い。街という意味では、生まれ育って来て長く住んだことがある拠点1の街に本拠感があってだから「戻る」表現になるのだと思います。住まいとしての拠点1はあんまり「戻りました〜」と言う感じはないです。

非日常感

一方で、どちらかの拠点に長期間滞在すると、うずうずしてくる、といった感覚もあります。まあそれは、特に拠点1の住まいについて、拠点1での滞在期間が長くなると強く思うのですが、大体の場合、所用があるために拠点2にそこまで長く滞在できないので、拠点2についてもそう思うのかは実は不明です。

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オフィスに行く用が月に1回であっても、リメディアルに行くとか美容院に行くとか実家に行くとかあって、そんなに全部集中できないのです。夫と都合を合わせた方が楽な面も大きいし。