拠点1と拠点2を結んでいる鉄道の全線開通90周年らしく、展覧会に行ってきました。てっきりJRが主催しているのかと思ったら、ファンクラブ的な有志の主催でした。鉄道ファンは強い?!
拠点1と拠点2を結ぶもの
開設時に書いていますが、拠点1と拠点2の関係は、
拠点1から北へ160Kmほど。高速使って車で行くと休憩込みで約2時間半、高速バスやJR特急を使うと約3時間(どちらもドアtoドア)という感じです。東京から軽井沢くらいかな、と思いますが、新幹線がない分時間がかかりますね。毎日通勤するのは難しいだろう距離です。
JRの全線開通が1934年、高速の全線開通は2008年(拠点2までなら2004年)。並行して走っているわけではなく、経由地はかなり違います。工事をしている時代が相当離れているので、工事技術も向上しているでしょうし、鉄道と道路ではだいぶ違うこともあるでしょうし。
列車と高速バスだと後者は安いけど前者が速いイメージがありますが、新幹線じゃないからなのか、経由地が異なるからなのか、速度があまり出せないからなのか、所要時間にあまり差がありません。そして、高速バスは荷物を預けやすいけどJR特急は網棚に乗せるしかないので大荷物は運びにくい。さらに、高速バスはネット予約できてスマホチケットで行けるのに、なんとJR東海は在来線特急のネット予約に対応してない。。
ということで、拠点間移動の手段としてJR特急は考慮の埒外となっております。不便すぎる。
鉄道の思い出
とはいえ、なにしろ高速道路が開通したのって、相当最近です。
拠点2は、父母の出身地方で、母の実家にはその昔頻繁に訪れていましたが、このため、家族で車で移動の場合は国道でしたし、そうでない時はJR特急に乗っていました。長い休みのたびに私が訪れていたのは、小中学生の頃でしょうか。1970年代〜1980年代くらいかな。記憶も朧げです。
展覧会では、発展の歴史、沿線の駅の解説、使用車両の解説など盛りだくさんで、え、そんなこともあったんだ!!がいっぱいでしたが、そういえばそうだった、もたくさん思い出しました。
夏休みに乗った列車では、途中駅の停車中に駅弁と冷凍みかんを買って、その後車中で食べるのが楽しみでした。冷凍みかんって、こういう時にしか買えないので、とっても楽しみにしていた覚えがあります。売店に買いに行ったり、売り子さんが車窓に売りにきてくれるのから買ったりしていましたね。
今や東海道新幹線からは車内販売がなくなっていることを思うと、ずいぶん様変わりしたものです。当時は列車の待ち合わせも多くて途中駅で停車することも多くあったように思います。
特急に乗っていたのはそれでも年に1回〜2回で、子どもたちだけで乗ったこともあったような気がしますが、あまりしっかり覚えていません。
母方の実家は、拠点2の街からさらに普通列車に乗って1時間弱のところにありました。駅から1キロ強で、列車を使っていたときは、自力で歩いて往来していたように思います。そもそも祖父母が住んでいた頃は車がなかったのではないかと(祖父の運転する耕運機にはよく乗せてもらいましたが)。
叔母が同居していた頃には毎日鉄道を利用して少し大きな町に仕事(手芸店を出していた)に行っていました。同行させてもらってお店の中や近くで遊んだりも。
普段すっかり忘れていますが、写真など見ると散発的に思い出すものだな、と、ずいぶん長い時間じっくり見てきました。図録的なものも買いましたし、楽しみました。これを実家に持ち帰って母と一緒に見たいと思います。