常連になっているカジュアルフレンチレストラン。夫が合流してすぐに予約を入れたのが本日夜でした。不調から回復したと信じて行ってきました!
地元でワインを作る試み
拠点2のある地方は、寒冷地・豪雪地帯です(街はそうでもないですが)。農業や牧畜は盛んですが、ワイン用ブドウの栽培地として考えると、
- 年間の平均気温が低い(特に春・秋の気温が低い)
- 降水量が多い(理想的には年間500mm〜900mmのところ、当地は2000mm)
- 日照時間が短め(まあ山間ですからね。。)
ということで、ほとんど栽培実績がありませんでした。
5年ほど前から、地元産のワインを作りたい!と立ち上がった方がいらして、昨年から醸造・出荷が始まっています。まだ数が少ないため、優先的に飲食店や限られた酒屋さんへ供給されており、昨年はインスタで様子を見ていたものの、入手することはできませんでした。
今年も収穫の様子を見たり、出荷が始まった、というニュースは見ていましたが、なんと、本日いつものレストランに行ったら地元産のピノグリがグラスワインリストに並んでいました!喜んで飲んだのですが、まともに写真が撮れておりません(上の中)。
開栓して2日目とのことでしたが、開栓した直後より甘みが増しているとのお店の方の弁でした。どうやら少し寝かせたり落ち着かせた方が飲みやすくなるとのこと。飲み比べていないので、へぇそうなんだ?でしかありませんし、蘊蓄語れるほどワインのあれこれに詳しいわけではありません(パイナップルのような香り、と言われてもよく分からん)が、甘みがあり、すっきり感もあり、とても美味しくいただきました。
一緒に写っているのはアミューズのトマトのムースです。白いですが味はトマトです!と言われた通りでした。
地元推しが強い地域
上記のワインは、ブドウ収穫のお手伝いにも行ってきました!とお店の方が言われていたのですが、地元の生産者・飲食店・小売店のコミュニティが強いな〜、と思います。
あちこちのレストランで、地元産の食材を多く使っていますし、生産者も明記されていることが多いです。夏は本当に地元産の野菜や果物が豊富で、こちらのメニューにも、「今は旬で、ほぼ全部が地元産です!!」と書かれていました。
道の駅や産直販売所もあちこちにあります。そこでは生産者の名前が入ったものがたくさん売られています。地元のスーパーでも、「地元産桃・メロン入荷しました」を始め、野菜の地元産推しがすごい。ポップはあるし、同じ県内でも別地域だと区別されて並べられています。
地元の情報誌を見ていても、コミュニティができているな、ということが分かりますし、それも狭いので、すぐに繋がるのだろうな、という感じです。コラボレーション企画もよく見ます。
2年も住んでいると、そんな特徴も見えてきてより楽しいな、と思うのでした。