6月にひと段落した実家の再整備。
目標1は概ね達成としました。
- 2階の家具・荷物を処分して軽くし、地震で2階が潰れた場合の被害を低減する(次善の地震対策)
- 住居のメンテナンスをして日常生活の快適さアップ(大修繕はできないが)
上記の記事にも書いているように、思い出品がまだ2階の洋室側に残っており、完全に完了とするにはもう一息。ようやく秋になってきたので、この先どう進めようかの相談をしておりました。
この洋室、ウインドクーラーは稼働できるのですが、エアコンじゃないので暖房用途では使えません。冬になると作業が滞るのが予想でき、11月までに完了する予定を立てていました。
一方で、目標2の中身としては、
1) 納戸のタンスから桐のタンスに衣類を完全に移し、日常生活で納戸に行く頻度を減らす
2) キッチンの再整備の続き(食器棚やシンク下、吊り戸棚)
3) 納戸から倉庫への下り口の踏み台が傷んでいるのでその対応
4) ダイニングの入り口のドアノブ修理
5) 防災用品の整備
といったところ。今年のお正月の能登地震のこともあり、また、そもそも再整備を始めたのは地震の際の危険を減らす目的が第一でした。ということで、一旦危険は去った(2階が落ちてきて潰されることはないだろう)ため、先に上記5)の防災用品の整備に着手することにしました。
サバイバルフーズ
想定として、地震が起こった時に、何らかの理由で(道路の倒壊とか?)私たちが実家に行くことができず、母が宅内避難や避難所避難(この場合は介護サービスの手を借りる想定)になることがあり得ます。このような場合に数日はサバイバルできるように、という目標を立てました。
防災リュックが一応存在しているので、それで十分か、ということと、備蓄食料がないので、そちらの手当を考えます。カンパンがリュックに入っていましたが、それだけでは心許ないし、水がない。
TV放映で見かけた、というサバイバルフーズさんのカレーやシチュー、クラッカーはどうだろう、ということになりました。なんと25年保存です。
どんな感じか、実際に見て食べてみよう、ということで、野菜シチューの小缶を購入し、試食してみました。公式サイトの方で買ったのですが、届いた中のパンフレットには、「まず試食してみましょう」とあって、なるほど〜。そうですね、食べてみておかないと、いざという時にどうしたらいいのか困ってしまうかも。
缶には小型の缶切りもついており、説明にしたがって缶を開け、このままでも食べられます、という謳い文句に「へぇ〜」となりつつフリーズドライのジャガイモやグリーンピースを食べてみる。割と行けます。
次いで、鍋に開けて缶の9分目相当の水を入れ、かき混ぜながら中火で沸騰させます(かき混ぜ係に母を任命)。沸騰したら蓋をして待つこと5分でできあがりです。母と妹夫婦の4人で試食しました。スープの味が良く、非常食には思えない、というものでしたが、具材の方はやっぱりフリーズドライ感が強く出るのは仕方がない感じですね。
味の方は皆んなからいいね!がついた格好ですが、缶切りが厳しいという結論に。握力が相当低下している母ですから、電動缶切りでも用意しておかないと難しそうですし、普段使わないのでうまくできるのか懸念もあります。
ということで、いい感じとは思ったけど不採用になりました。
5年のローリングストックで
25年ストックは過剰品質かもしれません。上記の公式サイトにあるように、企業の備蓄品としては取り扱いやすいかな、という感じはしたのですけれど、家庭用としては5年で回していけば十分な感じがします。ということで、仕切り直し。
スープが良さそう、ということで、カゴメさんのものを。クラッカー類や水とともに。
これらはその場で検討し、次回訪問時に届くように発注して受け取る予定です。
トイレ関係
断水を想定すると、トイレ周りの準備も必要です。簡易トイレをお試しで、紙パンツタイプのおむつも備蓄した方がいいよね、しばらく使っていない(圧迫骨折時は夜中に起きられなかったので使ってた)ので、サイズを合わせないと〜、です。
大体のものが揃ったら、全体量を確認して保管用のコンテナを用意するつもりです。