2023年の3月に拠点1の住まいを移しました。20余年住んだ戸建てから２LDKの集合住宅へ。当然収納は限られており、かなりの物を処分しました。
その1年前に開設した拠点2は、拠点1の住まいがまだ継続していることを前提に、そこで暮らすのに最低限を守りつつ合理的な範囲で物を移動させたり揃えたりしました。コンパクトな住まいに相応しいコンパクトな物と収納。キッチンが対面式でかなり狭いこともあり、冷蔵庫もスリムだし、食器棚は置かない収納です（食器は全部シンク下の引出しに入れる）。
一方で、拠点1の転居先は、同じ２LDKであっても築年数が古いこと、公社公団系であることからか、間取りなどが古く、キッチンも対面式ではない壁づけタイプ、古めの賃貸に多い扉開きのキッチン収納。当初迷ったものの、元の住まいで使っていた食器棚やスチールラックは処分せずに持ち込みました。
全てがコンパクトに作ってある拠点2の住まいと比べると、そこここに余裕があり、家族4人用で使っていた大型の洗濯機も冷蔵庫も余裕で置くことができたのは、買い直しでさらに費用がかかるといったことが避けられて幸いでした。
また、家具や家電に限らず、什器についても迷って処分し切れず持ってきたものは多くあります。あんなに断捨離したけど〜、なのですが。
食器でいえば、組み物というかセット系で、5人分の和皿とか、グラス10個とか、湯呑み5つと急須のセットとか、おそらく使わないだろうけど、ひょっとして人を呼ぶこともあるのかも？と迷って1セット程度残して持ち込みました。その結果、食器を収納するには棚がないと難しいかな、となり、食器棚も生かした経緯があります。
さて、1年半転居先で住んでみて、夫の出した結論としては、
人は呼ばない。人に会うのは外。だから人が来る前提のものは不要
でした。私は引っ越してから2〜3度友人たちと家飲みをしており、絶対呼ばないとまでは言えないのですが、まあ頻度は低いです。外で会う方が圧倒的に多い。また、生活習慣の差というか、家飲みしたとしても茶器セットは使わないですねぇ。最後にコーヒー飲んだとしても、日本茶入れるかというといや入れないでしょ、と。いただきものだったので処分しづらかったという事情がこれにはありますが。
とまあ、使わないことがはっきりしたもの（この1年半で一度も使っていないもの）は断捨離しましょう、そして大型で場所とっている食器棚も処分したい！（というのは夫の強い要望で、なぜそうなる？というところはあるのですが）。
ということで、食器を選別し、段ボール１箱分に梱包して寄付に送りました。その度に忘れてしまいますが、いいことシップです。申し込みも不要でただ送れば良いだけという手軽なシステムがありがたいところ。ヤマトに送り先登録までしてありましたが、拠点が増えていて従前のものは使えなかった（惜しい！）。
処分と並行してキッチンシンク下の引出しを整理し、中と下の引き出しを食器用に。これは拠点2と同じ方式なので、夫にも馴染みがあります。
また、食器の水切りカゴを２段式にしてそこに常置しても行けるように。元々夫としてはこういうタイプで洗っても片付けなくて良い方式に全部したいという思いがあったようですが、届いてみたら思ったより小さくて全部収納をかねるのは無理だと悟ったようでした。写真だと随分な数の食器が入っていますが、そんなに形が揃っているわけじゃないですしね。
コンロ下の扉には、フックをかけてワイヤーネットを設置し、調理用具をかける収納に。この辺りは、夫と私とでこうしたい意見が割れるところで、すぐにとれるから出しておきたい夫と油汚れと埃で汚れるから出しっぱなしは嫌な私の対立があります（笑）。
汚れを気にしない人と住むのは、気にする方が負けのようなところがあるのですが、ここは譲れない、ということで出しっぱなし追放です。油断するとすぐに色々なものが出されたままになるのでせっせと片付けております。
食器棚の中には、食器の他に、薬関係や文具、取説、料理関係の本、といった雑多な物が収納されています。これも分散してシンク下や上に持っていく予定で、まずは大型のボックスに入っている薬関係を持ち運び収納できるように救急箱を買いました。が、まだ中身の整理と移動はできていません。
文具は結局キッチンにある必要はなさそうなので、お互いの自室に引き取りになりそうです。取説の入ったファイルボックスは、一旦調理家電を置いているスチールラックに移動させましたが取りやすいとは全く言えない状態なので、もう少し考えます。
まあそんなこんなで食器棚は空にできそう、まで漕ぎ着けました。平日に一気に進めるのは難しく、ちまちまやっている間にすぐ時間切れになります。。
