Googleサーチで「包摂」を調べたところ、AIからの回答では、
包摂(ほうせつ)とは、あるものを一定の範囲に包み込むこと、または包括的に受け入れることを意味します。
とありました。
オフィス出社の検証
リモートワークがいつまでも続く前提が崩れるかも?という懸念が出てきてオフィス出社のプロ・コンを検証する羽目になっています。
いろいろな形をお試しして検証して言語化して整理して報告してくださいね、と課長にお願いしましたが、彼女自身は部内で唯一の東京在住者です。フルリモート前提で採用した形。
そうした中で、自分でも体感した方がいいと思いますので、と言い出し、東京オフィスに連続出社をするように決めたところ、開始して2日目でお子さんが体調不良で保育園に行けなくなり、在宅に切り替えたり、翌日にはご自身が不調でやっぱりリモートにします、となったり。
すっかり忘れていたんですが、フルリモートじゃないと厳しい!と思って転職先を探していたんでした!!
と。そうそう、当たり前になると忘れてしまうんですよね。何が自分にとって厳しくて、何がありがたいのか。
本人は、週5日のオフィス出社を2週間やってみて検証するつもりで自分のシフトを組んでいましたが、週に1〜2日が精一杯という感じでした。なんとか不調のお子さんの面倒を夫さんにみてもらうように段取ったところ、
そこまでして検証する必要があるの?
と突っ込まれました。と。はい、私もそう思いますよ〜と返しましたが、実際にやってみたからこそリモートのありがたさが思い出されたとか、リモートであるからこそ生産性高く、他の人と同様に働けるのだ、ということがクリアになった、という点は良かったのでしょう。
こうした本人の体調や家族の状況も含めた広い意味での環境・状況が一様でない、いろいろなものを抱えている人であっても関係なく、一定時間仕事に打ち込むことができる、というのが多様性の包摂だよね、と思ったことでした。