グループ組織再編の発効日(4月1日)まで2ヶ月弱。取締役会は月に1回の定例開催のため、決議承認を得る機会は2月と3月の2回になりました。
先週3日間にわたって行われた事業計画検討会は、まずまずの出来栄え?で、大体の結論が出て、詰めるところは数点残っているものの、大きな軌道修正はなさそう、来期だけじゃなくてその先もある程度見通した上での活動計画などが議論されて、聞いている方としても大枠が掴めたかな、と思います。
とはいえ、具体的な組織・体制(人事)はこれからです(泣)。親会社と中核子会社が合併する、ということは消滅会社の役員は自動的に退任になるため宙に浮かないように手当する、だけじゃなくてこの機会に大きく体制を変える、さらには子会社のガバナンスにもそれが及ぶ。
という大事(おおごと)。
ようやく大きな形は見えてきましたが、方向性だけじゃ日々の実務は動きませんので、組織の形を整える必要がありますし、組織のあり方を変えたいならそのようなルールを整備する必要があります。考え方とか方向性を出す方々は、それを具体的なものに落とし込んでくれるわけではありませんので、受けてこちらで整えたものを出していく必要があります。規程とか規程とか規程とか。。。
どうにも「この機会を捉えてこういうふうに考え方を変えたい」という思いが強く感じられるのはいいのですが、日々進化していくというか変化していくので、ギリギリまで固まらない(ひっくり返されるので準備しても仕方がない)。そしてそろそろギリギリを迎えているわけですよ。
今月2月の取締役会では、まあこの辺りの踏み込んだ規程じゃなくて、どうやっても変わらざるを得ませんよね、という大きめの規程(取締役会規程とか)の改定をいくつか附議しました。事前説明会にさっぱり資料が間に合わなくてすみませんと謝り倒しましたが、まあそれほど大規模な改定というわけではなく、整える程度のものではあったので、難なく通過しました。
問題は、ラストチャンスとなる3月の取締役会ですね。。ここで全部なんとかしないと。少なくとも審議の機会はしっかりもらって、決議が間に合わないのなら月末にでも電磁的決議をするようにして4月に滑り込まねば、とか思う昨今です。
自分でやっていて、どこまで到達できるものなのかがまだよく見えておりません。大鉈振るっている自覚はあるので、あんまりギリギリまで粘ると現場の混乱は必至だとは思うんですが、中身が決まらないうちに細部を詰めることはできないので、毎度のことながら綱渡りですね。。あと1ヶ月ほど、走ります。