天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

周年記念行事

何度もこのブログでぼやいていたような気がしますが、勤務先会社は今年が割と大きめの周年記念となる年で、5月が創業記念日ということで、本日は主に取引先様を招いての記念パーティーでした。

お取引先(仕入れ先、販売先)が中心ということで、3桁(の下の方)規模の出席者と言っても馴染みがある人が大半などというのは社内でもトップから営業の上級職、調達の上級職くらいじゃないかなぁという感じでした。

ともあれ、円卓での食事付きパーティーです。8人〜10人掛けの各テーブルにはホストとして会社側の役員・部長がつき、歓談を進めつつ、いくつかの演出とご挨拶といった進行でした。

私はもうなんというかこの手の式典系がとっても苦手なのですが、役員となってしまうと逃げ出す手もありませんので仕方なくプロの手を借りまくってドレスをレンタルし(ガーメントバッグも購入し)、ヘアメイクも予約して臨みました。同輩にあたる社外取締役の方はご自分で着付けていらした和装が板についていて素晴らしく、うう育ちが違うとかやっぱり思ったことでした(そして洋装は寒い。和装のほうが温かい。。)。

ともあれ、形を整えておけばとりあえず安心して場には臨むことができ、テーブルでの歓談程度はそれほど問題なくこなすことができるようになっているわけですが、それでも大きめの円卓であって中央に大きめの造花が飾ってあるとなるとお向かいの方と歓談するのは難しく、左右のどちらかの方と話をしているともう一方は置き去りになる、ということもあったりして中々難しいな、と思ったり。

イベントとしての形は、委嘱していた事務所のおかげで、四季をテーマにした映像作品が順に壁いっぱいの大掛かりなスクリーンに映し出されるとともにその季節をテーマにした食事が供されるというもので、歓談やお酌とスピーチばかりという古いタイプのものよりも楽しんでいただけたように思いました。招待客の方々からは、「招待状もすごかった」と口々に言われましたので(私は見ていないのですが)、映像アートにちなんだものだったようです。

とはいえ、冒頭のトップの挨拶、来賓2名からのスピーチ、中締めとしての創業者夫人からの挨拶はあり、いずれもコンパクトに要点を押さえたものとなっていて、参加の方々からもスピーチが良かったという声も聞かれ、いい感じだったように思います。

さらに、イベントとしては周年記念品を出品してのチャリティーオークションと能のステージが用意されており、担当責任者は慣れないオークションを一番心配されていましたがパドルをたくさん上げてもらって競り合いも結構ありびっくりするような金額になったりして白熱感を楽しみました。

メインイベントとなった能のステージは、映像と組み合わせた上演(胡蝶)で、野外能のような風情もありつつ幻想的な上演となって印象的でした。

ホスト、とは名ばかりの、楽しむばかりのパーティーでしたが(最後に整列してお礼を言って頭を下げていただけのような)、それなりに緊張はしており、格好は寒いし、3cmとはいえ慣れないヒールだったし、で早々に引き上げましたがどっと疲れました。

ひとまず大きなイベント終了で肩の荷が降りました(担当者、スタッフの皆さんお疲れさまでした。。)。