自分的タスクシュートのビフォー・アフターを考えよう(思いだそう)として、過去のブログを読み返しておりました。
1つ前のブログ(当時のままではなく、はてなブログに移し替えた後のものです)
最初のブログ(これは当時のまま。はてなブログに移してセキュリティ対策をしようとやりかかったんだけどやりきれず現在に至ってます。とほほ。)
最初のブログが2005年〜なので20年分読み返していると言ったら、2005年からタスクシュートをやっていると誤解されかかったのですがそんなことは決してありませんで、ブログに「TaskChute」なり「タスクシュート」なりが登場するのは2013年の末です。
この時点では、まだ「踏み切れない」などと申しておりまして、ちゃんと取り組み始めたのはタスクセラピーとスピードハック研究会第13期の受講からでした。
2013年末〜2014年年初は、前年(2013年)にやるぞ!と言って(記録ができてなくて)できなかったレビューをやりたいやりたいとも言っておりますな。また、Evernoteに紙をスキャンして放り込むという運用もこの頃始めた模様。
などという状況はこの頃のブログ記事から推察できるのですが、結局当時何に悩んでいて、どうやってタスクシュートに辿り着いたのさ?というストレートなことは書いてない(爆)。「タスク管理システムの再構築に励んでいる」という上に引用して記事の中に書いている以下のフレーズが、当時の自分の心境だったとは思うのだけど(ぼんやりした不安感を覚えている)。
タスクの管理については色々いままでも試行錯誤を繰り返してきているわけだけれど、最近またしてもこぼれ落ちていくものの多さと、それに起因する不安感(いつかなにか大きな失敗をしでかすのではないかとか)が大きくなってきたので、ちゃんと取り組んでみようかと(というか、取り組まないとやばいんじゃないかという強迫観念めいたものにおそわれて動いてみた)。
また、スピードハック研究会では、はじめにゴール設定をするのですが(3ヶ月後にどういう状態になっていたいか)、そのゴールとしては、「資料を探さなくてもすぐに取り出せる状態になっている」と言っています。当時は本当に、情報もリアルな物も全く整理ができておらず、必要な時に取り出すことができなくて探し物に多くの時間を費やしていました(出てこないこともよくあったし)。
振り返ってみると、2000年代のアナログからデジタル(&インターネット)の移り変わりの際、「情報整理」の最適解は変わったのだと思います。ここで、なんだか「何もやらなくなってもよくなった」と勘違いをしたんだな、自分、という気がします。その場で検索すれば出てくるんだからあらかじめ時間をかけてやっておく必要はなくなったような気がしてしまったのではないかと。
おそらくそれは、勘違いもあったけれど、昔よりもやらなくてはらなないことは増えており、要求される処理スピードは上がっているため、整理するのに昔と同じように手がかけられなくなったということも影響していたと思います。そんなに丁寧にやっている暇がない。検索すれば出てくるんだからもういいじゃん?的な。検索しても出てこない情報はありますし、それが紙に書かれていたら当然出てこないんですが、全体に余裕がなく、行き届かない状態が一事が万事的に増殖していった。。
当時はまだ紙が媒体の情報も多く、その整理はそれなりにしておかないとカオスになるわけですが、仕事はともかくプライベートのファイリングシステムなどすっかり崩壊してしまっており(仕事し過ぎで時間を圧迫していたのも原因だと思いますが)、どこに何があるのか把握できない、把握できていないから必要な時に出てこない、紙が積まれた状態が他のもののケアができない状態を引き起こす、ものが多いのか情報が多いのか(紙が多いのか)よくわからなくなる、いずれにしても、探し物は出てこない。
というようなことを書いているのが以下の記事の前半部分です。ほんと、当時はそれが高じてどこから手をつけたらいいんだか状態になっており、果ては加齢で生産性が落ちてきたからもうこれは甘受するしかないような諦めモードにすらなっていた(今の自分からするとチャンチャラおかしいです。40代で何言ってんのお前、って感じ)。
また、後半部分にも書いていますが、事前にちゃんと準備していなかったが故に「確認すること」にやたら時間と自分リソース(認知資源)を使っていてそれが本当に生産性を下げていました。当時はそうしないと立ち行かなかったり、不安があって確認を繰り返したりしており、これも歳を取って覚えていられなくなっているがゆえに仕方がないものだ、的な感覚を持っていました。こうして色々諦めて人生後半を過ごしていくのだろうか、などと悲観したこともあった気がします(オイオイ)。
もう自分じゃどうにもできないところまで追い込まれていたようで(再構築するとか言ってたけど、独力じゃ難しいですよね)、本を読む、ブログを読む、単発のセミナーに行く、で最終的にスピードハック研究会に辿り着いた、という流れだったようです。
こうして思い出してみると、やること(タスク)が多すぎて、どうやったらいいのか悩んでいた、というストレートな話ではなかったようですね。何しろ色々なものが整理されていなくてカオスになっていた、それをどうにかしたかったんだけど、どこから手をつけていいのか(記録がないので)分からない、だから記録をつけてレビューして改善していきたい、でも記録が続かない〜、どうしたらいいんだこれ、全体システムがうまく構築できないものか?!って感じでしょうか。
ほんとか?という気もしますが、これ以上引き出せるソースがなさそう(非公開の日記とかないし)なので、以上でビフォーをまとめたことにします!!
アフターの方がさらに色々ありそうな気がします。。そしてビフォーが判然としていなかったので、ビフォーに集中して読み返し・思い返しをしてきたので、まだアフターの方は手がついておりません。ので明日アフターの記事を書くのは無理ですね〜。しばらくお待ちください。