天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

実家訪問のメモワークフロー

実家へは2週間に1回くらいのペースで通っています。母の通院、ヘルパーさんとの連携、各種手続きなど、その日のうちに整理しておきたいこと、今後のアクションが結構あるわけです。が、これまではメモを取る、まとめる、という運用自体がほぼなくて、アクションが必要なことはメッセージやカレンダーに散らかっていたり、口頭確認のままだったり。後から振り返ろうとしても、情報が分散していて失われやすい状態でした。

これまで

母の介護対応は、一人暮らしになってからすでに8年になります。その間徐々に状況が変わってきているので、以前の対応がそのまま継続されてしまっているもの、都度対応で終わっているものなど色々で、フローが確立されていません。

例えば、今はその場での対応負荷を減らすために必ず妹夫婦とセットで訪問するようにしていますが、このような運用に変えたのはここ1年以内のことです。それに応じたフローってのがあるはずですが、検討してこなかった。

私と妹は、電話で話すよりもiPhoneのメッセージやXのDMでのテキストチャットやり取りがほとんどです。オフィスがごく近所同士なので、私がオフィスに行くときには(そしてランチタイムがまともにある時には)ランチを一緒にして話をすることがありますし、朝のスタバで5分くらい話すこともありますが例外的(私のオフィス頻度が低いせいです)。

このため、テキストチャット上には思いついたこと、ケアマネさんや介護サービス担当者の誰かかれかから伝言があったこと、次回訪問の際やっておいたほうがいいこと、など、書かれている状態です。そこに存在するものが多いのだけど、妹との間で母の話ばかりしているわけではないので、どんどん流れていくし、画像の貼り付けも多いので後から探すのに一手間かかっていました(どこに書いたっけ?こっち?あっち?も頻繁で)。また、以前このために用意していたWorkFlowyの共有がうまく動作しなくなってしまって頓挫したのも地味に響いています。

そうすると、前回思いついて、次回までにやろうね、となっていたことや、買っておこう、となっていたことを忘れる、ということもままあります。また、現地(実家に行ったとき)でやったほうがいいことは、それなりに頭に入っているつもりで動いているのですが、雑多に色々あるし起こるしで、忘れることもこれもままあります。写真に残してこようとして忘れた、が一番多いような。

内科や整形外科のかかりつけ医の付き添いは、妹が担当してくれていて、出かけている間私は実家の中で書類のスキャンを中心に処理をしており、その間に思いついたことはいつもと同様にテキストチャットベースでやり取りしているため記録が残っていますが、さすがに対面で実家にいる時にそれはやらないので口頭の会話で決めたことや話し合ったことはログが残らない。

だいたいにおいて、実家訪問するとやったことは多いしやるべきこととして発見することも多いし、時間もそれなりにかかるし、で、二人とも疲労困憊しているため、ぐったりして帰宅し、しばらく実家関係は何もしたくない気分になりがちで、その日の記録をメモに残すとか全然やれていませんでした。

今回の訪問で試したこと

先週末は定例訪問日でしたが、最近仕事も立て込んでいますし、一体何をしたらいいんだかも覚束ず、「何したらいいんだっけ?」とそこからClaude Codeに相談しました。

現在、Claude Code (CC)との間では、Evernote脱出プロジェクトが進行中で、その優先度高いフェーズとして実家関係のノートブックの移管があります。移管をしようとすると、これまでこうなっているけど今後はどうする?が俎に上がるので、自然にフローの見直しがかかる効果があるんですよね。その流れで、実家訪問なんだけど、何をそれまでにしたら良かったっけ?と以前にも聞いており、私は忘れているけどCCはメモリに保存して動いているから忘れてないからサクッと出してくれるだろう、という流れです。

その中に、実家訪問の際にチェックしたいことメモを用意してくれていたので、それを見直し、まだこれで完成じゃないけど参考にはなるよね、で予習の1つにしました。そして、ScanSnapの実家運用を切り替えるのがEvernote脱出の大きな部分なので、モバイルスキャナの方のスキャンテンプレートを新しく。

現地で気になったことは、これまで通り妹とのテキストチャットに投げ込めば、後からスクショなりコピペなりでCCが整理してくれるというので、口頭ベースよりできるだけテキストや写真にしようと心がけました。

帰宅してから、これらをCCに投げて、なんとか本日のメモ完成して(ちょこっと補足や修正して)妹に共有までできました。

「予習→現地→帰宅後」を一連のサイクルに

今回一度フローを回してみたので、だいたいこんな感じで進めば精度が上がるし忘れたんじゃないか不安も減りそうな気がしています。

予習

前回〜今回の間に妹とやりとりした内容を見直して、今回確認・実施することを固める。AIと一緒に整理するイメージ

現地

予習したことを中心に、いつものチェック事項も忘れずに。特に、現場を離れてからのフォローができない(電話でのコミュニケーションが無理になっている)ので、現地の様子をできるだけ写真に残してくるの大事。例えば、

  • 壁掛け月間カレンダーに予定を記入し、書いた直後にカレンダーの写真を撮る。
  • 持ち帰り用に写真を撮る。お薬カレンダー、食料在庫、その他在庫リストなど

気づき・対応事項は、できるだけiMessageに投げ込み。上記の写真も入れても良い。あとからスクショなどで拾えるように。

書類のスキャンはモバイルスキャナからGoogleドライブ「実家用受信BOX」に直送、または、Googleドライブアプリで同じフォルダを開いてからカメラスキャンすればそこに入る。できればファイル名をその場でつけておく。

Macも持参しているので、一人作業ができそうなら、CCに相談しながら進めてもいい。

帰宅後

iMessageと写真から素材を拾ってCCに渡し、訪問メモ化し、ざっと読んでからGoogleドライブで妹と共有。

スキャンした書類を仕分けたりするのは後日疲労から回復してからでもいいし、その場でできそうならAIと一緒にやっておく。

訪問と訪問の間も、iMessageで妹と相談などは発生するので、その都度CCにコピペして渡して次回用のメモに入れてもらったり、その他の実家関係記録に入れてもらう。ここの動線はまだ整備中で、もう少し整理した記録にしたいんだけど、Evernote脱出プロジェクトの中で徐々に進めていく感じになってます。

何が変わりそうか(仮説)

上記を回せるようになると、これまでより記録の精度が上がり、蓄積が容易になるので、次の訪問の予習が軽くなったり、全体を俯瞰して計画を立てたり、他の人(サービス関係者や医療関係者)に必要な情報の共有がスムーズにできるようになるのではないかと期待しています。

また、自動的にサイクルが回るように慣れば、「ちゃんとやってるから大丈夫」という実感も持てるので、不安もなくなるのではないかしら。

要するに、「記録は現地で取らない・帰ってから書かない・AIに引き受けてもらう」という割り切りで、現場対応に集中できる。介護のように現場負荷が高い場面ほど、記録は分離してAIに伴走してもらう設計が現実的、ということではないかと。大事なのは、妹との共有が軸にあるからこそ、メモの整え方も「自分用」ではなく「二人で見るもの」になるというところかな。