たすくまがリリースされてから1年余り。以前に何度か書いているように、これまで仕事(内勤時)ではTaskChute2を、プライベートではたすくまを使ってきました。
分けて管理していたのは主に入力の都合です。iPhoneでフリック入力がうまくできないので、iPhoneオンリーのたすくまだと色々ハードルが高かったのです。タスクの登録やプロジェクトの設定、さらに終了時のコメントを省きがちになってしまいます。タスクが終了するたびに、デスクに居ながらiPhoneでなにやら操作するというのも気がひけます。
PCがそこにあり、エクセルが開きっぱなしにできるのなら、TC2の方がハードルは低い。コメントも必ず入れることができます。翌日振り返った時にこのおかげで記憶が蘇り、助かったこともしばしばあります。ただし、エクセルベースである故の制約もあり、リピートタスクの生成方法はたすくまの方が馴染みやすい気がしますし、たすくまだと開始も終了もリマインドしてくれるのがありがたい。指定ファイルにジャンプしたり、ショートカットキーの設定などはうまく使えていなかったので、TC2の使いこなしレベルは相当低かったと思います。
そして、内勤デスクワークが多いとはいえ、エクセルを持ち歩かない出張も割合頻繁にあります。以前エントリにしましたように、仕事とプライベートの中間のような「研究活動」もあります。こうしたものは、TC2とたすくまとの間で分断が生じており、総合的に分析するのは困難でした。
これまでは、あまり分析に関心がなく、翌日にログを振り返って見る程度で満足していたのですが、先日のたすくまバージョンアップでタグごとのサマリーが出るという話をきっかけに、もう少し分析をしてみたいという欲求が高まりました。先日、外部の委員会でご一緒している方に、
この活動にどのくらいの割合を使ってます?1割くらい行ってますよね?
と問われたのですが、そのとき咄嗟に「1割程度じゃ全然済まないよ~」と思ったのですが、これは単なる自分の印象で記録に基づいていませんから、正しくない可能性が相当高い。こうした両方のツールに分断されているタスクも総合的に分析したくなりました。
ここへきて、フリック入力も、精力的に練習の甲斐あって、入力に対する忌避感はずいぶん低くなりました。この程度なら、机で触っていても延々それをしているようにも見えないでしょう。慣れてきたら、タスクの生成やリピートの整理もうまくいくようになってきました。
ということで、思い切って、仕事中のタスク管理もTC2からたすくまに移行することにしました。「移行」と言っても、これまで登録されていたタスクをそのまま登録するのではなく、記録ベースで一から作り直し、その都度リピートタスクを生成し、その後で頻度を設定して調整をかけています。
そしてプロジェクトとタグの使い方も試行錯誤中。なにをまとめて分析したいかに依るのですが、まだこれといった方向性が決められておらず、色々やってみています。
先週から始めてようやく日常的なタスクが出そろってきたところなのですが、今週は、先週のイベント出張からの日常復帰がまだ落ち着いておらず、肝心の振り返りができていない実情です。Evernoteのノートも溜まっていく一方でして。
これまで、リピートタスクでの分析でほとんど満足していて、プロジェクトはほぼフォルダのように分類用途で使ってきました。タグに至ってはまったく使用しておらず、使い始めた皆さんのツイートを参考に、7つの習慣で言う第一領域~第四領域に分けてみたりしています(ちなみに、この分類、ただの数字では分かりにくいということで色々な方が名づけをされていますが、私的にはやはり本家のI, II, III, IV(ローマ数字で)が一番しっくりきます。)。
分析は、溜まってこないと価値が見えてきにくいと思いますが、ひとまず、各タスクに必ずタグは入れるように努力中。プロジェクトは、一日に何度もリピートするようなタスクをまとめるのに使おうか、それってタグでもできるけど、どう使い分けるの?と悩み中です。
ということで、最近の待ち時間はTwitterを見るのではなく、たすくまのチューンに励んでいるのでした。