出張の大半は東京ですが、ときには別の街に行くことがあります。普段は行かないような街、初めての街、久し振りに訪ねる街。
そんなときには、早めに入ったり、金曜なら自費泊をつけて翌日まで滞在したりして、その地でちょっとした観光をします。
最近自覚したのですが、どうやら私は歴史散策が好きなようなので、その土地の歴史を紐解けるような、史跡や博物館などを訪ねます。そして、緑の中を歩くのも好きなので、ハイキングコースも候補に入れます。
出張のついでなので、車ではありませんから、公共交通機関を使って、短時間で、行きたいところにいくために、そこそこ念入りに下調べをします。
各地の観光協会がウェブサイトを作っていますので、そこをチェックしますが、最初にそれを見に行っても見たいポイントがあまりピンとこないことが多いので、まずはガイドブックを読み、当たりをつけてから、詳細な情報をウェブで見に行くのがよいようです。
先日も、こんな旅のお供によさそうなガイドブックを探していて、「tabitteシリーズ」に行き当たりました。
「クルマなしでニッポンを旅する人の新ガイド」というコンセプトがちょうど良さそうです。帯には、「『電車』×『バス』×『スマホ』でニッポンの旅を快適スマートに!」となっていました。プランニングガイドのコーナーの、「クルマを使わない旅作りのキホン」には、こんな記載が。
クルマは自分の都合に合わせて移動することができるが、電車&バス旅は乗物の発着時刻に自分のプランを合わせることになる。1日に2~3本旨課内ローカルバスもあるからだ。そのために事前に情報収集をして準備しておくことが旅を最大限に楽しむコツ。
深く頷いてしまいました。今は、ローカルバスの時刻表もウェブで簡単に調べることができますから、それに沿ってスケジュールを立てておけば、十分楽しむことができそうです。
スケジュールを決めつつ、その地のローカルな歴史を追いかけます。ウェブで興味が出てきたら、関連書籍を読んでみたりも。予習すればするほど楽しみが深まってワクワクします(願わくば晴れてくれますように、と祈ります)。
今年もいくつか地方都市に行く予定があるので、楽しみたいと思います。