たすくまでは、タスクが終了するとコメントの入力を求められます。タスク終了時でなくても、実行中でもコメントの入力はできますし、終了したタスクであっても、そのタスクを選択した状態にすればそのタスクについてのコメントの入力は可能です（同じ要領で未実行のタスクについてもコメントできます）。
このコメントには、どんなものを書くのか。
シゴタノ！の大橋さんが書かれているタスクシュート・ジャーナル（TCジャーナル）の2月23日のテーマがタスクシュートにおける「タスク実行後のコメント」だったため、改めて考えてみました。
まず第一には、タスクを実行した感想でしょうか。タスクの内容について思ったこと、内容自体（ミーティングタスクだったら議題になったこととか）、申し送りしたいことがある場合もここに書きます。
次に、その時に思いついたことだったり自分の状態だったりを書くこともあります。洗濯のタスクのコメントに「鼻がかゆい。花粉がひどい」などと書いたり、「お腹がすいた」と書いてたり。タスクを問わず、「Evernoteの整理をこういうふうにしたい」など書いてみたり。
コメントを見返すのが楽しい
たすくまの実行ログは、翌日の朝一番にEvernoteに送るようにしています。そして、朝の前日レビュータスクで、一通り朝から晩までのログ（主に写真とコメント）を見ていきます。
私にとってこの前日ログの見返しは、何か役に立つものを切り出してアクションをするためというよりも、昨日がどんな日だったのかをより鮮やかに思い出すためのものです。
1日経つと記憶はすっかり薄れてしまっているのですが、写真が、コメントが、多く残されている方が、「そうそうそうだった、昨日はこんな日だった」と思い返すことができ、その度にすっかり忘れている自分にびっくりして笑い、その思い返すこと自体が楽しいのです。
この「見返すこと自体が楽しい」ということに気付いてから、コメントが役に立つかどうかということを考えることはなくなりました。コメントがあること自体で楽しい＝役に立っているので、さらにフィルタリングする必要はありません。
全てのタスクについてコメントを残さなくても良いのですが、見返して楽しいという観点に立てば、コメントは多いほど歓迎です。実際、面倒になったり余裕がなかったりしてコメントが減る日もあるのですが、すると翌日読み返した時に確実に「つまんない〜」となって、その日の前日レビュータスクのコメントに「記録が少なくて残念だった。もっと記録を」とか書くことになります。
申し送りや思いつきメモは
見返して楽しい以上の役に立つことを期待していない（記憶が蘇れば十分）とはいえ、申し送り事項とか思いつき事項もたすくまのコメントに書くことが多いので、それについて何らかのアクションをすることはあります。
これも大橋さんのTCジャーナルの2月24日のテーマで取り上げられていました。いわく「残したメモを後から確実に役立てるためのワークフローを決めておく」（大橋さんのキーワードは「役に立つ」のようですね）です。
以前はEvernoteに思いつきメモを個別のノートで作成することもやってみたことがあるのですが、断片のようなノートが増えても後で取り扱いに困ることになり続きませんでした。
結果、現在の私の思いつきメモは、ほぼたすくまのコメント（実行中が多い）に書くか、写真を撮る（これもたすくまのタスクの中に貼り付ける）になっています。写真を回収するルーティンは持っていないのですが、たすくまのログは必ず見返すので、ここに貼り付ける・コメントしておくのが確実であるためです。
そして、こうした申し送りや思いつきでアクションが要請されるものは、前日レビュータスクの中でネクストアクションを作ってしまいます。何か行動をする必要があれば、その予定を作ってGoogleカレンダーに入れる（このパターンが一番多い。その場でやるほど時間がないので）。
考える必要がある場合、最近はObsidianにノートを作ったりすることもありますし、チェックリストを作るとかだと以前からの経緯でEvernoteにノートを作ることもありますが、これもその場でできる時間はないので、それをやるための時間を確保する形になり、やはりGoogleカレンダーに予定を入れます。その予定で全部行動が終わらないことも多いのですが、その後の行動計画を立てるくらいには使えます。
前日レビューというタスクの中に、以前はログの振り返りからEvernoteのInbox整理、作成したノートの整理など回収のワークフローも含めていたのですが、整理されるべきノートや事項が多くなるにつれて破綻してしまい、現在も残っているのはたすくまのログの見返しとツイエバのログの見返しだけになりました（ちなみにここでTwitterの「いいね」リストを振り返って引用記事を読んだりAmazonで注文したりという回収行為をしています）。
