天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

2018現在の日記の形

【本】日記のすすめ|ゆうびんや

ゆうびんや(@do_mailman )さんが、昨年末にセルフパブリッシングで出された「日記のすすめ」を読みました。

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語り口がとても軟らかく、お人柄をそのまま表しているように思いました。そして、とても分かりやすい。日記に対する著者の熱意が伝わってきつつも、決して押しつけがましくないのでするする読めてしまい、やってみようかな、という気にさせる一冊です。お勧め。特に、「幸せのロングテール」と「休日終わりに憂鬱にならないための日記」が良かったです!

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書いて蓄積して読み返すことで、記憶に振り回されず自分をつかまえることができ、色々な場面で役に立つことが、種々の切り口で書かれています。そうそう、そうだよね~と思いながら読みました。

自分に合った日記の形を

上記の「日記のすすめ」には、色々なタイプの日記がおすすめされており、自分に合った日記の形を試して行けそうです。

私自身、これまで色々な形式の日記らしきものを試してきたのですが、一行日記のような総括タイプは、そのときの印象に左右されすぎて(ピークエンドの法則!)、増幅させてしまいがちでした。また、日記は書き出すことで客観的に把握できるため、「感情のマネジメントに適している」反面、書いているうちにこれまた増幅されて興奮してしまったり、止まらなくなって長くなりすぎる、という性癖があり、自由に書き綴る形式はあまり向かない(続かない)ようでした。

Excelベース日記

ということで、あらかじめ項目を決めて、それをトリガーにして書いていく、それも、あまり長くならない程度のコメント形式で書いていくのが自分に合っているという結論になり、私自身の「日記」は、現在、一週間1ファイルのエクセルになっています。昨年の振り返り今年の年頭記事にも書いたように、2017年からは4つの価値観に沿って項目立てをしています。なんどか言及していますが、しばらく現物を載せていなかったので、ひさしぶりにフォームを公開してみます。

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また、自分の色々な状況は、天候や睡眠時間、体調や運動量といったことに大きく左右されるため、これらの客観的なデータを共に書いておき、それを見ながら思い出して書く、また、前々日やその週の他の日の日記を読み返しつつ比べてみたりして書くのがよいようです。

いつ日記を書くか

「日記を書く」タスクは平日は朝7時に壁として時刻指定、休日は壁にはせずに7~9時のセクションに配置しており、天気・体重・睡眠については当日分を、運動量やその他の項目については前日分を書いています。その日の活動を開始する前に書いてしまうのがコツで、うっかり活動を開始してしまうと、昨日どうだったかと今日どうなのかが混じり合ってしまい、書けなくなることが多いです。

日記タスクの見積時間は8分で、脱線しなければ(日記を書いているうちにタスクを思い出してそのまま突入してしまうことが、特に休日の場合は起こりがち)、概ね時間通りに収まります。

読み返し

書いた日記の読み返しは、翌日書くときにその週の分をさらっと見返しますし、週のまとめ記事を書くときには1週間分を読み返しています。その後の読み返しは基本的にしておらず、日記を週のまとめに総括し、週のまとめを月のまとめに総括する形にしていますので、読み返しはブログ記事の方で行っています。

行動ログ

日記以外にも、「たすくま」の前日ログを朝Evernoteに送っており、こちらには、タスクの終了時の一言レビューと日に数回振り返りのレビューが入っています。「たすくま」では、写真も添付しているので、情報量が多く、見返すと前日の記憶の蘇りが鮮やかです。こちらの見返しは、日記とは別に、朝のタスクになっています。以前は日記を書く前に前日レビュータスクで見返していたのですが、最近朝のタスク時間が逼迫していて足らないため、通勤時のバスの中に追いやられてしまいました・・・。このため、前日のログと日記はあまり連動性がありません。