ツイッターで、ムーンプランナー【公式】さん(@moonplanner)をフォローしているのですが、手帳に絡めて、考え方や時間への感受性の「体質」として、2つのタイプがあるというツイートがあり、「!!!」となりました。
ただ人間には向き不向きがあって、目の前のタスクをやりこなす事はできても未来の計画を立てるのが苦手な人(学習障害を持つ人が開発したバレットジャーナルやGTD、付箋タスク管理が好きな人)と未来を想像するのが好きでも足元が疎かになる人(最初に目標を作るとうまくいくタイプ)があります。
— ムーンプランナー【公式】 (@moonplanner) 2016年12月6日
まとめてみると、↓こんな感じでしょうか。
1. 目の前のタスククリア型
こちらは、目の前のタスクをやりこなす事はできても未来の計画を立てるのが苦手な人で、タスク管理でいえば、バレットジャーナルやGTD、付箋タスク管理が好きな人。
2. 未来妄想型
こちらは、最初に目標を作るとうまくいくタイプで、未来を想像するのが好き。でも足元が疎かになりやすい人。手帳で言えば、フランクリンプランナーやマンダラ手帳などが老舗。
なので、手帳(術)やタスク管理は自分のタイプがどちらなのかを見極めて、自分に合ったものを使うのが大切、と。
だから流行りの凄い手帳術は目の前タスククリア派か未来妄想派かを見極めて使う必要があります。タスククリア型はバレットジャーナル、GTD、あな吉手帳など。未来妄想型はフランクリンプランナーやマンダラ手帳あたりが老舗だと思います。
— ムーンプランナー【公式】 (@moonplanner) 2016年12月6日
本当にそうですね。「7つの習慣」を読んでフランクリンプランナーを使っていたときにどうしてもミッションが作成できなくて、ミッション、ビジョン、目標、と上から落とし込んでくるやりかたを幾度となく試行錯誤しても結局うまくいかなかったのでした。タイプじゃなかったんですね~。今ならよく分かります。
日々の記録から入っていくタスクシュートと「たすくま」やTaskChuteは、「目の前のタスククリア型」に使いやすい考え方であり、ツールなのだと思います。
ただ、タスクシュートを、目標を上から落とし込んでブレークダウンしたタスクの実行ツールとして使い、そのログを分析し倒してPDCAを回すという使い方をすれば、「未来妄想型」でも十分使い出があるのだと思います。そういう使い方をしている方の代表がTaskChute Cloudの開発者のjMatsuzakiさんでしょうし、元々のTaskChute開発者である大橋さんもそういう使い方をされているようにも見えます。
私自身は、日々の生活が楽になって、振り返ったときに記憶が蘇ってほんわかした気持ちになって幸せで、それ以上の分析にはあまり熱心にならない感じです。やっぱり「目の前のタスククリア型」なのでしょう。記録の積み重ねによって、自分にとって大切なことはぼんやり分かってきて、文章にしてみることができるようになりましたが、未だに人生のミッションとか立てられませんし、特に必要なさそう、と思うようになりました。
これまでにうかがったお話から考えると、佐々木正悟さんも「目の前のタスククリア型」かと思います。昨日配信の「のきばトーク24」は、シゴタノの佐々木さんの記事をトリガーに、夢と希望がテーマで、少し上記に関係するような話もありました。今回も面白かったです。