天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

世代交代

社外の活動に参加していると、定例の会議やシンポジウムが年に1回開催される、というパターンが多くあります。現在の勤務先での勤務期間が10年超になっており、この間の知財職歴もその年数ということで、外部活動をしていたり、誘われて定期会議に出席して、というものもそれなりの数があります。

そして、知財業界もそれほど広くはないため、違う場所でも同じ顔ぶれということが多くあるのですが、年数が経過すると世代交代が進むのだな、ということをここ3年くらいで感じることが増えました。大手企業では部門のトップが2〜3年で交代する慣例のところも少なくありませんし、そうでないところも、役職定年や単純に定年で引退されて他の企業に移られたり(でも参加は継続されたりしますが)。

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これまでお一人での参加だったのが、世代交代を見据えて次世代の方を伴われて参加されていたり、そして翌年は交代して人数が減ったりということもしばしば見られるようになりました。

秋はそうした定期会合が多く開かれるシーズンなのですが、先日もこの種のミーティングに出席して、顔ぶれを見て、従前からのメンバーが随分少なくなったな、と実感し、これはそろそろ自分も次に任せて引き際を考える時だろうなぁ、と思ったことでした。

もともと10年間も二人三脚で進めてきたことでもあり、最近は実務方のみならず運営方もほぼほぼお任せしてしまっているので、こうしたネットワーキングの場面も全面的に譲った方が実務とのシームレスな関係もスムーズなのだろうな、と思ったことでした。回数を重ねるうちに気心知れてきて楽しいのですが、引き際間違えると何のために出席しているんだかわからなくなってしまいますしね。

ということで、また寂しくなるな、と思いつつ、きっとこの先は違うもの・新しいものが入ってくるのだろうと期待しつつ。