天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

すぐやる余裕

時間術に合わせて、少し前に「空間の整理術」の講座を視聴しました。物理的な空間の整理なので、普通に物の片付けとか整理とか掃除とかの話です。断捨離捨てましょう系ではありませんでしたが。

その中で、整理された状態を維持するには、そのための行動にコストがかからない=モチベーションが要らないように習慣化するのがよいという話があり(そりゃそうだ)、最もモチベーションが要らないのはいつか?気づいたその時ですよね、という。

整理や掃除の計画を立てるとか、毎日なり週次や月次のリピートタスクを作るとか、色々工夫はしてきたわけですが、作った当初はともかく、続かないんですよね、こういうの。通知がやってきて、「ああ〜面倒〜!!」となって、やらないようになる。リピートタスクを何度先送りしたり削除したりしてあ〜あ、という気分になったことか。かといって、やらなきゃな、という気持ちはあるので、完全に削除もできず、実行されない状態と、リピートタスクの両方が残り続けるわけです。

一方で、気づいたその場でやるってやったことがなかったような。確かに、その場で片付けるのならほぼモチベーションは要りません。後回しにしたいとは思うわけなので、ゼロかと言われるとちょっと違うような気はするんですが。

ということで、試しにこの方式でやってみることにしまして、2ヶ月くらい継続中です。思いついたら・気づいたら、すぐ実行する。細かい掃除とか大物の洗濯とかが多いでしょうか。シンクの水垢が気になって拭き取るとか、キッチンの油はねを掃除するとか、シーツや枕カバーを洗濯するとか。

で、割とうまくいってます。へぇ、その場でやろうと思えばやれる物なんだ。これまで、気がついた時にも「ああああ、やらなくちゃ。やってない。予定入れようか?いやリピートいつだっけ?」みたいになってたんですけど、なんだ、すぐやればよかったのか。

とか思ったのですが、これってでも、その場でやれる気持ちの余裕も必要ですし、物理的な時間の余裕も必要なんですよ。子育て期真っ最中の頃に同じようにやろうとしてできたかどうかはかなり疑問。1分1秒が惜しくて、やれていないことがたんまりあって、色々なところで妥協して、目を瞑って毎日を乗り切っていたあの頃には無理だったよな〜、と思い出して思います。

そういう時代を超えて、今の生活がある。時間的な余裕もあるし、在宅ワークという環境も大きい。まあそういう時代になって、こういうやり方に出会ったことに意味があるのでしょう。ということで、すぐやる、気がついた時にやる方式をもう少し継続し、広げてみようと思います。

しかしこれ、気がつくことが前提なんですよね。気が付かない=気にならない人には効かないですよね。。。気が付かない人代表のような夫の行動を見ていて思うのでした。まあ時々巻き込んでいけばいいか。家族が4人で他の3人が気が付かないと結構しんどいですが、一人対一人ならなんとかなるし。