天職の舞台裏

天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

理解と定着と応用

新しい領域の仕事に取り組むときの前提として、そこでのインプットに励むわけですが、その際、仕事になるレベルに達するためには、タイトルのステップを踏む必要があります。(その場で)理解して、自分の中で腹落ち=定着し、それを使ってのあてはめとか質問へのざっくりした回答ができる(応用)。

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ちなみに、この3つの用語をキーワードにして検索すると、学習塾系のサイトがたんまりヒットしますのでご注意ください…。受験勉強も同じ、ということですね。応用の部分は答案作成とかになっています。

私のインプットは法律分野が大半なので、概念を理解し、それを現実にあてはめられるようにすることが目的になります。理解するには、基本書と言われるものを1冊読み通すのが王道だと思いますが、読んでいく中でも前に説明されていることを下敷きにした説明が積み重なっていくので、行きつ戻りつになりますし、1冊読み通せてもまだ理解したとは言い難いレベルになっていることも多いです。

いま、取り組んでいる中で感じているのは、基本書の中でも、一度説明したことはそちらに任せてどんどんその上に積み重ねていく、あまり重複なくスッキリと(端的に)説明するタイプのものは、非常に明快なのですが、初心者にはレベルが高く、一度で腹落ちするのが難しい。重複的であっても、あちこちで同じような説明が少しずつ切り口を変えて登場した方が蓄積が進んでそのうち閾値に達したかのように理解ができるように思います。

端的なものは、少し蓄積ができてきた頃に読むと、靄が晴れるようにクリアな視界が得られ、気分よくなる効果があるようです。このため、「最初からこれを読めば良かった」ような気持ちになるのですが、実はそうでもない(最初に読んだのでは分かるレベルに達せない)ことが今回分かって面白く思っています。

理解を進めるためには、1冊だけでなく、他の本も読み通すのではなくても読んでみた方がよいでしょうし、少しその分野に馴染んできたら、特定のポイントについての論文記事なども読んでみると視点が変わったりズームイン・アウトがなされてよりよいように思います。

理解と定着の間がぱっきり分かれているわけでもなくて、理解を進めようとあれこれ読んでいる内に定着してくるところもあります。定着させるには、手を動かした方がよいということもよく言われますが、自分なりにノートをとったり、図解してみたり、写経のように書き写したりする、どれも有効に思います。

書き写すことで定着をはかるのは、すっきりした説明のタイプのものが向いていて、この場合は、手書きしていると手が疲れて続かなくなるので、アウトライナーにタイプして入力するのが私の場合は有効です。逆に、豊富な説明のものは、自分で整理しながら図解してみるのが向いており、これは手書きの方が断然早いし見栄えが気にならないので有効ですね。

応用は、一人で取り組むなら、問題を解くとかになるのでしょうが、幸か不幸か毎日問題が飛んでくる環境にあるため、自分のレベルにあった問題にだけ取り組む訳にもいかず、戦々恐々としながら理解と定着に励むのでありました。恵まれているというのか何というのか。