毎年開催されている日本知的財産協会のシンポジウム、今年は市場創生と知財戦略がテーマでした。
例年、基調講演が2つとパネルディスカッションが2つあるのですが、今年のパネルディスカッションIIには、新市場を創生した成功事例ということで「くまモンのロイヤリティフリー戦略」を熊本県の方が発表されるということで楽しみにしていました。
パネルディスカッションがそろそろ始まろうという頃、席について書類を見たりして下を向いているとなにやら周りがざわついています。ふと舞台を見ると、パネリストの席にくまモンが座っている!(デカい)。
そのまま始まりまして、自己紹介を、となると、立ち上がって他のパネリストのところまで行ってお辞儀をしてまわるくまモン。一回りしてすっかり会場が和んだところで「ただいま熊本から成尾さまが到着されました」というアナウンスとともに本来のパネリストが登場され、くまモンに誘導されて着席、の前にハグされてました。
なんでも、くまモンの経済効果は累計で1500億円を超えており、いまもドンドン伸びているそうです(大河ドラマの経済効果が200億超くらいらしい)。「くまモンの共有空間」という考え方で進めているなど、お話もとても興味深かったので、紹介された関連本をKindleで早速買って帰りの新幹線で読みました。面白かったです。熊本に行ってみたくなりました。

くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ (幻冬舎新書)
- 作者: 熊本県庁チームくまモン
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/03/15
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (17件) を見る