天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

年末年始スキー

恒例の年越し家族スキーに今年も行ってきました。今年は、数年ぶりに志賀高原回帰です。今冬は、日本の北・東の方は記録的に豪雪のようですが、西の方は降雪が少なくて、長野であっても白馬方面は積雪量不足、岐阜に至ってはオープンしたての人工雪ゲレンデから牛歩の歩みという状況です。

そんな感じでさしもの志賀高原であっても全てのスキー場が全面滑走可にはなっておらず、中には年末ぎりぎりでオープンしたところもある、という状態でした。

行き先や宿が定例化していないと宿泊予約が出遅れる傾向にあるのですが、今年は久々に志賀高原に行きたい、と息子2号が言い出したのが秋も深まってからで、そこから宿の空きを探して見つけた横手山スキー場に3泊しました。28日から降り続いた雪は30日まで続いており、冬タイヤ規制の中標高を上がっていくとどんどん吹雪に。

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ゲレンデを横断して駐車場から宿へ荷物を運ぶのが大変でした。着いたのは午後の2時過ぎで、それから滑るには時間が遅いため、夕食後に息子たちは隣の熊の湯スキー場まで車で移動して(これまた大変だったらしい。息子1号お疲れ)、ナイターを滑ってきました。新雪で整備されていて雪は降ってるけどナイターなので照明がついてるから見にくいこともないし、これまでで一番のコンディションだったと大満足して帰ってきました。山登り走行でお疲れの夫はほとんどついてからも夕食後も寝てましたね。(わたしはブログ書きに勤しんでました。)

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翌日は熊の湯から滑り出し、熊の湯・横手山・渋峠の3エリア券を購入し、主には熊の湯スキー場を楽しみ、帰ってきてから横手山をリフト数本。そこそこ天候も良く、晴れ間も見えることもあって、景色も楽しみつつ、林間の樹氷っぽいところもあって満喫しました。概ね家族で滑りつつ、息子たちは最後に横手山山頂も行ってきたらしい。残念ながらもう夕方で山頂からの景色は楽しめずひたすら寒かったらしいですが。

3日目は車で焼額山まで移動し、第1ゴンドラ駐車場にまだ余裕があったので、そこから始めて焼額山スキー場、奥志賀高原スキー場(久しぶりに来たら奥志賀もスノーボード解禁になっていてびっくりしました)、戻ってきて一ノ瀬山の神・ダイヤモンド・ファミリーまで。息子たちは一気に一ノ瀬ファミリー上部から高天ヶ原まで滑り込み、タンネの森を通って帰ってきて雰囲気がいいねぇとか言ってました。

この日はほぼ晴天で、とても気持ちがよく滑ることができたため、これなら最終日は滑らなくても満足かも、と息子2号が言い出し、それならとばかりにゴンドラやリフトの最終時刻まで焼額山にて滑っていました。

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帰ってから調べたところ、年末年始のスキーは、記録が残っている限りでは、2006年正月〜2011年正月まで連続6回志賀高原に来ており、その後2013・2014と白馬八方尾根で過ごしています。息子たちの受験期を3回挟んでいるためその時期はおやすみしていますし、息子2号の怪我で2017年正月は中止したり。

ということで、志賀高原は8年ぶり、息子2号は小学生で、記憶がおぼろげのようでした。スキー自体の上達もあるのでゲレンデの印象も大きく変わっており、また来年もここがいいなぁ、とかいう話で終わりました。確かに、雪が少ないと白馬は心配なのだけど、志賀高原までくれば流石に雪がなくて滑れないということはないもんねぇ。

数年前は、息子たち(特に2号)はひたすら量を滑りたい志向が強く、朝は先に出て二人で先行してどんどん滑っているし、時々合流しても私に快適な斜面程度では満足できなくてやっぱり二人で滑りに行ってしまったり、もちろんこちらが先に上がる、といった感じだったのですが、最近はそういうのは普段の近場のスキー場でのトレーニングで十分になったようで(これは息子1号が付き合って頻繁に連れて行ってくれるのが大きいですね)、家族で行くスキーは楽しく滑るのが重要という認識に変わったようです。

昔のようなつもりで夫が「そっちのコースに行きたかったら別れてもいいよ」とか「待ってなくて先に行ってもいいよ」とか言い出すと「せっかくみんなできてるのになんでそう別れよう別れようっていうの!」「たまの機会なんだから待ってようよ」などと怒られる始末です(笑)。

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私自身がスキーを楽しめるかどうかは、オフシーズンの体力維持活動に左右されることがこれまでの経験上身にしみているのですが、今回は、もちろん雪質の良さに大きく助けられたのは間違いありませんが、疲れて滑るのが辛いとか、あちこち痛くて限界とかなることも一切なくて、息子たちと一緒に、景色やコースバリエーションを楽しみながら(時々上級コースと初級中級コースに分かれて滑ったりはするものの)、2日間堪能することができました。全く辛くなかったので、Apple Watchを共に毎日しっかり運動量をキープしている甲斐があった気がして二重に嬉しかったです。

とはいえ、志賀高原の特徴として、スキー場間の接続が悪くて平らなところや登りを行かなくてはならなかったり、そもそもリフト乗り場が登りだったりすることが多く、スケーティングがどうしてもできるようにならないので始終息子2号に押してもらってました(3日めの奥志賀高原行きがひどくてそのせいなのか翌日肩が筋肉痛と言われてしまった)。登りながら押せるってすごいわ・・・。

ということで、正月休みのスキーは悪天候になることが経験上多いのですが(1日は晴れても2日吹雪とかが普通)、2日間バッチリ天候に恵まれてとても楽しく滑ることができました。これまででいちばんくらい楽しかったかも。来年も楽しみです。

そうそう、宿は、合宿系の古い施設で、立て付けが悪かったり、部屋の設備がほとんどなかったり、窓が謎の三重で開かなかったり(曇って外が全然見えなかったり)、24時間入浴可能なお風呂はなぜか午後早めに入るとひどくぬるかったり、残念なところが色々ありましたが、息子たち的には、テーブルセットされた皿とバイキングとの組み合わせの食事が随分気に入ったようで(温かいものは家庭の味に近かったかな)、満足度高かったようです。コスパの良い宿でした、というのが総合評価かなぁ。来年再訪するなら別のところを探すと思いますが、志賀高原って、スキー場というか雪が良いので、宿は今ひとつのところが多いんだよねぇ(営業努力しなくても人が来るからだと思う)。息子2号がまだ滑れない年齢の頃(2003年か2004年あたり)、志賀高原プリンスホテルに宿泊したことがあり(あの頃は珍しかった託児があったので)、再訪することも考えようかなぁ、とか思ったのでした。