天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

山種美術館

最初に行ったのはもう10年近く前になるようです。日本画の山種美術館。

backstage.senri4000.com

この記事を書いた時に初訪問で気に入って、その後何度か行っています。恵比寿から歩くという場所柄、出張の合間を縫ってちょちょッと行ってくる、というわけにいかず、半日くらい丸っと空き時間がある時に限られるため、行きたい気持ちほどには行けてないのですが。

今回は、土曜の夜と日曜の午後に予定があり、あとはフリーという日程のため、これは久しぶりにゆっくり訪問ができそう、とHPをチェックしたら、ちょうど花をテーマにした展覧会が開催開始といういいタイミングでした。

www.yamatane-museum.jp

公営の美術館での企画展も良いのですが、私立の小ぶりで収蔵品が素晴らしい美術館も好きです。ブリヂストン美術館がアーティゾン美術館になってから行けてないのでこれにも行ってきたいところです。三菱一号館美術館もいいですよね。東京の楽しみは、Musiumにあるんだよねぇ、とよく思います。

さて、今回の展覧会で、メイン展示?のコチラだけが写真撮影許可されていました。奥村土牛《醍醐》です。

今回行ってみたら、音声ガイドの貸し出しの代わりに、館内Wi-Fiに接続すると館内コンテンツが表示され、そこから音声ガイドに行ける形になっていました(ヘッドフォンでお願いします、で)。内容は、作品脇に掲示された解説の読み上げでしたが、細かい字を読むより音声の方がいい方も多いでしょう。数が少なめだったので、もっと充実してもらえることを今後期待したいです。

色々みていて、自分が好きだな、とか、そうでもないな、と感じた作品について、なぜそう感じるのかを言語化してみると面白いな、と思いつつ回っていました。色調とか、コントラストとか、色合いとか、背景と前景の置き方とか、画題とか、色々ありそうです。

展示を堪能したあとは、ミュージアムショップで色々お買い上げ。ここのグッズは上品で好きなものが多く、つい色々買ってしまいます。

そして、訪問したからには外せない、カフェでコラボの和菓子とお茶のセットを。うーん、幸せ。

美術館自体の訪問もとても久しぶりで、こういう時間って自分の幸せに大事だな、を噛み締めた数時間になりました。